やめるときもすこやかなるときもの無料動画を1話からフル視聴する方法【最終回まで】

やめるときもすこやかなるときもの動画を無料視聴する方法

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やめるときもすこやかなるときもの見逃し動画まとめ

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<見逃し動画>最終回(第10話) 3月24日放送
 
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最終回(第10話)の公式あらすじ

スピーチの途中で突然声が出なくなりざわつく人々の中、呆然と立ち尽くす壱晴(藤ヶ谷太輔)。個展の案内を受け取った桜子(奈緒)は封筒の中に手紙が添えられていることに気づく。手紙には、「桜子の椅子」が完成したこと、そこに込められた壱晴の想いが真摯に綴られていた。読み終えた桜子は店を飛び出し、個展の会場へと急ぐ。

会場の一番目立つ場所に「sakurako」と展示されている一脚の椅子。桜子はその椅子にゆっくりと腰掛け、手紙に綴られた壱晴の言葉を思い出し、涙を流す。会場を見渡して壱晴の姿を探していると、柳葉(五関晃一)から、声が出なくなり出て行ったと聞かされる。桜子は柳葉の言葉を最後まで聞かずに会場を飛び出して…。

会場の一番目立つ場所に「sakurako」と展示されている一脚の椅子。桜子はその椅子にゆっくりと腰掛け、手紙に綴られた壱晴の言葉を思い出し、涙を流す。会場を見渡して壱晴の姿を探していると、柳葉(五関晃一)から、声が出なくなり出て行ったと聞かされる。桜子は柳葉の言葉を最後まで聞かずに会場を飛び出して…。
 
<出典>やめるときもすこやかなるときも 公式

最終回(第10話)のネタバレはここをクリック
新作「sakurako」

須藤壱晴の個展の招待状が本橋桜子のもとに届いていた。実家に届いたため、一人暮らしを始めた桜子は、最終日まで知らなかった。

招待状には、手書きの手紙も同封されていた。手紙には、桜子の椅子ができたこと、桜子のためだけを思って作った椅子だということが書かれていた。

その手紙を読み、上着も持たず、個展会場へ急ぐ桜子。タクシーで急ぐように伝え、桜子が会場に着いたときには、もう誰もいなかった。

ただ、その会場の家具や椅子は、そのままに陳列してある。桜子は、一人会場の作品を見て回っていると、手紙にあった新作「sakurako」が目に入る。

自分だけのために壱晴が作った椅子。そっと桜子は、その椅子に座ってみる。すると、壱晴の思いが伝わるようで、優しく抱かれるように安心する。

会場に誰かいないか、探していると、兄弟弟子の柳葉優太に初めて会う桜子。挨拶もなしに壱晴の所在を確認するが、先程、声がまたでなくなってしまい、一人で出ていってしまったという。

壱晴は、一人街を彷徨っていた。ある歩道橋の上から、叫んでみるがやはり声が出ない。一方、桜子は、壱晴を探して、走り回っていた。慣れないヒールで走る姿が、ふと壱晴の目にとまる。

だが、歩道橋の壱晴には気づかずに遠ざかっていく。壱晴は桜子のことをこれまでになく、強く思った。そのとき、壱晴は「桜子!」と叫んで、桜子を振り向かせたのだった。

 
全然ダメじゃない

歩道橋を降りたところで、向き合う二人。桜子が椅子に座った感想を壱晴に告げる。この場所は、自分の味方だと思ったと。

桜子は、初めて「壱晴さん」と呼びかけ、壱晴の荷物を半分背負わせてもらえないでしょうかと頭を下げる。

これをプロポーズではないと分かり、壱晴は、桜子の手を取り、立たせてやる。そして、あなたと生きていきたい、結婚していただけませんか、と改めて求婚する壱晴。

すると、辺りに雪がちらつき始める。壱晴は、上着を桜子に着せて、僕ではダメでしょうか、と出会ったころにやったやり取りをまた繰り返す。

あのときのことを思い出し、桜子も、全然ダメじゃないですと言って、二人は改めて抱きしめ合うのだった。

後日、桜子の実家・本橋家に、改めて挨拶に来た壱晴と桜子。もうすでに2時間も待ちぼうけを食らっている。桜子の父・勝己の帰りを待っているのだ。

母の幸枝、妹・桃子もおり、万全を期す構えである。そこへ勝己が帰って来る。壱晴たちの前に渋々座る勝己。

すると、土下座をした壱晴が桜子と結婚すると頭を下げる。これに対し、勝己は、普通結婚させてくださいだろうと言って、殴りかかろうとする。

その間に割って入る桜子。止めに入った拍子に桜子を殴ってしまう勝己。そのとき、その勝己の頬を張って、止めたのは母・幸枝だった。

 
世界一幸せに

いい加減にしなさい、と一喝する幸枝。これに、ショックを隠せない勝己。そして、勝己は、こんはずじゃなかった、桜子を世界一幸せにするはずだったと本音をこぼす。

それを聞いて、壱晴は、桜子を大切に育ててくれて、心から感謝していますと改めて勝己に敬意の言葉を告げる。すると、まだ素直になれない勝己は、憎まれ口を叩いて、上着も持たずに出ていってしまう。

壱晴と桜子は、勝己の上着をもって、あとを追う。勝己が一人寒空の下、涙にむせぶ姿を見つけ、桜子はそっと駆け寄り、上着を父に掛けてやるのだった。

個展が成功したこともあって、注文が入るようになり、工房も活気ずいてきた。壱晴と桜子は、一緒に暮らし始めた。桜子はあまり男性経験がないために、それに慣れていくためのものでもある。

そんなある日、壱晴は、工房の帰り道に、元カノの大島真織の幻が見えてしまう。だが、今の壱晴には、桜子がいる。

壱晴は、真織のいない世界で生きていいかなと別れの言葉を告げる。すると、真織は優しく微笑んでから、壱晴の目の前から消えていったのだった。

最終回(第10話)の感想はここをクリック
ついに最終話を迎えた過去に縛られ苦悩する壱晴と、今の自分を受け入れられない桜子のラブストーリー「やめるときも、すこやかなるときも」。

結果として、ハッピーエンドに終わり、本当によかったと思う。

壱晴は、家具職人という特殊な職業であることもあり、そんな世界で神経を研ぎ澄ませて、必死に生きている。

そんな繊細な人間だからこそ、「記念日反応」という苦しみを背負ってしまったのだと思う。

そして、その苦しみから救ってくれたのが桜子だった。桜子は、自分を変えたい、自分さえ変われば、幸せになれる、と妄想を抱いていた。

ところが、そうではなかった。桜子が変われたのは、壱晴の苦しみに触れてから、壱晴に恋をして、家族の愛に触れて、周りの人達に支えられて変われたのだ。

自分が支えられていることがわかったからこそ、桜子も壱晴の荷物を半分背負って生きていこうと決心したのだと思う。

しかし、印象的だったのは、プロポーズのシーン。ここで、壱晴に桜子が土下座をする。女性が男性に土下座をして求愛するなんて、かなり斬新な演出であったと思う。

これによって、そのあとの壱晴の桜子に対する、一挙手一投足がとても優しく、愛情あふれる、感動的なシーンに繋がったのだと思う。

<見逃し動画>第9話 3月17日放送
 
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第9話の公式あらすじ

これからは自分を認められるようになりたいと、目の前の仕事に全力で取り組む桜子(奈緒)。そんな矢先、壱晴(藤ヶ谷太輔)から、新しい椅子の作成をやめると連絡がありショックを受ける。壱晴は、哲先生(火野正平)が再び倒れたと聞き、病院に駆けつける。そこで「ここにはもう来るな。早く桜子さんの椅子を作れ」と息を切らしながら訴える哲先生の姿を見た壱晴は…。

一方、風邪を引いて寝込んでいる桜子。看病する幸枝(手塚理美)は桜子に「これからは自由に生きて欲しい」と伝える。思わず当たってしまう桜子だが、「守ってあげられなくて、ごめんなさい」と頭を下げる母の姿に何も言えない。再び病院を訪れる壱晴。そこで「桜子の椅子」はもう作れないと諦めていた壱晴は哲先生の最高傑作「oubli」に込められた想いを知る。壱晴は、桜子へ想いを馳せ、再び椅子作りに取り掛かる…。

8か月後。「桜子の椅子」を完成させ、ようやく師匠にも認められた壱晴は、個展の開催を決意する。一人暮らしを始めた桜子は、妹の桃子(浅見姫香)から実家に届いた郵便物を受け取る。そこには壱晴の個展の案内状が…。
12月10日、個展最終日。桜子への想いをスピーチする壱晴の声は…。
 
