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<見逃し動画>最終回(第7話) 「僕らの初恋は、永遠に輝き続ける」
 
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最終回(第7話)の公式あらすじ

突然、心臓移植が受けられることになった逞。安堵と喜びを覚える繭だったが、心臓の提供者は脳死状態に陥った昂だった。そのことを知った逞は移植手術を拒否すると書いた手紙を残し、姿を消してしまう。
 
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最終回(第7話)のネタバレはここをクリック
喜びと悲しみの間
優実と昴の母小百合は脳死状態の昴を見守っていた。小百合は昴が持っていたと言い優実にネックレスの入った小箱を渡す。
優実はそのネックレスを見て涙を流す。
 
逞は病院で、移植センターから連絡があり、逞の心臓移植が決まったと告げられる。誰がドナーなのかは知ることができなかったが、両親は移植が決まったことを喜び、ドナーがいたことに感謝していた。
そんな両親をよそに逞の心にはわだかまりが生まれていた。
 
えみは逞が移植を受けられることで、心が救われたのか、表情が晴れやかになり、手術をすれば逞が学校の行事にも参加できると安堵していた。
繭が逞の見舞いにくると、えみは移植のことを繭に伝え、今まで繭に対しつらく当たっていたことを謝った。
 
繭が逞の乗る車椅子を押していると、病院の椅子に座る優実に出会す。
 
「昴の心臓、垣之内君に行くんだ…」
 
「いや、はっきりとは…」
 
「でもそうなんでしょ?良かったね。昴の心臓だけでも生き続けてくれるなら…私…」
 
「無理してそんなこと、言わなくていい」
 
その時、小百合が涙を流しながら集中治療室から飛び出し、昴が動いたと言いながら優実を呼び出した。皆が昴が生きていると言い喜んだのだが、医師からは申し訳なさそうに、脊髄反射の一つで、脳死ということには変わりないと告げられる。
脳死の状態でも髪や髭が伸びたり、時には涙も流したりすることもあるのだと言う。優実が触れた昴の手はまだ温かかった。優実は昴はまだ死んでないと泣きながら昴の手を握り続けていた。
 
「移植を受ける人にドナーが誰か知らせない理由がよくわかったよ」
 
「私は、例え先輩の命と引き換えでも、逞が助かるなら嬉しい」
 
繭は逞の心が壊れそうになっているのを薄々感じていながらも、逞が助かることを嬉しく思っていた。
 
 
逞と繭の決意
穣と繭が家で夕食を取っていると、穣の元に病院から電話がかかってくる。
逞は病室から姿を消し、置き手紙を残していた。
 
「色々考えましたが、移植は受けません。力を尽くしてくださったのにすみません。」
 
併せて看護師からドナー側が移植を拒否したと連絡が入り、皆が困惑していた。繭はえみが止めるのを聞かず逞の居場所が分かるのは自分だけだと言い逞を探しに向かう。
 
繭が確信した場所に逞はいた。
 
「なにも相談してくれないんだから。移植受けないとか、勝手に結論出して」
 
「俺が降りれば向こうも辞めたって言いやすいんじゃないかなって」
 
「何バカなこと言ってんの?」
 
「どこがバカだよ」
 
「お父さんやお母さんは?逞が元気になるって喜んでたのに」
 
「結局俺は、誰かを泣かせるんだよ。幸せになって欲しいのに、泣かせてばっかり。繭のことも」
 
繭は泣きながら逞を抱きしめた。
 
「私は幸せだよ。他の人なんて関係ない。私は、逞といて幸せ」
 
繭と逞は体を重ね合わせて一つになり、一夜を共に過ごす。
 
「禁止事項、破っちゃったね」
 
「ルールは破るためにある」
 
「ずっとこのままならいいのに。でもみんな心配してるから……」
 
「でもあとちょっとだけいいよね?私ね?逞とどこ何泊まったらしてみたいことがあったの」
 
逞の髪をシャンプーで洗う繭。逞は繭の足にペディキュアを塗りながら、映画で見た情景をやってみたかったのだと笑った。
 
「待って。私思い出作りなんかするつもりないから。移植しないって逞が決めたんだったらそれでいい。でも、死んでもいいなんて言ってない!」
 
「じゃあどうしろって言うんだよ」
 
「諦めないで。他に方法はある。きっとある」
 
「そんなの……」
 
「ある」
 
 
生きることを諦めない
翌朝病院に戻った逞と繭。
逞は移植を受ける意思はないことを改めて伝える。
繭は穣に移植以外の方法で逞の病気を治せないのかと詰め寄ると、穣は重い口を開いた。
穣が説明した別の方法の手術は、助かるかどうかわからない、あまりにリスクの大きい手術だった。逞はその手術を受ける覚悟をし、繭もそれを応援すると、寛貴は取り乱すえみをなだめ、逞の意思を尊重した。
 