<出典>やめるときもすこやかなるときも 公式

第9話のネタバレはここをクリック
個展中止

家具職人・須藤壱晴と別れた本橋桜子は、仕事に対して、全力を注ぐようになっていた。桜子は、元の自分には戻るつもりはなかった。壱晴と出会う前の元の自分に。

壱晴に桜子からメッセージが届く。それは仕事の連絡だった。桜子の担当するカタログ作成について、載せるはずの新作の進捗状況とカタログ用の写真撮影の連絡である。

壱晴から桜子へ返信がくる。そこには、別れた際には、熱心に作っていたはずの新作を作ることは中止したとあった。

完成を楽しみにしていたこともあり、桜子は動揺を隠せない。そして、カタログの写真撮影の当日。

松江で別れて以来の再会になる二人。よそよそしい挨拶で、工房に出迎える壱晴。工房に撮影機材が運び込まれ、カタログに載せる家具の撮影が始まる。

カタログの納品日を壱晴に告げる桜子。たしか個展が開かれるのには間に合うはずだ。

ところが、壱晴は、個展の開催も中止にしたのだと言う。だから、納品はいつでもかまわないらしいのだ。

そんなとき、壱晴のところにある電話が入る。師匠の佐藤哲が、また倒れて病院に搬送されたという。

搬送先の病院に駆けつける壱晴。病室の外には、すでに元兄弟弟子の柳葉優太が待っていた。

壱晴と優太に哲の家族が状況を説明する。なんでも、手の施しようがないほど、病状は悪化しており、あと半年もつか、という状況らしい。

そんな状況でも、哲は壱晴の顔を見ると、桜子の椅子を作れ、できるまで来るな、と言って、壱晴を追い返すのだった。

 
解放された桜子

桜子は、風邪を引いて寝込んでしまった。壱晴の個展が’中止になったことがショックだったせいもあるだろう。

看病をしに母・幸枝が部屋に来て、桜子に語りかける。

桜子に甘えるのはもうやめる。妹の桃子が同居をしてくれることになった。桃子は、桜子を実家から解放してあげてほしいと言ったらしい。

だから、桜子は自由に生きて幸せになっていいのだと。

しばらくして、出来上がったパンフレットが壱晴のもとに届いた。パンフレットを工房で一人1ページ1ページめくっていく。

そこには、桜子の壱晴に対する思いが、細部に渡って込められていた。それを見て、壱晴は、その思いが痛いほどに感じられ、桜子への思いが溢れてくる。

そして、壱晴は、溢れた桜子への思いをデザインにして、ノートを取り出して一心不乱に描き始めたのだった。

 
12月10日・個展最終日

そして、8ヶ月後。哲の病室に優太が見舞いにやってくる。優太は、壱晴とはもう8ヶ月も音信不通だという。

壱晴に追い詰めつるようなことを言った優太は、哲に打ち明ける。自分が悪いのだと。

そこへ壱晴が慌ただしくやって来る。真っ先に哲に新作のレプリカを見せる。壱晴は、これを哲に見せ、これが自分が作りたい椅子だと言う。

レプリカを手にとった哲は、こういうのが見たかったと言って、初めて壱晴の作品を認めたのだった。

これで安心したのか、その後間もなくして、哲は亡くなった。工房で壱晴と優太二人で、哲の写真を前にして、哲の好きだった酒を酌み交わす。

哲は、優太のいないところでは、優太の道具使いは凄いと褒めていたことを初めて語る。

すると、優太は、また職人として、ここに置いてもらえないか、と懇願する。

これに対して、壱晴は個展をやることにしたから、優太にも手伝ってもらわないと、と笑顔で応える。

今日は12月10日。桜子は、家を出て一人暮らしになっていた。桃子に実家に届いていた郵便物をまとめて受け取る桜子。

見ると、その中に壱晴の個展の招待状が含まれていた。それには12月10日15時までと書いてある。

個展会場で、壱晴は、最終日のスピーチを来場者の前で話し始めていた。そして、桜子のことを語りだした、そのとき、また壱晴の声が発声出来なくなってしまうのだった。

第9話の感想はここをクリック
過去のトラウマと戦う家具職人・壱晴と今の自分を受け入れられない桜子のラブストーリー「やめるときも、すこやかなるときも」。

とうとうこのドラマも9話を数えた。次回で最終話を迎える。今回のエピドードでは、別れてもお互いの存在が、それぞれに前へ進むことができたというところだった。

壱晴は、一旦中止にした新作を作り個展を開くことができた。死ぬ間際に、師匠の哲に作品を初めて認めてもらえた。

一方、桜子は、家族に理解を得て、家を出ることができた。当初、言っていた結婚したわけではないのだが、本編の言葉を引用すると「自由」になった。

だが、これだけでは、まだ不完全だったのだろう。自分では治ったと思っていた、壱晴の声が12月10日、発せられなくなってしまう。

壱晴のこの危機的状況を救えるのは、おそらく桜子だけではないだろうか。

ハッピーエンドを期待してしまうのはやまやまだが、少なくとも悲しい結末は迎えてほしくない。

どのように、桜子は、壱晴を支えていくのか。まず、鍵となるのは、新しく作った椅子に桜子が座ることではないだろうか。

いずれにしても、次回の展開に大いに期待したいと思う。

<見逃し動画>第8話 3月10日放送
 
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第8話の公式あらすじ

松江で桜子(奈緒)と別れた壱晴(藤ヶ谷太輔)のもとに哲先生(火野正平)が退院したという知らせが入る。東京に戻り、柳葉(五関晃一)の店を訪れた壱晴は、哲先生には今でも想い続けている一人の女性がいることを知る。

桜子は、後悔はしていないと強がりながら、前に進もうとしていた。壱晴を諦め次の人を選ぶという桜子を合コンに誘う彩芽(金澤美穂)。そこで桜子は、壱晴の真織(中井友望)に対する想いを理解できた気がすると彩芽に打ち明ける…。
一方、壱晴は覚悟をもって向き合ってくれた桜子のために、必ず椅子を完成させると宣言する。悪戦苦闘する壱晴は哲先生に連れられ、とある場所を訪れる。そこで、哲先生の代表作「oubli」が一人の女性のために作られた椅子だったと知り…。

工房に戻った壱晴は、完成させた「桜子の椅子」に腰を掛けてみるが自嘲のような笑いがこみあげる。ベストを尽くしたはずの「桜子の椅子」は「oubli」の足もとにも及ばず、壱晴は「桜子の椅子」を壊してしまう。これからも哲先生の作品を再生産していくだけだと、すべてを投げ出した壱晴に柳葉はずっと抱えてきた本音をぶつける…。
 
<出典>やめるときもすこやかなるときも 公式

第8話のネタバレはここをクリック
材木問屋の娘

松江で、一人になった須藤壱晴は、途方に暮れていた。すると、そこに元兄弟弟子の柳葉優太から電話が入る。

師匠の佐藤哲が検査を終え、退院するという。急いで帰京して、優太の店に駆けつける壱晴。

心配する壱晴に大丈夫と言わんばかりに、タバコを吸いながら、酒を飲もうとする哲。しかし、グラスの中身は、優太が気を利かせ、水である。

哲は哲で壱晴が心配だった。壱晴に本橋桜子と上手くいっているか、とすぐさま聞いてきた。答えられない壱晴に哲は、情けねえなと残念な様子。

しばらくすると、哲の妹が慌てて店にやって来る。哲を連れ戻しに来たのだ。素直に帰って行く哲。そして、哲の妹は、壱晴になにか言おうとするが何も言わない。

哲が店を去り、優太は、哲が昔材木問屋の娘と結婚直前までいき、親が決めた婚約者がいたため、破談になったことを、壱晴に話す。

優太は桜子と、本当にダメになったのか、聞きただす。壱晴は、それに頷き、桜子の椅子は作るという。

一方、桜子は、親友の水沢彩芽に壱晴と終わったことを報告する。一緒に元カノの墓参りまで行ったのに、壱晴の気持ちには近づけなかったという桜子。

彩芽に向かって、自分のこと好きって言ってくれる男を見つけると宣言する。それを聞いて、合コンでもやるかという話になってしまう。

 
桜子の椅子

ある日、新作の図面を描きながら思い悩んでいる壱晴のもとへ、哲がやって来る。今日は休みにして、あるところに付いてこいという哲。

向かった先は、材木問屋。仏壇に先代の遺影とその妻と思われる女性の遺影が並んでいる。

その女性がだれなのか、哲は教えてくれない。不意に、哲は壱晴に、迷ったら木に触れと諭す。

そして、壱晴は桜の木の肌触りに気をとられる。壱晴に、哲は言う。

「作った家具で、大切な人を支え続けることができる。桜子の椅子、見せてやれよ。桜子さんに」

それから、桜子のため、椅子の製作に熱中して取り組む壱晴。寝起きを工房で昼夜なく、作業をする。哲も心配し、様子を見に来る。その必死さが伝わったのか、お前変わったな、と言われ、ほっとした表情を見せる壱晴。

ようやく、桜子の椅子が工房で完成したころ、桜子は彩芽と一緒に飲み屋にいた。口では、彼氏を探しにきたとは言っても、気持ちがついてこない。

こうして、壱晴のことがまだ好きな自分に気づき、やっと桜子は、壱晴のこれまでの苦しみや悲しみを理解できたのだった。

合コンを早々に抜け出し、帰宅する桜子。妹の桃子が壱晴と別れたばかりの桜子を慰めようとする。

そんな桃子に桜子は言う。「もう誰も好きになれない」と。

 
最高の出来

完成したかに見えた椅子だが、どうも違和感がある。そう思った壱晴は、例の材木問屋に足を運ぶ。

材木問屋の主人に声をかけられ、哲が以前作った椅子を目の当たりにする。その椅子は、主人の母が生前に使っていたもので、事故で足を悪くしていても、この椅子にだけは座ることができたという。

大切な人を支え続けることができる。それがまさに具現化されたのが、その椅子だった。

工房に戻った壱晴は、自分の作った椅子に腰を下ろす。哲が作った椅子とはレベルが違った。そんな椅子で満足していた自分が情けなくて、笑ってしまう。

ある日のこと、優太が工房にやって来る。今までで、最高の出来という桜子の椅子が置いてある。

もう桜子には見せたのかというと、まだ見せてないという壱晴。人の気持により添えない自分が作った椅子が、桜子を支え続けることはできないというのだ。

いつになく、投げやりな態度に優太は、辞めないよな、と問いただす。すると、壱晴はこれから、自分のオリジナルではなく、哲の作品を作るだけだという。

それなら、自分がこの工房をもらってもいいかと優太は言う。そして、こう続けるのだった。自分が家具職人を辞めたのは、哲が壱晴に工房を継がせたから。

哲は、壱晴のことを優太の前では評価していた。しかし、本人の前では決して褒めない。それは、職人が思い上がったらそれでおしまいだから。

そう言って、優太は雨のなか工房を出て行くのだった。

第8話の感想はここをクリック
過去に囚われ過ぎて、記念日反応に悩む男・壱晴と、結婚して家を出れば、自分を変えることができると信じて疑わない桜子のラブストーリー。

今回で8話を数え、終盤にさしかかり、二人の考え方が少しずつ変わっていることに注目したい。

まず、壱晴は過去の恋人・真織のことを人知れずひた隠しにしていた。だが、境遇の似た桜子との出会ったことで、それを始めて他人に話すことができた。

こうして、自分の気持ちを話すことによって、桜子を通して、真織を忘れられない自分に気づく。

これに対し、桜子は、そんな壱晴の気持ちを汲んで、別れてしまう。ところが、別れたあとで、壱晴のことを忘れることができない桜子は、壱晴の真織を思う気持ちを身にしみて実感する。

壱晴は、桜子のためにと思っていたが、まるで違う椅子の出来に、愕然とする。自分の気持が作品に出てしまうのだ。

このままでは、お互いに気持ちがすれ違ったままである。どちらかが、少しずつでも思いやりと優しさをもって、より添えられたら、とは思うが、それを周りの環境がそうはさせない。

壱晴は、家具職人で、師匠には遠く及ばない。桜子は、家に帰れば、墓力を振るう、働かない父を見捨てることもできない。

物語は佳境を迎え、予告では、もしかしたら壱晴の師匠・哲の命が危ないかもしれない。ここへ来て、新たな局面に立つ二人の関係の変化を見守っていきたいと思う。

<見逃し動画>第7話 3月3日放送
 
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第7話の公式あらすじ

壱晴(藤ヶ谷太輔)は桜子(奈緒)に、一緒に松江に行かないかと提案するが、断られてしまう。一人ででも松江に行こうとする壱晴だったが、真織の事故が脳裏をよぎり、なかなか前に進むことができない。
「前に進みたい」という言葉を口にしながらも、過去を拭い去れない様子の壱晴。そんな心情を理解できない桜子だが、想いを断ち切ることもできず「好きすぎて、一緒にいると虚しい」と涙を流す。

桜子が家に帰ると、母・幸枝(手塚理美)の顔には痣が。父・勝己(遠山俊也)と一緒にいることに限界を感じたことはないのかと尋ねると、幸枝は何度もあると答える。それでも、弱い勝己を一人にできないし、そばにいることは自分にしかできないと話す。そんな、幸枝の想いを知った桜子は、過去を打ち明けてくれた壱晴と向き合うために、ともに松江へ行くことを決意する。

松江に到着した壱晴と桜子は、真織(中井友望)との思い出を巡る。桜子は、真織を思い出す壱晴の姿からどうしても目を背けてしまう。墓参りを終え、宍道湖を見つめる二人。「これでやっと前に進めるね」と明るく振舞う桜子に壱晴は、気づいた自分の本当の想いを、率直に桜子に伝える。そんな壱晴の想いを知った桜子は…。
 
<出典>やめるときもすこやかなるときも 公式

第7話のネタバレはここをクリック
好きすぎて虚しい

本橋桜子は、会社に昨日と同じ服で出勤していた。昨夜、須藤壱晴の家に泊まるつもりだったが、家を飛び出してしまったからだ。

また、それを見て、親友の水沢彩芽に壱晴と何か良からぬことがあったのではと、気を遣わせてしまう桜子。

一方、壱晴は、一人で松江に行こうと、航空券の手配をしようと思うが、手が震えてしまうほど、不安になってしまう。

そんな壱晴は、元兄弟弟子の柳葉優太の店で酔いつぶれている。酔っ払って、胸に穴が空いているようで、誰と寝ても埋まらないんだとつぶやく。

桜子なら、その穴を塞いでくれると思って、真面目に付き合ったんじゃないないか、と優太がいう。だが、壱晴は、もう会ってくれないかもと女々しいことばかり言って潰れてしまう。

桜子も彩芽と飲みながら、壱晴について相談する。過去に囚われすぎて、言っていることとやっていることが矛盾している壱晴がわからないと、桜子は言う。

ここは、手っ取り早く、壱晴と寝てみては、と打開策を持ちかける彩芽。すると、桜子は、こう言って涙を浮かべる。

「好きすぎて、一緒にいると、虚しい」と。

1日ぶりに帰宅する桜子。昨日外泊したせいか、顔に傷を作った母が内職をしている。桜子は、そんな母を見て、もう限界だと思ったことはないのかと聞いてみる。この問いに母は、こう応える。

「あんな弱いお父さんを一人にはできない。お父さんのそばにいれるのは、お母さんにしかできないことじゃないかな」と。

 
まかせてください

眠れない桜子。そして、朝まで一睡もできなかった。カーテンを明けて、覚悟を決めた様子。

同じように、眠れない夜を過ごしていた壱晴に桜子からメッセージが届く。

「二人で松江に行こう」と。

松江に到着する二人。観光に来たわけじゃないから、と桜子は、予定をすべて壱晴に委ねる。

二人はひとつひとつ、壱晴と大島真織の思い出の場所を回っていく。

一緒に歩いた道、一緒に勉強した図書館、座って夢を語り合ったベンチ、楽しく笑って語らいあった喫茶店、そして、二人で写真を撮った嫁ヶ島が見える宍道湖。

一通り巡ったあと、真織がバイトしていたビジネスホテルに入る。かつての同級生の堀内と再会する壱晴。

壱晴は、堀内に真織のお墓の場所を調べてもらっていた。そのメモを受け取る壱晴。そして、二人の泊まる部屋は別々になっていた。

二人は、松江でも眠れない夜を送る。壱晴は、真織が交通事故にあった夢を見て、飛び起きる。

そして、桜子は眠れないで、ロビーで座っていると、堀内が声をかける。

「本橋さんと一緒だから来れたんです。どうかあいつを救ってやってください」と頭を下げる堀内。

これに対し、桜子はキッパリとこう応える。「まかせてください。わたし、このためだけに来たんです」と。

 
恋じゃなかった

堀内に教えてもらった場所で、真織の入っているお墓を見つける二人。誰もお参りには、来ないのだろう、枯れ葉が所々のっていて、掃除が全くされていない。

桜子も手伝い、お墓の回りをキレイにし、初めて線香をあげ、手を合わせる壱晴。その帰り、見覚えのある路地にさしかかり、足早に真織の家を探す壱晴。

そして、当時見たことのなかった真織の住んでいた家を見つける。おそらく、いまは空き家になっているのだろうか、郵便受けも地面に落ちている。

最後にまた宍道湖を訪れる二人。嫁ヶ島を見ながら、桜子が切り出す。

「これで、わたしたちやっと前に進めるね」と。

しかし、これに対し、壱晴は「ごめん」と頭を下げる。ここに来れば、気持ちの整理がついて、前に進めると思った。

だけど、違った。真織は壱晴のなかでまだ生きている。忘れようと思っていたけど、真織のこと考えない日がない。桜子といるときも。この気持は恋じゃなかったと壱晴は言う。

それを聞いて、桜子はこう告げる。

「須藤さんの声が出ればそれでいい。本気で好きになるって、こんなに楽しくて、こんなに辛いんだね。須藤さんにしか作れない、新しい椅子作ってね」と。

そう壱晴に告げると、桜子は一人背を向け、泣きながら松江を後にしたのだった。

第7話の感想はここをクリック
過去を忘れたくても忘れられない壱晴と今の自分を変えたい桜子のラブストーリー。今回が第7話目ということで、物語も佳境に入ったところである。

最終話に向け、二人は一旦関係を解消してしまう。この関係が今後の展開で修復されるのか、注目すべき点になるだろう。

以前、結婚はしないと壱晴は言っていた。そのときは、特に理由はないということだった。しかし、これは壱晴が、真織のことを忘れるか、吹っ切れない限り、特定の相手との交際や結婚はできないということだろう。

また、壱晴は桜子に恋はしていなかったと言う。別に恋愛しないと結婚できないわけじゃない。現実的に割り切って、結婚することも可能ではないだろうか。

彩芽や優太が今回同じようなアドバイスを二人に言っていたのは、印象深い。いささか、下品な話になるが、二人にはまだ肉体関係がない。

気持ちをなんとか横に置いて、肉体関係を持てば、なにか二人の関係にも変化があるのではないか。

フィクションであるドラマをリアルに語っても虚しいばかりだが、二人の関係がこのまま終わってしまうのでは、あまりにも儚いラブストーリーということになる。

次週、どんな展開でもいい、少しでも二人が前に進めたらいいなと思いつつ、放送を待ちたいと思う。

<見逃し動画>第6話 2月25日放送
 
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第6話の公式あらすじ

壱晴(藤ヶ谷太輔)の声が出なくなる原因となった過去を知り、表情を曇らせる桜子(奈緒)。過去と向き合い、前に進めたと思っていた壱晴だが、哲先生(火野正平)から「お前は何も変わっていない」と突き放される。椅子のデザインに行きづまった壱晴は桜子に、椅子に座って何をしたいか尋ねるが、何も思い浮かばない桜子は「もし真織さんなら、数学の勉強がしたいって言うんだろうね」と口にしてしまう。

真織(中井友望)と自身を比較し、卑屈になっている桜子。柳葉(五関晃一)の店で黙々とデザイン画を描いている壱晴は柳葉から、誰のために椅子を作っているのかと問われるが、言葉をつまらせる。

真織のことを気にして落ち込んでいた桜子だったが、彩芽(金澤美穂)から「今の桜子キレイだよ、もっと自信持ちなよ」と背中を押され、壱晴のもとに駆けつける。しかし、うたた寝をしていた壱晴が、寝言で真織の名前を呼んでしまい…。
ショックを受け、部屋から飛び出した桜子に、壱晴は一緒に松江に行かないかと提案するが…。
 
<出典>やめるときもすこやかなるときも 公式

第6話のネタバレはここをクリック
何も変わってない

本橋桜子は、須藤壱晴の声が出なくなることについて、話を聞いた。

壱晴の話が済むと、桜子は呆然自失の状態。「大変だったね」などと同情はしてみるが、気持ちがついていかない。

桜子は、家に帰ってもそのことが頭を離れない。壱晴が作った椅子に桜子が腰掛け、亡くなった壱晴の元カノ・大島真織の好きな数学の勉強をするのに作ったという、壱晴の夢までも見るのだった。

一方、壱晴は、元兄弟弟子の柳葉優太と師匠の佐藤哲の見舞いに来ていた。哲は、自宅のアパートで倒れ、検査のため入院をしていたのだ。

壱晴は、哲に新しいデザイン画を見せてくれと言われる。壱晴は、彼女に誰にも話していない過去のことも話したと、言ってデザイン画を哲に見てもらう。

しかし、壱晴はなにも変わってないと、壱晴の予想を裏切る酷評を受けてしまう。見舞いの帰り、優太は、気にするなと壱晴を励ますものの、壱晴は焦るばかり。

そんなとき、仕事で桜子が壱晴の工房を訪れる。壱晴は、桜子のために作る椅子について、椅子に座って何がしたいかとキツく問い詰めてしまうのだった。

 
父が買ってくれた勉強机

何をしたいか、何も思いつかなかったという桜子。勢いあまって、真織なら椅子に座って数学の勉強がしたいって言うのかも、と酷いことまで言ってしまう。

桜子は工房からの帰り、自分がなぜあんなこと言ったのかと、自己嫌悪になっていた。

そんなとき、実の妹で先に結婚して家をでた朝倉桃子に呼び出される。妹に対して劣等感しか持てない桜子に対して、桃子は桜子が羨ましいという。

なぜなら、父親は桜子にだけ勉強机を買ってやり可愛がっていたのに、桃子には買ってくれなかったという。

一方、壱晴は、優太のやっている飲み屋で、一人飲んでいた。カウンター越しに優太が言う。

「ちゃんと前に進めているんじゃないの?」と。

そして、桜子とちゃんと向き合っているから、過去のことを知ってもらいたくて話したのではないか、と壱晴の図星をつく。

そのころ桜子は、会社に戻っていた。上の空でいる桜子に対して、親友の水沢彩芽が言う。

「キレイだなと思って。やっぱ、恋する女は違うね」と。

元カノの話を聞いて、それどころじゃないという桜子。相手が桜子だから、こんなことを言うのだ、本当のことを言えるんだよ、と彩芽は珍しく真剣に告げる。

こうして、親友の言葉に励まされ、桜子は自信を取り戻したのだった。

 
真織の墓参り

優太の店でも、デザイン画を描いている壱晴。壱晴は、桜子のことを考えて今描いていたか、と優太に問われ言葉に詰まってしまう。

そして、桜子は、壱晴に今から会えるか、メッセージを送信する。そのとき、自宅から電話が入る。

帰りが遅くて、父が心配しているという母。間髪入れず、父の声でさっさと帰ってこいという怒鳴り声。

これを聞いて、桜子は、今日は帰らない、須藤さんの家に泊まるからと言って電話を切ってしまう。

足早に壱晴の家を目指す桜子。さっき送信したメッセージは、既読にならないまま、家の前にたどり着く桜子。

インターホンにも応答がない。電話をしても出ない。しかし、ドア越しに桜子が鳴らす呼び出し音が聞こえる。

意を決して、ドアを開けてみる。鍵はかかっていない。桜子は、声をかけながら、壱晴の部屋に入る。

そして、ソファで熟睡している壱晴を見つける。ソファの側に寄り添って、桜子が眠っている壱晴に語りかける。

「ごめん、せっかく心を開いて、向き合おうとしてくれたのに、須藤さんの気持ち、見ようともしてなかった」と。

壱晴に名前で呼びかけ、手を握る桜子。それを握り返し、壱晴が口にしたのは「真織」という名前だった。

それを聞いて手を放り出し、家を出て行く桜子。壱晴も、飛び起きて後を追う。なんとか追いつき、壱晴は桜子と一緒に真織の墓参りに行ってほしいと言い出す。

しかし、桜子は、それを拒否。真織のことを思い出している壱晴を見ることが、桜子には何よりも耐えられなかったのだった。

第6話の感想はここをクリック
交通事故で亡くした彼女を死んだのは自分のせいだと未だに苦しんでいる壱晴。その精神的ストレスから、声が出なくなるという記念日反応まで引き起こしている。