「俺は…もうすぐ18歳になります。それで…あの…手術前に繭さんと結婚させてください。病気の俺が、死ぬかもしれない俺が、こんなこと言うのは身の程知らずだって言うのはわかっています。でも、一生に一度のお願いです」
 
逞の発言に、その場にいた逞と繭の両親はそれぞれ激しく取り乱す。
 
「逞君は死なない。俺が逞君を死なせない。これまで10年以上逞君を見てきたんだ。ここで死なせてたまるか。俺は見たいよ。繭と逞君が結婚して、幸せな家庭を築き、子供ができて、そうゆう未来を見てみたい。見せてくれ。手術は、俺が責任を持つ」
 
「はい」
 
逞だけでなく、穣も覚悟を決めていたのだ。
 
「結婚してくれますか?」
 
「はい。よろしくお願いします」
 
「よろしくお願いします」
 
逞と繭はお互いの気持ちを確かめると笑い合った。
 
えみは逞が自分からどんどん離れていくことにショックを受け、部屋を出て行った。寛貴がなだめようとえみに駆け寄ると、そこへ小百合がやってくる。
小百合は逞が自分の元にやってきた際、逞の話を聞いて移植を拒否したことを語り出す。逞は昴の心臓が自分に移植されると悟り、昴や残された昴を取り巻く人達を思って移植を辞める決意をしていたのだった。
 
そして、手術の日程が決まった。
 
逞は昴の元へ向かうと、そこには昴に会いに来ていた律がいた。逞は手術を受けるための勇気を昴にもらいにきたと言い、心の中の不安を吐露した。
 
「決心したはずなのに、時々怖くなるんだ。手術が成功しても、どれぐらい生きられるんだろうって」
 
「生きるよ。逞も、兄貴も、ずっと生き続ける。俺はそう信じてる」
 
そして逞は18歳の誕生日を迎え、遺影の写真を撮りに行った。写真に写る逞はピースサインをして、とびきりの笑顔を見せていた。
 
 
逞の夢
結婚式は昴のいる集中治療室で行われた。律が司会を務め進行される中、逞と繭は昴が証人欄にサインした婚姻届を渡された。誓いの言葉を掛け合い、2人はそれぞれの両親に感謝の言葉を伝えると、誓いのキスを交わした。
 
晴れて迎えた手術当日、記念にと言い逞との写真を撮る繭は、「死んだらぶっ殺す」と笑いながら言った。逞はおもむろに繭に箱を渡すと、手術中に見てほしいと告げる。
 
手術へと向かう逞を笑顔で見送った繭は、屋上で逞からもらった箱を開けてみることにした。そこには逞の遺書と、江ノ島で一緒買った御守り、そして逞の遺影の写真が入っていた。
 
遺書にはこう書かれていた。
 
繭へ
いきなり遺書なんて驚かせてごめん。
別に死ぬつもりはないんだけど、万が一死んだら、書いとけば良かったって後悔しそうなので書いておきます。
同封した写真はもしもの時には遺影として使ってください。なんか死ぬことばっかり言ってるみたいだけど、泣かないで。
だって僕、幸せだから。
精一杯生きたから。
でももし助かったら、やりたいことがたくさんある。
 
繭と一緒に卒業式に出たい。
繭と一緒に大学に行きたい。
繭と一緒にスノボをしたい。
繭にプールでキスしたい。
繭と思いっきり走り回りたい。
また2人で流れ星に願い事をして、キスしたい。
とにかく色んな場所で繭にキスしたい。
 
でも、もし、僕が死んでしまったら、他の誰かと恋をしてください。
そして、僕の代わりにその誰かと夢を叶えてください。でも心配はいらないよ。僕らの初恋はきっと永遠に輝き続けるから。あの夜に見た星のように。
 