壱晴の彼女である桜子は、壱晴に記念日反応の原因となった交通事故のこと、彼女のことを壱晴から聞く。

そして、真織が頭から離れない壱晴にとっては、所詮桜子を真織の投影のように感じているのではないか、と疑心暗鬼になってしまう。

今回のエピソードでは、桜子が自信を失ってしまった。壱晴は、桜子ではなく、桜子に似ている真織を見ていたのだと思う。

そして、壱晴は、真織の墓参りに一緒に行ってくれないかと言う。これは、さすがに壱晴も冷静さを失った失言ではなかったかと思う。

いくら真織を忘れたいがためとは言え、これは桜子の気持ちをないがしろにし過ぎていると感じた。

だが、壱晴の気持ちも理解できる部分はある。何しろ、真織のことを話したのは、この11年の間に、桜子一人だけだったのである。

この壱晴の気持ちと、桜子が向き合うことができればいいのにと思うのだが。

次回の予告を断片的に見るかぎり、もしかして二人の関係は破局しているかのようなところも見受けられた。なんとか二人で試練を乗り越えてほしかったが、次週の展開に期待せずにはいられないものだ。

<見逃し動画>第5話 2月18日放送
 
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第5話の公式あらすじ

壱晴(藤ヶ谷太輔)は拭い去れない過去のことについて桜子(奈緒)に話し始める。
高校2年生の秋、松江で大島真織(中井友望)と出会った壱晴。働かない父に代わり、アルバイトをして家計を支えていた真織は、家から出たいという目標を持っていた。働きながら日々勉強に励む真織と比べ、幸せな環境で当たり前のように育った壱晴は自身の未熟さを痛感し、真織との距離を縮めたいと思い始める。

最初は突き放すような態度をとっていた真織だったが、次第に惹かれ合い、距離を縮めていく二人。そして、壱晴は真織の誕生日にデートに誘う。デートの帰り道、偶然現れた真織の父・大島勲(阪田マサノブ)に壱晴は「付き合ってはいません、今はまだ。でも、お付き合いするつもりでいます」と宣言する。勲は壱晴の言葉に激昂し、暴れ始め、真織に手を上げて…。

それでも父を見捨てることができないと、家から出ることを諦めかけていた真織に壱晴は、一緒に東京の大学に行こうと提案する。その言葉に真織は、声を上げて涙を流す。
12月10日、いつものように真織を送る壱晴。横断歩道のない道を渡ろうとする真織に声をかけるが、その声は掠れてしまい、届かなかった。その時、猛スピードでトラックが真織の方に向かってきて…。そして、壱晴の過去を知った桜子は…。
 
<出典>やめるときもすこやかなるときも 公式

第5話のネタバレはここをクリック
誰にも話してない彼女の事

家具職人の須藤壱晴は、彼女の本橋桜子に向かいあって、淡々と話しはじめた。自分の過去のこと、声がでなくなったことを。

壱晴が最初に好きになった大島真織に出会ったのは、高校2年生のときだった。父の仕事の都合で、大阪から松江に転校した。

そこで、最初に仲良くなったのが、親がビジネスホテルを経営している堀内だった。そして、真織はそこで清掃係のアルバイトをしていた。

真織は堀内とは幼なじみで、バイトをしているのは家庭の事情があるらしい。第一印象は、正直言うと、真織に同情していたかもしれない。

その年のクリスマス、壱晴の真織に対する感情が変わり始める。堀内の家で、クリスマスパーティを行い、部屋を片付けにきた真織とたまたま壱晴は二人きりになる。

クリスマスの日にバイトをしている真織に、壱晴は無神経にも、食べ残しのケーキを切り分けてやる。

真織は、一口食べてそのまま出ていった。真織のことが気になり、バイトを終わるまで裏口で待つ壱晴。

ようやくバイトが終わった真織が出てくる。真織と自転車で、二人並走して帰る壱晴。

そして、いつも通るという、見通しの悪い道で急に曲がろうとする真織を見て、壱晴は危ないから気をつけて、と注意する。

それに対し、真織は「大丈夫。お母さんみたいなことを言うね」と何食わぬ顔で言うのだった。

また、「家を出たい」という真織の気持ちがわからない壱晴は、段々と真織との距離を縮めたいと思い始める。

 
初デートの記念写真

ある日、壱晴はパンクした自転車を押す真織と偶然会う。これからバイトだという真織。壱晴は、バイトが終わるまでにパンクを直してもらってくると、半ば強引に自転車を預かる。

そして、バイトが終わる頃、また裏口で真織を待つ壱晴。修理代は、キッチリ払う真織。借りを作りたくないらしい。

パンクは直ったけど、ブレーキが効きにくいから修理が必要だと自転車屋に言われたことをそのまま伝える。

帰ろうとする真織に、家まで送ると壱晴がまた並走して、家の近くまで送っていく。しかし、家の近くまで来ると、「恥ずかしい」と真織が言うので壱晴は帰るしかなかった。

そして、これから毎日、心配だから送るという壱晴に、「ありがとう」と真織は言う。

3年になると、学校が終わってバイトが始まるまでの時間、二人で受験勉強を図書館でやるようになった。

「好き」とも「付き合ってくれ」とも壱晴は言えなかった。そんな真織の誕生日、ようやく二人はデートの約束をする。

二人で夕日を見ていると、偶然写真が趣味でカメラを抱えた壱晴の母親に遭遇する。その時に撮った写真が、桜子の見た二人の写真であった。

 
12月10日

デートの帰り、いつものように家の近くまで来ると、真織の父親と壱晴は、鉢合わせてしまう。

真織の父親は、泥酔している。酔っぱらい絡んでくる父と壱晴の間に真織が入ったところ、真織に暴力を振るう父。壱晴は、真織を助けようとするが、真織は「もう帰って」と言う。

次の日、真織は、昨日のことを壱晴に謝る。すると、壱晴は、東京の大学に二人で行こうと言い出す。

東京には自分の祖父の家があるから、そこに住めば家賃の心配はないし、バイトしたお金は父に送ればいい、と全てが解決したかのように見えた。

ところが、12月10日。真織は、この日もバイトをしていた。バイト終わりに迎えに来た壱晴だったが、この日は風邪が治ったばかりで声が思うように出ない。

真織も壱晴を気遣い、今日は帰ってと促す。そこで、壱晴が途中で帰りかけたその時。

真織は、トラックにはねられ、亡くなった。壱晴は、何千回も何万回も、考えた。あのとき、声が出ていたら、ブレーキを直していたら、家の近くまで送っていたら、と。

それから、毎年真織の命日が近づくと、壱晴の声は出なくなってしまった。

ここまで、話し終わると、桜子が俯いて茫然自失の状態にあることに、壱晴は気づくのだった。

第5話の感想はここをクリック
今回、あまりにも深く悲しい過去を打ち明けた壱晴。その過去とは、壱晴の初恋の相手、大島真織とのことであり、またその彼女の死に関してのことだった。

生い立ちや家庭環境があまりにも桜子に酷似していた。確かに、話を聞きたいと言ったのは桜子だが、その受けたダメージは計り知れない。

働かない父親に暴力を振るわれ、家計を支えているのは自分。家を出れば、そんな惨めな自分を変えられると思っている。

しかも、そう思いながら、壱晴と一緒に家を出て自分を変えるという願いは、真織には叶えられなかった。

また、桜子の身に命の危険があるとは思えないが、ここまで境遇が似ていると、やはりこれは、桜子のなかでも壱晴と結ばれないことは、運命であると思いはしないか。

ましてや、自分が壱晴の支えになり、記念日反応を克服するなど不可能ではないか、などと疑心暗鬼になってもおかしくない。

さすがの桜子も、覚悟を決めて聞いていたのだろうが、ここまでの話とは想定していなかったのだろう。

予告でちらりと見えたところでは、桜子はどうしても真織に嫉妬してしまうと言う。これは、毎年命日には、必ず記念日反応によって、壱晴が真織のことを忘れることはないということに対しての嫉妬かもしれない。

もう亡くなった人への嫉妬。二人は、この困難な状況を乗り越えることができるのか。次回の展開に注目したいところである。

<見逃し動画>第4話 2月11日放送
 
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第4話の公式あらすじ

壱晴(藤ヶ谷太輔)の母の実家で、壱晴と女の子のツーショット写真を見てしまった桜子(奈緒)だったが、それについて壱晴には聞けず、相手の過去には『踏み込まないのがルール』だと自分に言い聞かせ思い悩んでいた。

本橋家ではいつものように暴れている勝己(遠山俊也)と、何もできずにただ見ているだけの幸枝(手塚理美)。リスクを恐れ、変わろうとしない幸枝にいら立ちを覚える桜子だが、『踏み込まないのがルール』とつぶやく母を前に、自分もまた同じであると自覚する。桜子は、そんな自分を変えるために壱晴に声が出なくなる理由と、写真の女の子のことをいつか聞かせてほしいと伝えるが…。

休憩中の壱晴のもとにやってきた柳葉(五関晃一)。工具を扱い生き生きとした様子の柳葉に壱晴は、なぜ家具職人を辞めたのかと尋ねるがはぐらかされる。そして、柳葉から声のことを聞かれるが話そうとしない壱晴。そんな中、哲先生(火野正平)が倒れたという知らせが入る。すっかり弱ってしまった哲先生の姿を目の当たりにした壱晴は、桜子に拭い去れない過去のことを話す覚悟を決め、語り始める…。
 