遺書には涙の痕が移っていた。逞は遺書を書きながら、繭を誰にも渡したくない。死にたくない。そう思っていた。
 
繭は遺書を読み、空を見上げながら大粒の涙を流していた。
 
「繭!」
 
聞き慣れた声を聞いて振り返った繭は、視線の先に晴れやかな笑顔を向けていた。
最終回(第7話)の感想はここをクリック
逞にドナーが見つかり、やっとのことで移植を受けることになりました。しかし、突然辞めると言い出してしまいます。なぜここまできてやめてしまうのかと、正直やきもきさせられました。逞は昴の意思を継ぎ移植を受けるのではなく、「昴は生きている」と、移植を辞める決断をしたのですね。逞は昴や優実や昴の家族のことを考えていただけではなく、昴を死なせたくないという強い思いがあったのだと思います。
 
そしてその昴の目の前で行った結婚式は本当に感動的でした。リスクが高い手術を受けることになった逞が繭に預けた遺書の内容からして、このまま逞が死んでしまうのではと、最悪の想定をしてしまったのですが、ラストのシーンでは繭を呼ぶ逞の声が聞こえ、笑顔で振り返る繭がいました。原作では大人になった逞と繭と、子供達の姿が描かれているようですが、夢なのか現実なのかはわからないような終わり方になっています。
 
ドラマのラストも、おそらく読み手側に想像させるラストにしているのだと思いますが、個人的にはハッピーエンドだと信じたいところです。すっかり役に入りきっている繭役の桜井日奈子さんと逞役の野村周平さんの2人の笑顔がとても印象的で心が温かくなり、恋がしたくなるような作品です。
<見逃し動画>第6話 「俺たち…これからデートする」
 
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第6話の公式あらすじ

ある夜、小さな棚を運んだ逞は、それだけで息苦しくなってしまった自分にがく然とする。穣から「息苦しくなった時は極力安静に」と注意されたことを思い出していた逞に、繭から「助けて」と連絡が入る。
 
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第6話のネタバレはここをクリック
逞への負担
繭を助けに向かおうとする逞。
えみは逞を呼び止めると、自分も一緒に向かうと言い、車に乗った。
 
優実と繭は優実の付き纏いの男に付け狙われ、逃げ場を失う。
 
「近くにいい店があるんだ。行こうよ」
 
「離して」
 
男が優実の腕を掴み連れて行こうとすると、そこへ昴がやってきて男の胸ぐらを掴んだ。
 
「俺の女になんか用か?」
 
「女?こいつ彼氏か?」
 
「そ……そうよ」
 
「二度とこいつに近付くな」
 
昴が助けてくれたお陰で繭も優実も怪我もなく事何を得ると、昴は繭に早く帰るよう告げた。繭は逞に事の経緯と無事だったことを連絡する。
 
繭の目の前に車を停めるえみ。
 
「あなた、逞をどうするつもり?」
 
「え?」
 
「俺が行くって決めたんだよ」
 
「あなた自分のことしか考えてないんじゃないの?逞の体のこと、少しでも考えくれた?逞になんかあったらどう責任取るの?お願い、逞を殺さないで」
 
「なんでこと言うんだよ」
 
えみに圧倒され何も言えなくなる繭。
 
「ごめん、とにかく無事でよかった」
 
逞は繭に声を掛け、車に戻っていった。
 
繭は家に帰ると、穣に自分が逞に負担をかけているのではないかと不安を吐露する。穣は普通の高校生が普通にしたいこと全てが負担だと告げた。繭は自分だけが原因ではないとわかりつつも、自分も少なからず逞の負担になっていることを痛感し、ショックを受ける。
 