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踏み込まないのがルール

須藤壱晴の母の実家に呼ばれた本橋桜子は、リビングで壱晴のアルバムを見るうち、一枚の写真が目に入る。

そこには、高校時代の壱晴と彼女らしき女性と二人だけの写真があった。桜子は、そこで思わず、手を止めてしまう。

桜子は、その女性が誰なのか、もちろん知りたかったが、聞けずにいた。それに気づいた壱晴も話そうとはしなかった。

家具職人の壱晴は、個展の準備と新作の椅子作りに没頭していた。その新作のなかでも、桜子のために作る椅子は、特別な思いがある。

桜子は、壱晴の母の実家で見た写真のことを、同僚の水沢彩芽に話していた。もし、その女性が元カノなら、その話を聞くのは、壊れかけの廃墟に踏み込むようなものだという。

踏み込んだら最後、大怪我をすることになるという意味である。桜子は、そう言われて納得していた。踏み込まないのがルール。そう自分に言い聞かせる桜子。

とは言うものの、桜子は気になっていた。会社の残業の合間に、「元カノを忘れられない男の特徴」などをインターネットで検索してしまう。

残業から桜子が帰ると、ものが壊れる物音が。慌てて、居間を見ると、父が皿を叩きつけたらしい。

「帰りが遅い!あの男と会っていたんだろ!」とまた酔っている父。何も言わない母に無性に腹が立ち、少しは父を注意してもいいんじゃないかと問い詰める。

すると、母は「踏み込まないのがルールだから」と言うのだった。

 
いつか聞かせてほしい

壱晴と桜子は、二人で初詣に出かける。二人並んで手を合わせる。帰り道、何をお願いしたか、と聞く桜子。

壱晴は、ここに桜子と来させてくれてありがとうと、お礼をしただけという。

今度は壱晴が聞き返す。すると、桜子は、母が幸せになりますようにと、お願いしたという。

桜子の母は、父を愛していないのに離婚しない。踏み込まないのがルールと、変わることを恐れている。

そんな母と桜子は、同じだった。自分を変えたいと言いながら、変化を怖がっていた。意を決した桜子は、こう告げる。

「わたし、須藤さんが好きだよ。どうして声が出なくなるのか、あの写真の女の子のこと、いつか聞かせてほしい」と。

壱晴の工房に元兄弟弟子の柳葉優太が訪ねてくる。差し入れにカップ麺を持ってきたが箸がない。すると、優太は、楽しそうに箸を作り始める。

出来上った箸で二人カップ麺をすする。食べているうちに「壱晴はなんで12月10日になると声が出なくなるの?」と尋ねてくる。

「俺のことはいいよ」とはぐらかそうとする壱晴。そんな様子を見て優太はこう言う。

「見ていて痛々しいよ。一人で苦しんで家具を作っている。見えないなにかのために、魂を削りながら作っている気がするんだ」と。

 
始めて好きになったひと

工房からの帰り道、壱晴のスマホに悪い知らせが。師匠で一人暮らしの佐藤哲がアパートで倒れて、病院に運び込まれた。

急いで、入院先の病院に駆けつける壱晴。連絡をくれた佐藤の妹から、今薬で眠っている、精密検査をしてみないとなんとも言えないとのこと。

病室には佐藤が病衣を着てベッドに寝ている。壱晴が近づくと、気配を感じたのか、目を覚ます佐藤。無理に起きようとする佐藤を諌め、精密検査が必要なことなどを説明する。

手に点滴の管などがつながっているのをみて、佐藤はこう言う。

「壱晴、失敗した。昨日買ったいちご大福食っときゃよかった。惜しいことした」と。

そして、佐藤は再び眠りに落ちる。病院から帰る途中、桜子に電話する壱晴。

「明日が来ることは当たり前じゃない。伝えられるうちに伝えておきたいと思って。俺も変われてなかった。前に進みたいんだ」と桜子に告げる。

次の日、工房にやってくる桜子。壱晴のために、サンドイッチを作ってきた。打ち合わせなどで使うテーブルにいつものように、向かい合って座る二人。

壱晴は一口、サンドイッチを口にするが、先に話したいと言う。桜子は、ただならぬ空気に息をのむ。

すると、静かに壱晴がこう語る。「名前は真織。大島真織。俺が始めて好きになったひと。目の前で死んだ」と。

第4話の感想はここをクリック
次週、いよいよ壱晴の過去が明らかになる。「記念日反応」という心の傷を負って、それに苦しむ壱晴の過去が。

今回で4話を迎え、内容がかなり、重くなってきた感じが否めない。ある意味、恋愛ドラマではあるが、複雑な人間関係や、心の駆け引きなどはない。

あるのは、過去に縛られ、心の傷を抱えた壱晴と、冷えた家庭環境から逃れたい桜子のラブストーリーである。

次回は、今まで師匠にさえ話していなかった、壱晴の過去が本人の口から詳しく語られるようだ。

壱晴は、始めて好きになった大島真織という女性が目の前で死んだと言う。これを聞いて、桜子は、どのように思うのだろうか。

それまでの経緯も問題になるが、まず最愛の人を目の前で亡くすというのは、かなりの出来事であり、ちょっとやそっとで、そのトラウマが癒えるとは思えない。

桜子は、これを聞いてどのように感じ、どのように壱晴の支えになっていくのか。ただ、寄り添うだけでは、「好き」だけでは乗り越えられるものではないのではなかろうか。

桜子は桜子で、妹へのコンプレックスや父の家庭内暴力など、問題が山積して抱えている。そんななかで、壱晴に桜子の今を変えることができるのだろうか。

家具職人とOLという関係もあまり聞いたことがないけれど、二人だからこそできる愛の形を作っていって、是非ともハッピーエンドなラブストーリーを見てみたいものだと思う。

<見逃し動画>第3話 2月4日放送
 
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第3話の公式あらすじ

「付き合ってはいません…今はまだ。でも、お付き合いするつもりでいます」
暴れ出した勝己(遠山俊也)の前で交際宣言をした壱晴(藤ヶ谷太輔)。からかわれていると思った桜子(奈緒)だったが「本当に本橋さんと付き合いたいと思ってます」という壱晴の言葉を聞き、受け入れることに…。

恋人ができ幸せそうな桜子だが、彩芽(金澤美穂)との会話の中で、壱晴に「好き」とは言われていないことに気づき不安になる。
一方、柳葉(五関晃一)の店で飲んでいる壱晴は「つまり、好きな人ができたってことだよな」という柳葉の問いかけに言葉を詰まらせてしまい…。

仕事の打ち合わせの後、壱晴の家で会う約束をした二人。そこで、桜子は勇気を出して男性経験がないことを打ち明けると「桜子のペースでゆっくり進めていこう」と抱きしめられ…。
年が明け、1月4日。壱晴に誘われ、壱晴の母の実家を訪れる桜子。そこで見てしまった壱晴の昔の写真から目が離せなくなって…。
 
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ダメじゃない

「お付き合いするつもりでいます」と言う須藤壱晴は、初めて会う本橋桜子の父親にからまれてしまう。慌てて桜子は、壱晴を連れて家を飛び出した。

近くの川沿いの道まで来て、壱晴が上着を桜子に掛けようとすると、何か苛立った様子の桜子。

「からかうのは止めてください」と上着を避けてしまう。壱晴は、本気で付き合うつもりでいると言うが、桜子はどうしても信用できない。桜子は、壱晴が女性にだらしないことを知っていたからだ。

「変わりたいんです」と壱晴は言う。それをしっかり認めたうえで、自分を変えたいのだと言う壱晴に、桜子はこう続ける。

「私のことなんにも知らないですよね?」と言う桜子。厳しい表情で問い詰める桜子に対し、壱晴は、部屋も見たし、父親にも会った、桜子のことをもっと知りたいと思ったと嘘偽りない気持ちを告げる。

「僕じゃダメでしょうか?」と言う壱晴。上着を羽織らせてもらい、うれしさがこみ上げてきて「全然ダメじゃないです!」と桜子は快諾する。

晴れて付き合うことになった二人。だが、壱晴は桜子のことが「好き」かどうかはわからなかった。

そして、桜子は、パンフレット制作の打ち合わせのため、壱晴の工房を訪れる。そこで、壱晴が家具職人として生きる、新作を作るうえでの苦しみを桜子は初めて知ったのだった。

 
桜子の椅子

桜子はいつも作業に集中して、声をかけても気づかない壱晴に、桜子なりの言葉でエールを送る。

「よかったら、今夜うちに来ませんか?」と別れ際に壱晴が桜子に声をかける。仕事の話も、敬語もなしで、彼氏と彼女としてである。「よろこんで」と快諾する桜子。

その夜、桜子は壱晴の部屋で手料理を振る舞う。調理中、椅子のデザインに没頭する壱晴。

桜子の手料理を食べながら、壱晴は「桜子の椅子」という椅子のデザイン画を見せる。これを桜子のために作るという壱晴。

お金のことは気にしなくていいから、新作が出来るのは自分にとっても必要なことだと壱晴は言う。

食後に壱晴が淹れたコーヒーを飲む二人。「お父さんに打たれたのは、あの日だけ?」といつも無理をしている桜子の様子を見て、壱晴が言う。

昔は優しかったけど、桜子が高校生のとき、会社が潰れて、それからお酒が入ると時々、と父親のことを話す桜子。

「桜子の身体は打たれるためにあるわけじゃない」と言って壱晴は桜子に優しくキスをする。そして、壱晴が桜子の身体を押し倒したとき、桜子は咄嗟に壱晴をはね退けてしまうのだった。

 
アルバム

桜子は、怖かった。そして、恥ずかしかった。いままで彼氏は一人しかいなくて、いろいろなことが初めてである。壱晴は呆然としている。それを見て「重いよね」と言って立ち去ろうとする桜子。

そのとき、桜子は後ろから壱晴に抱きしめられ「ゆっくり進めていこう。桜子のペースで」と言われて、無言でうなずく桜子。

年が明けて、壱晴から連絡が入る。内容は、壱晴の母の実家に来てくれないか、というもの。

どう対応していいかわからないが、断るわけにも行かず、次の日壱晴と待ち合わせる桜子。

しばらく、歩く間壱晴は手を差し出し、桜子と手をつなぐ。手をつないで歩きながら、壱晴の家族のことなどを聞いてみる桜子。

これから行くのは母の実家で、母が祖父の介護をしている。壱晴の父は5年前に病気で亡くなっており、大学に入るまで父の転勤で日本中を転々としていた。

そこで、高校生のときの話になると、急に表情が曇る壱晴。それに気づき、心配する桜子だったが、これから作る椅子の話で、壱晴は誤魔化してしまう。

壱晴の母に挨拶する桜子。菓子折りを渡そうとするが、タイミングがつかめない。家に上がり、壱晴は祖父を見てくると言って席を外す。

そして、壱晴の母も祖父の容態を気にして、リビングからいなくなる。壱晴の母は、壱晴のアルバムでも見ていて、とアルバムを桜子に手渡す。

これまで見たことない壱晴の姿。赤ん坊のころから、アルバムのページを遡っていくと、高校生になるころ、壱晴が一人の女性と写っている写真が目に入り、手が止まってしまう桜子だった。

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まだ、3話ということで、断片的にしかわからない壱晴の過去。分かっているのは、今回わかった高校生のときの、おそらく壱晴の彼女がいたということ。

この彼女が12月10日になんらかの原因で亡くなったのだろう。それで心の傷を負い、「記念日反応」として声が出なくなるという症状が出てしまう。

これが前話のエピソードでは、11年前ということだった。そして、その詳細がまだ分からない。断片的に描かれていたのは、その彼女と思われる制服を着た女性が自転車に乗っている後ろ姿。

それから、印象的なのは、桜子のようにその彼女も、何者かわからないが、男性に暴行を受けていた映像もあった。

壱晴にとっては、10年以上も抱えている問題で、かなり辛い記憶であるらしい。その彼女を亡くした原因が自分にあると、未だに責めているかどうかは、今はまだわからない。

だが、1話で壱晴が「結婚はしません」と言ったのは、その責任を自分に課しているのではないだろうか。

そのときは、家具職人は不安定な仕事だと誤魔化していたのだが。また、声が出なくなるという症状にもなにかあるのかもしれない。

「記念日反応」は心身に不調をきたすということで、症状が決まっているわけではないらしいので、特に声が出ないことと、写真に写っていた彼女との関係や過去の出来事が、壱晴に記念日反応を起こしているのかもしれない。

<見逃し動画>第2話 1月28日放送
 
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第2話の公式あらすじ

声が出なくなった壱晴(藤ヶ谷太輔)を心配し、こっそり工房を訪れる桜子(奈緒)。壱晴の姿を探していると「壱晴の彼女のひとり?」と壱晴の師匠、佐藤哲(火野正平)から声をかけられる。買い出しに出かけていた壱晴が戻ってくると、今朝から声が出るようになったと知り安堵する桜子。二人は哲先生の計らいにより、一緒に昼食を食べることに。

そこで、壱晴の声が出なくなる症状が10年以上前から起こっていると知る。苦しそうな表情で話す壱晴を前にした桜子は衝動的に「今度お酒でもどうですか?」と誘うがあまりにも軽い返答の壱晴。不安になった桜子は、家に来ないかと約束を取り付けて…。
自分から誘ったものの、展開に取り乱している桜子。彩芽(金澤美穂)も心配するが、桜子は壱晴を知りたいという気持ちが強くなっていた。

一方、壱晴の元兄弟弟子、柳葉(五関晃一)の店で飲んでいる壱晴。哲先生は抱えている荷物を背負いきれていない壱晴を心配し「誰かに支えてもらえ」と言葉をかけるが…。
週末、桜子の家にやってきた壱晴。家に招き入れ、浮かれ気分の桜子だったが、そこに仕事に出かけていたはずの父・本橋勝己(遠山俊也)が帰って来て…。
 
<出典>やめるときもすこやかなるときも 公式

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彼女のひとり?

家具職人・須藤壱晴は、広告制作会社の営業・本橋桜子とパンフレットの打ち合わせ中、声が出なくなってしまう。

桜子は、壱晴が筆談で声が出なくなったことを知ると、慌ててしまい、救急車を呼ぶと大騒ぎ。壱晴は、引き続き筆談で「大丈夫です。打ち合わせを続けましょう」と落ち着いている。

桜子は、心配ではあるが本人が言うのなら、と打ち合わせを続けることになる。

打ち合わせが終わり、桜子は、自宅にあるPCで「声が出なくなる原因」を調べてみる。ヒットした内容は、ストレスや心の傷が要因であるらしい。

壱晴との打ち合わせのお礼のメールを桜子は送ろうとするが、その文面が壱晴を気遣うあまり、いわゆる「重い」内容になってしまい送信できない。

すると、大きな物音がする。桜子は、急いで階下に行くと、酔っぱらいの父が母親に暴力を振るっている。止めに入った桜子も突き飛ばされてしまう。

1週間後、壱晴の家具工房を訪れる桜子。工房の様子を伺っていると、壱晴の師匠・佐藤哲が現れる。

「あんた、壱晴の彼女のひとり?」と聞く佐藤。そのとき壱晴が、昼食のパンを買って戻ってくる。たまたま近くに来たついでに寄っただけという桜子だが、空腹のためお腹が鳴ってしまう。

佐藤は、自分は要らないから、桜子と一緒にパンを食ってこいと言うのだった。

 
初めてだから

河原の土手に二人並んでパンを頬張る。壱晴の師匠・佐藤はすでに引退しているが、今手伝いにきてもらっているらしい。

壱晴が佐藤に弟子入りしたのは7年前。そして、声が出なくなったのは、今から11年前からという壱晴。

この前の打ち合わせの日、声が出なくなることは、壱晴にはわかっていた。パンが食べ終わり、戻ろうとする壱晴に桜子は「今度お酒でもどうですか?」と思い切って言ってみる。

すると、壱晴は「いいですね。本橋さんは、いつ空いてますか?」と意外とあっさり承諾する。

これに意表を突かれ、桜子は「今週の土曜。よかったら、ウチにいらっしゃいませんか?」と藪から棒に答えてしまう。

しかも、部屋の模様替えをするからという、一見どうでもいいような、もっともらしい理由も付け加える桜子。

ところが、桜子の予想に反して、これまたあっさり承諾する壱晴。

次の日、同期で親友の水沢彩芽に、壱晴を家に招待したことを相談する桜子。桜子は、自分から誘っておいて、どうしていいのかわからない。

「結婚したいんじゃないの?」と彩芽が改めて聞くと、「誰かのことこんなに知りたいと思ったこと、初めてだから」と言うのだった。

 
いまはまだ

佐藤は壱晴にこう言うのだった。「なにがあったか知らないが、誰かに支えてもらえ。そういうところが作ったものに出るんだ。お前の作ったものはひとを緊張させるんだ」と。

壱晴は、図星をつかれ、返す言葉が見つからない。そして、そのことが無性に壱晴を苛立たせた。

土曜日。桜子の実家に壱晴がやって来る。壱晴は、桜子がいらないと言った手土産をもって玄関を入る。

居間に入ると、壱晴は、腕のいい大工が作ったいい家だと言う。家を褒められ、どうしたらいいかわからない桜子。

とりあえず、口実どおり自分の部屋へ案内し、壱晴にどのような家具を置いたらいいか、聞いてみる。すると、小学校のとき、父親に買ってもらった学習机がいい木を使って高価なものだとわかる。

そのとき、突然帰ってこないはずの父親が帰って来る。慌てて桜子は、父親に仕事はどうしたのか、と詰問する。

父親は、壱晴の存在に気づき、「なんで俺の家に男がいるんだ?」と桜子に怒鳴りつける。桜子が「みっともない」と言うと、桜子に暴力を振るう父親を目の当たりにする壱晴。

「お前、桜子と付き合ってんのか?」と聞かれる壱晴。すると、壱晴は、こう言うのだった。

「付き合っていません。いまはまだ。でも、お付き合いするつもりでいます」と。

第2話の感想はここをクリック
お互いに心に傷を抱えた男女が織りなす、「好き」だけでは前に進めないラブストーリー。今回で第2話目。本編ラストで壱晴がほとんど告白に近い、交際宣言をする展開だった。

キーワードの一つである壱晴の「記念日反応」から、なんだか重いテーマだなと少し構えて見てしまったけれど、思いのほか、ホッコリする場面もあったりする。

それは、今回で言うと桜子が壱晴を家に誘うシーン。土手で少年野球の試合をしていた。立ち上がった桜子が飲みに誘う言葉を発しようとしたとき、少年たちが「がんばれ!がんばれ!」と応援する。

それはあたかも桜子を応援するように。このあたりなど、かなり丁寧なドラマのつくりになっていると思う。

また、桜子も桜子で、父親が暴力を振るったり、一人で家計を支えるなど、結婚に逃げようとするなかで、壱晴が「尊い」と感じはじめている。

それが細かなところであるが、わかりやすく映しだされていた。

「初めて誰かのことこんなに知りたいと思った」と言う桜子の気持ちの変化を彩芽に告白する部分である。

そこで、回想シーンが入る。壱晴が12月10日に声が出なくなるのがわかっていて、打ち合わせを断らなかった。

なぜ断らなかったのか、と桜子が聞いても、壱晴はしばらく桜子を見つめ、誤魔化してしまう。

おそらく、このときお互いの気持ちの距離が少し近づいた瞬間ではなかっただろうか。そのわずかな気持ちの変化を描き出したところなどは、すごく効果的な演出だったと言えるだろう。

<見逃し動画>第1話 1月21日放送
 
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第1話の公式あらすじ

朝日が差し込む部屋の中、隣で眠る下着姿の女性の脚を尺取虫のように指を這わせて測る須藤壱晴(藤ヶ谷太輔)。
広告制作会社『創栄堂』で営業として働く本橋桜子(奈緒)は恋人に浮気され別れ話を持ちかけられる。「別れても構わないので処女だけでももらって欲しい」と懇願するが「重い」と言われ振られてしまう。

そんな中、会社の後輩の結婚パーティーに参列した桜子は、幸せそうな新婦の姿を前に「こんなところ抜け出したい」と声を漏らす。同期の水沢彩芽(金澤美穂)に叱られ、頭を冷やしてこいとテラスに出されると、ワインボトルを傍らに、目を閉じている壱晴に出会う。その端正な寝顔に見惚れる桜子。不意に目が合い戸惑う桜子に壱晴は「二人で抜け出しませんか、こんなところ」と声をかけて…。

目を覚ますと見知らぬ部屋のベッドで下着姿の桜子。同じベッドで一夜を過ごしたにも関わらず、何もされなかったことに落胆する。
数日後、桜子は仕事の打ち合わせのため、とある家具工房を訪れるとそこには、昨晩ともに過ごした壱晴の姿が。しかし、壱晴は桜子のことを全く覚えていなかった。さらに突然、壱晴の声が出なくなって…。
 
<出典>やめるときもすこやかなるときも 公式

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処女をもらって

本橋桜子は、彼氏のマンションに来ていた。「急に来てごめん」と申し訳なさそうに言う。彼の部屋の玄関には明らかに女性もののパンプスが揃えてある。

それに別段慌てる風でもなく、「別れよう」と彼が言う。思わず理由を尋ねる桜子。

「疲れちゃって。桜子、結婚するつもりでグイグイ来るでしょ。全然そんな気ないのに」と彼が躊躇なく言う。

これを聞いて、桜子は土下座をし「別れてもいいので、私の処女だけもらっていただけないでしょうか」と懇願する。「重いです」と言って彼はドアを閉めてしまう。

桜子が家に帰ると、玄関にベビーカーが折りたたんで置いてある。妹の朝倉桃子が姪っ子を連れてまた帰って来ている。

両親は、初孫ということで、もうデレデレ。桜子は、フラれたばかりの気持ちを引きずりながら、自分の部屋に入る。

桜子は明日、同僚の結婚式に列席する。祝儀袋に万券を入れる。一枚ケチろうと一旦出すが、思い直して、ケチった分も入れてしまう。

そして、結婚式で二次会でのこと。桜子は、フラれたこと、新婦と同じ合コンに行ったのに、誰も声をかけられなかった悔しさに、泥酔してしまい「抜け出したい!こんなところ!」と大声を出してしまう。

同期で親友の水沢彩芽に、外で頭を冷やせと会場の外に連れ出される桜子。すると、これまた泥酔し、ベンチに横たわっている須藤壱晴に出会うのだった。

 
はじめまして

壱晴は、手を差し出し「起こして」と桜子に声をかける。フラつきながら立ち上がった壱晴は「二人で抜け出しませんか?こんなところ」と桜子を飲みに誘う。

翌朝。桜子は、見慣れない部屋で目を覚ます。どうやら昨晩飲みすぎて、潰れてしまい、壱晴の部屋に転がりこんだらしい。

ちなみに、桜子は、服を脱いで下着の状態で寝ていたにも関わらず、何かされたような形跡はない。

服の上に鍵と一緒にメモが置いてある。「ポストに入れておいてください」と書かれている。

週が明け月曜日。桜子は、何もなかったように出勤する。桜子の勤め先は、創栄堂という広告制作会社で営業を担当している。

この日は、パンフレット製作の依頼のあった家具工房「tRonc」に、打ち合わせに向かう桜子。工房には、人影が見当たらず、声をかけても応答がない。

工房に恐る恐る入っていく桜子。すると、一人の男が作業しているが、気づいてくれない。桜子は仕方なく、近づいて肩を叩く。すると、振り向いた男性は、あの一昨日の夜をともにした壱晴だった。

「はじめまして」と言われ、桜子は気が動転してしまう。なんとか打ち合わせを終えたところで「はじめましてじゃないんです!」と打ち明ける桜子。

しかし、壱晴は、かなり酔っていて顔は憶えていないとハッキリと言うのだった。

 
結婚はしない

桜子は、彩芽に壱晴のことを報告する。これから、打ち合わせのたびに顔を合わせるとなると気が重いという桜子に対し「セックスはできるかもよ」と下世話なことを言う。

それを聞いて「セックスがしたいわけじゃない、結婚がしたい」と桜子。「それじゃ、まず相手を選ばないとね」と言う彩芽。

12月10日。壱晴は、桜子がこの日を次の打ち合わせに決めた連絡があったとき、迷っていた。一旦、この日の打ち合わせを断ろうとするが、やはり承諾する壱晴。

そして打ち合わせ当日。壱晴に前回頼んでおいた家具のリストが出来上っていた。全部で15点。最後の1点は、新作でこれから作るものらしい。

工房に並べてある椅子を見てみたいという桜子に案内する壱晴。ある椅子に腰をおろす桜子。すると、一瞬壱春の表情が曇る。

桜子は、それに気づかず、値段を聞きあまりの高額に驚く。「そんなに深刻に考えなくても、結婚と同じですよ、気に入らなければ、替えればいい」と言う壱晴。

思わず桜子は、「須藤さんは結婚について、真剣に考えたことないんですか?」と逆に聞き返す。

すると、壱晴は「僕は結婚しません。そう決めているんです」と喋りだしたとき、言葉が途中で途切れる。

不審がる桜子を横目に、壱晴は傍らにあったノートに「声が出なくなりました」と書いたのだった。

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壱晴の声が出なくなったのは、「記念日反応」という心の病になってしまったせいであるらしい。

壱晴は12月10日に、過去かなり辛い体験をしている。おそらくは、恋人の死ではないかと思う。

それがどのようなものだったのかはまだわからない。ただ、未だにその過去にしばられ、本人は「深い意味はありません」と言っていたが、孤独に苦しんでいるようだ。

また、家具職人という仕事をもち、その工房の経営もままならない様子。

一方、桜子はいうと、一見どこにでもいるような広告制作会社の営業を担当するOL・26歳。

実家住まいで、父は会社が倒産してから働きもしないし、姉の桜子には暴力を振るう。母親は、それを見て見ぬ振りをする。

家に帰ると、先に結婚して子供を設けた妹が我が物顔で、当たり前のように出入りしている。

そんな本橋家の家計を支えているのは、なんと桜子の収入だけだった。毎月給料日に母親が無心をしにくるのだ。

桜子からすれば、そんな苦しみから結婚さえすれば逃れられる、自分は変われると思っている。

この二人が織りなすラブストーリー。好きだけでは前に進めない、と公式サイトに書いてあったが、この複雑な二人の恋愛観や価値観、環境がどのような関係を作っていくのか。

「やめるときも、すこやかなるときも」というタイトルからは、やはり最後は結婚するということなのか。

それまで、二人の障害となる問題は山積みではないか。それを乗り越えていくとすれば、ストーリーは、かなり山あり谷ありの一筋縄では行かないものになるのではないかと思う。

これまでに見たことも聞いたこともないような、ラブストーリーの展開を期待したいところだ。

やめるときもすこやかなるときもの内容

公式サイト

記念日反応に苦しみ、過去を忘れられない男・須藤壱晴(藤ヶ谷太輔)、結婚さえすれば、今を変えられると思っている女・本橋桜子(奈緒)

欠けた心を抱えた彼と彼女。二人は、相手を想う純粋な気持ちではなく、「自分のため」に純愛を始める

彼も彼女も自分の幸せを諦めたくないだけなのかもしれない。変えられない過去との向き合い方にももがく彼。変えたい今を持ちながら捨てられずにいる彼女。一見前向きに生きているように見える人間でも、必死に隠している欠けた心。

ともに生きるとは、互いの荷物を一緒に背負うことだと気付いた時、恋愛はどこに向かうのか。彼が選ぶ人生とは。

人を想う優しさを、身勝手な残酷さに揺れる‥「好き」だけでは前に進めない二人のラブストーリー

やめるときも、すこやかなるときも‥

<出典>日本テレビ公式

<出演者>

・須藤壱晴:藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)
・本橋桜子:奈緒
・柳葉優太:五関晃一(A.B.C-Z)
・水沢彩芽:金澤美穂
・朝倉桃子:浅見姫香
・大島真織:中井友望
・大島勲:阪田マサノブ
・本橋勝己:遠山俊也
・本橋幸枝:手塚理美
・佐藤哲:火野正平

<各話の放送日>

第1話 1月21日
第2話 1月28日
第3話 2月4日
第4話 2月11日
第5話 2月18日
第6話 2月25日
第7話 3月3日
第8話 3月10日
第9話 3月17日
第10話 3月24日

第1話から最終回まで全話配信中です

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やめるときもすこやかなるときもの感想

50代女性

個人的にはファンタジーの要素もあり、落ち着いてみることのできる作品でした。ストーリーは少々強引な部分も見受けられましたが、結果がある程度予想でき、ある意味安心して視聴できました。現実にもよくありそうな家庭環境(事情)の中で、恋愛とその成就への過程が私自身の過去を少し思い出させてくれました。
 映像で、目前での恋人の突然死に遭遇するといことの衝撃には正直、心が悲鳴を上げましたが、それが身体的な病気につながるということで私自身の心の重さを吸収してくれました。その病気が恋人になるであろう人によって、徐々に快方に向かって進むということが十分に想像でき、最後に向けての安心感につながって行きました(それが、少々物足りないという視聴者もたくさんおられると思いますが)。
 驚いたのは、藤ヶ谷君が高校生と結婚間際の役をほとんど違和感なく演じられていことです。全体的に演技としてはあまり上手ではなかったと感じますが、そのちょっとぎこちないところが高校生の青さにつながってよかったという印象です。
 一つ残念と感じたのは、奈緒さんが最後に土下座をして交際をもう一度申し込む場面です。ひどい仕打ちを受けたのは女性のほうなのに、この展開はどうしたものだろうかと。別れてからの女性の心情の葛藤など、自分自身との決別を示すための行為だったのでしょうか。脚本家の人に聞いてみたいところです。
 全部を見終わったときに心が軽くなるドラマだったので、最終回は今でも録画を残しており、時々みています。また良い作品をお願いします。

40代女性

私は、「やめるときも、すこやかなるときも」を見て、「不器用な二人の恋模様」と「過去を乗り越えようとする姿」が印象的な作品だと感じました。
まず、不器用な二人の恋模様についてです。この作品では、気弱なOLの女性・桜子と椅子職人・壱晴の物語が描かれます。互いに恋愛感情を抱くようになる二人ですが、自分の気持ちを上手く相手に伝えることができなかったり、相手を想うがゆえに距離を置こうとしてしまったりするなど、なかなか順調には恋を進展させることができません。相手のことを考えすぎてしまい時に空回りしてしまう不器用な二人の様子に、もどかしさを覚えつつも思わず応援しながら見ていました。
次に、過去を乗り越えようとする姿についてです。壱晴は、高校生の頃に大切な人を亡くしたという過去があり、その過去を誰にも明かすことなく生きていました。しかし、桜子と出会い、自分の過去について桜子に明かしたり、故郷に行き高校生の頃を振り返ったりと少しずつ自分の過去と向き合い、乗り越えようとします。ゆっくりではあるけれども、大切な人のために懸命に過去と向き合う姿に感動し、過去を乗り越えて幸せになってほしいと願いながら見ていました。

30代女性

「やめるときも、すこやかなるときも」は久々に泣けた純愛ドラマでした。藤ヶ谷太輔さんが演じていた心に傷を持つ家具職人の壱晴は今までの藤ヶ谷さんのイメージには無かった感情を抑えたキャラクターでしたが、藤ヶ谷さんが演じることによってすごくセクシーなムードになり、とても魅力的でした。奈緒さんが演じていた桜子も素直でいじらしく、応援したい気持ちになりました。死んだ元カノが忘れられず声が出なくなる壱晴のために、元カノとの思い出の地に一緒に行った桜子は本当に健気で涙を誘いました。そんな桜子に「恋じゃなかった。」と言った壱晴はぶん殴ってやろうかと思いました。挙句に自分だけで悩み、桜子のことを想いながら桜子の椅子を作っているうちにやっと恋心に気付くという自己完結型の壱晴には本当に呆れました。しかし、終わり良ければ全て良し!本当に長い間、桜子は放置されていましたが、壱晴のことを愛してしまっていたので、普通なら遅すぎる「桜子に恋しています」という言葉に答え、念願のハッピーエンドでした。もう、最終回は涙が止まらず、桜子良かったねと拍手喝采したい気分でした。プロポーズのシーンも桜子の親に結婚の報告に行くシーンも大好きです。久々に心が洗われるような素敵な純愛ドラマでとても感動しました。

50代女性

壱晴にとって桜子との出会いは人生をやり直す為に神様がくれた贈り物だと思いました。若くして一生で一番辛いとも言える経験をした壱晴が前を向けるようになった事がとても嬉しかったです。高校時代に最愛の彼女を目の前で失くすというのは恐らく本人でなければどの程度の悲しみなのか、どの程度のショックなのかは分かりません。最愛の人を失って一生立ち直れない人も居るので、壱晴は桜子に出会えて幸運だったと思います。桜子は壱晴の事を好きになって大変な事も有ったと思います。壱晴に真織のお墓参りに一緒に行って欲しいと頼まれた時、桜子の気持ちになれば辛かったでしょう。でも私は真織を失くして長く引きずっている壱晴の気持ちが痛いほど分かったので、桜子が躊躇しながらも一緒に行くと決めてくれた時は嬉しかったです。それで壱晴は真織にお別れが言えるとばかり思っていたからです。しかし故郷に行ってみたら、壱晴は真織ばかりを思い出し、桜子に別れを告げてしまった時はびっくりしました。その時ばかりは壱晴にちょっと腹が立ちました。自分の気持ちを確認するために帰ろうと思ったのであれば桜子を巻き込んで欲しくなかったです。壱晴が桜子に会い付き合い始め、ようやく自分の気持ちに整理が出来たから桜子をお墓参りに誘ったのだと思いました。それだけ壱晴の苦しみが大きいものだったというのは理解出来ますが、この時は桜子がとても可哀想で気の毒になりました。でも2人が出会ったのはやはり運命だと思いました。壱晴は最初、父親に苦しんでいる桜子を見て真織を重ねたのかもしれませんが、それはただのきっかけにすぎません。桜子が壱晴にとってとても大切な人だと気付くのに時間は掛かりましたが、最後に分かって本当に良かったと思います。そして桜子が待っていてくれた事に感謝です。 

20代女性

「やめるときも、すこやかなるときも」は、主人公もヒロインも少し影のあるような役だったので、明るいかんじのラブストーリーではないのかなと感じましたが、ドラマを見終わった後は、とても心にしみるような素敵な愛の物語だと思いました。大切な人を失った悲しみを抱えていた壱晴と家庭や自分に問題を持った桜子が、傷つき、苦しみながらも自分自身と向き合い、前へ進もうとするところが心動かされます。昔の恋人をどうしても忘れられない壱晴の悲しみを思うと、とても心が苦しくなりました。けれど、桜子の想いが最後には届き、壱晴を変えることができたのだと思いました。シリアスな恋愛ドラマの中で静かに育まれてゆく愛の形がとても印象的でした。桜子の椅子が完成した時、桜子の大切さに気づいた壱晴のまっすぐな手紙や、名前を呼ぶところは涙してしまいます。やっと二人の気持ちが通じ合って結ばれて本当によかったです。雪の降る中のプロポーズ、セリフはとても感動的なシーンでした。壱晴は、やっと自分の過去とさよならできたんだと思います。二人はお互いに寄り添い、支え合って生きてゆくというようなラストがとても印象的で、タイトルにぴったりな作品だと思いました。とても素敵なラブストーリーです。

30代女性

ネガティブなOLの桜子と、過去に辛い出来事があった家具職人の壱晴の恋愛模様が見ごたえのある作品です。桜子は自己評価が低くて自分に自信がない様子が伝わってくるので、初めは心配になってしまいました。家族仲も円満とは言えず、父親に暴力を振るわれるシーンは見ていて辛かったです。恋愛経験も少ない桜子が遊び人のように見える壱晴と出会ったことによって、どんどん良い方向に変わっていく様子は面白いです。壱晴は過去の出来事に長年悩み続けていたことが判明しますが、その辛さを女性との軽い関係で埋めようとしていたので初めはイメージが少し良くなかったです。ですが、壱晴も桜子と出会ったことにより過去としっかりと向き合い、恋愛面も仕事面も変わっていったので応援したくなりました。壱晴は家具職人ということもあり、桜子のための椅子を作っていたことは羨ましくなりました。壱晴に刺激されたこともあってか、桜子がだんだんと自分に自信をつけて強くなっていく姿を見ることができたのは嬉しかったです。心配していた家族の関係性も、少しずつ良い方に向かっていき安心しました。恋愛の楽しさや辛さだけではなく、家族の在り方についても考えさせられる深い作品でした。

40代男性

2020年の1月クールの「シンドラ やめるときも、すこやかなるときも」、3月24日まで放送されていましたね。この時はまだ、COVIDの事が日本ではそれほど深刻化していなかったので、須藤壱晴さん(家具職人)の「記念日現象」、ちょっとルーズというか、精神的に甘い部分ないだろうかと思われる事なかったのですが。子どもたちの学校が再開できない現状では、振り返って、壱晴さんの強い部分、健全な部分、探したいと思います。本橋桜子さん、私の好きなキャラではあったのですが、なぜか、恋愛に低姿勢で、「こら!壱晴」と言いたかった部分があります。彼女のチャーミングさは、人当たりの柔らかさを持った意地悪寄りの明るさだったと思うのですが、壱晴さんはその点を直視していない感じで、外側から彼を励ましてくれる、飛び込んでくるやんわりとした言葉遣いを好きになったという印象なんですね。もっと、彼女の口元を見てもらいたいと思ったのです。毒舌寄りの大胆な言葉が聞かれると思うんですよね。ただ、高校時代に好きだった人・真織さんの命日に声が出なくなってしまう記念日現象を克服して、新しい恋人をつくろうとする際に見せた右往左往、これに理由があったのではと。いつまでもいいイメージの彼女(真織)、理論物理学的に椅子に座った姿勢が優れていた。左右対称性が優れている感じではなかった事もあり、自転車がよくパンクして、自転車事故にあい、亡くなった訳ですが、一生数学を研究したいと話していたのですから、事故がなかったら、何か発明する人だったのでは。あまりに惜しい死。桜子さんの口元の明るさに気づかないくらい、喪失感を感じたのでは。どうにか、完治させて、いい家具、いい椅子を作り続けてほしいですね。

30代女性

「やめるときも、すこやかなるときも」は 藤ヶ谷太輔主演の深夜枠のドラマで、大人の純愛を描いた作品です。原作は窪美澄さんの小説で、心が欠けた2人が傷つき戸惑いながらも距離を縮めていく過程を丁寧に綴っています。正直なところ心理描写に関してはやはり原作の方が分かりやすく、心に響くと言えるでしょう。恋愛モノは派手なアクションなどが少ないので、映像化で心の変化、移り変わりを表すのは非常に難しいと言えるでしょう。だから繊細な演技が必要となりますし、学生の恋愛モノなら初々しい演技でも若さと勢いで何とかなるモノですが、大人の恋愛となるとそうはいかないのが現状です。藤ヶ谷演じる須藤は一見何を考えているか分からないタイプで、恋愛には不向きと言えます。そしてヒロインの本橋桜子を演じているのが奈緒で、コンプレックスを抱える女性と言えるでしょう。そんな言えない傷を抱えた須藤と狡さや弱さを持った本橋こそがこの作品の一番の魅力ということが出来ます。現代社会を生きる等身大の男女の姿やリハビリの様な2人の恋愛は、リアリティがあり、応援したくなりますしこの不器用な恋愛が上手くいけば、見ている側もなんとなくですが救われたような気持ちになれます。

30代女性

「やめるときも、すこやかなるときも」は、放送日がその地方によってバラバラでした。海外でも放送されたので、他の国の反応なども併せて楽しめた作品です。私は放送日が遅れてスタートした地方に住んでいたので、放送終了後の動画配信で、毎週深夜楽しみにこの作品を見ました。まずは、主人公・壱晴が抱える「記念日反応」という病気を、このドラマで初めて知りました。毎年、恋人が死んでしまった12月10日になると、声が出なくなってしまう奇妙な病気です。「記念日反応」の症状は、人それぞれだと思いますが、壱晴はそこから一歩踏み出して前に進みたいと考えます。偶然壱晴と出会い好意を持った桜子と交際しますが、交際のきっかけは、桜子の父が桜子を殴るところを見てしまったこと。死んだ恋人の真織も同じような環境で苦しんでいたので、壱晴は真織と桜子をだぶらせたのです。しかしそのきっかけは、壱晴を思う桜子にとって、苦しみを伴うもので、真織への嫉妬や不安な想いで、どんどん辛くなっていきます。その後、「桜子への気持ちは愛じゃなかった」と、壱晴が桜子に告げる場面も。「さんざん振り回しておいて、勝手なことを言うな!」と見ていて憤慨しましたが、きっかけはどうであれ、既にそこに愛情が芽生えていたことを、本人が気がつかなかっただけだったのです。このドラマの中で、お互いの揺れ動く愛情や、時に嫉妬、何より「人を好きになる苦しさ」が表現されていましたが、ラストは二人共、素直にお互いへの愛情を自覚し、ハッピーエンドで終わってくれました。最後まで見ていて本当に良かったと思いました。

50代男性

3月23日の最終回を迎えてドラマ最終回を迎えました。
赤い糸に結ばれている惹かれあう男女のラブストーリーで
恋愛離れと言われてる中でセリフ1言1言が心に響く物語
で好評でした。恋愛の連続ドラマは視聴率が悪く打ち切りが続きましたが今回の作品はしっとりしたドラマで評価も高かったです。
新型コロナウイルスの感染拡大で番組スタッフやタレントさんの感染も視聴者は気にしています。1人でも移ったら番組の中止が多くなります。よく睡眠をとってソファーで疲れた時は横になってください。過去の良いドラマ作品やバラエティー番組の再放送も考えておいた方がいいです。
テレビを見る時間も余裕も金銭面も大変でテレビ離れやテレビを置かない家庭も多くなっています。新型コロナウイルスは日本の遅れと対応の遅さが海外からも言われていて年齢問わず死亡者も多いことを心配され始めました。税金による令和2年にも桜を見る会を開催や森友問題改ざんやIRカジノ汚職問題や外交は名ばかりの世界への日本の税金バラマキ政治と夫婦2人の私物化で7年間の政権で
日本は借金大国1位になりました。政府の責任逃れが続き厳しい状況で多くの方がテレビ見れないですが今回のようなドラマに出会えて心が温かくなりました。