 
繭のために、病気と闘う
昴は優実の部屋に上がると、変な男とは関わるなと優実に忠告する。
 
「早くちゃんとした彼氏作れよ」
 
「そうしたいのはやまやまだけど、いい男がいなくてさ。自信満々で、その割に繊細で、優しいくせに態度がでかくて、素直じゃない。そんな男」
 
「それのどこがいいんだよ。最低じゃん」
 
「そうかなぁ?」
 
「しょうがないなぁ」
 
「だったら俺にしとけ」
 
「そうする」
 
昴は優実を抱きしめた。
 
繭はいつものように学校に向かうのだったざ、周囲が見ても明らかに元気が無く、腑抜けのようにぼーっとしていた。逞は繭を呼び出し、えみの失言を謝る。
 
「泣いてないよ私は」
 
「ならよかった」
 
「よくない。だって私、逞の負担になってる。そうなんでしょ?私逞の心臓に負担かけることばっかりしてるんでしょ?」
 
急に笑い出す逞。
 
「そうだね、繭にはいつもドキドキさせられてるよ」
 
「え?」
 
「もっとドキドキさせてくれよ……嘘だよ」
 
これだけははっきりしてる。俺は繭が好きだ。繭のためにこの病気と闘う。
逞はそう強く思っていた。
 
 
新たな幸せ
あれから優実と付き合うことになった昴。
昴は繭を逞に任せ、幸せになってもらうと言い、逞と繭の婚姻届の証人欄にサインをしていた。
 
逞は繭に電話をかけ、彼女ができたと報告すると、優実のことだと分かった繭は自分のことのように喜ぶ。昴と繭は逞と合わせて4人でダブルデートをしようと約束をする。
 
病院で穣に話を聞くえみと逞。逞は今まで普通にできたことができなくなっていると穣に相談する。病気が進行している可能性を示唆され、精密検査を受けることになる逞だったが、結果によっては入院せざるを得ないと聞き、一気に不安が過ぎる。
 
逞は心臓移植が終わるまで、学校を休学して入院することを決め、病気を治すことに専念しようと覚悟する。
 
種田家では繭と稜子が夕食にしようとしていた。穣が家に帰ってくると、徐に逞の話を切り出す。
 
逞の病状はあまり思わしくなく、最終的には車椅子生活を余儀なくされるかもしれないということだった。繭は逞が学校を休学して入院することになると聞かされると、すぐさま家を飛び出し、逞の家へ向かった。
家の外に逞を呼び出し、自分にできることをすると意気込む繭。病気に効く神社を探し、逞にお守りを買ってくると告げる。
 
「どうゆうことなの?言ったはずよね?逞を殺さないでって」
 
窓の外から繭と逞の様子を見ていたえみがものすごい剣幕でやってきた。
 
「私は、逞のためにできることをします」
 
「あなたに何ができるって言うの」
 
「私にだってできることはあります!」
 
「あなたのことが嫌い」
 
「嫌いでかまいません」
 
「なんなのあなたは一体」
 
言い争いの途中で寛貴が家に帰ってくると、寛貴は状況を察し、繭を家まで送っていくと切り出す。帰り道、寛貴は繭と歩きながら、逞に彼女ができる年頃になったのだと、感慨深く思っていた。
 
「あの、お父さんは、私と逞君が付き合うこと…」
 
「逞はとてもいい子です。自慢の息子です。逞を好きになってくれて、感謝してます。逞に恋を経験させてくれて、ありがとう」
 
「いえ…」
 
寛貴の言葉に繭は心なしか救われる思いがしていた。
 
 
入院前の最後のデート
えみが逞の入院前にご馳走を作ろうと買い物から帰ってくると、逞の姿はなかった。繭がお参りしたいと言っていたことから、寛貴が逞と一緒に行くようにと勧めていたのだった。激しく取り乱すえみに、寛貴は親には見守るしかできないことがあると告げる。
 
繭と逞は病気に効くと言う神社にお参りに行くため、江ノ島へと向かっていた。2人は水族館や、商店街を散策し、神社でお参りを済ますと、お揃いの御守りを買うなど、デートらしいデートを楽しむ。逞は海を眺めながらこれが永遠に続けばいいのにと呟いた。
 
「また来ればいいじゃん。病気が治ったら」
 
「うん」
 
「約束だよ」
 
繭は逞の肩にもたれかかり、2人は沈み行く夕日を眺めていた。
 
逞が入院してから、学校では律や結子、聡美と手分けしてノートを取り、皆で逞の勉強が遅れないようにと協力し合っていた。
繭は無理して明るく振る舞いながら、その日も逞のお見舞いへ向かっていった。
 
 
不穏な足音
昴はアクセサリーショップで優実へのプレゼントにネックレスを買っていた。優実はバイトの休憩中に昴に電話をかけ、今夜映画を観に行こうと約束をする。昴は優実のために買ったネックレスの箱を見ながら何か言おうとしていた。
 
「あのさ…」
 
「ん?」
 
「いや、後で」
 
「何よ」
 
「言わない」
 
「なんで?気になるじゃん」
 
「楽しみにしといて」
 
「わかった。じゃあ後で聞く」
 
「あれ?」
 
「早く着いたらラテ奢るから待ってて」
 
ふと視界がおかしくなり、その場に倒れ込む昴。
 
「もしもし?昴?もしもし?昴?どうしたの?」
 
昴は何度も呼びかける優実の言葉に答えることはなかった。
 
外から聞こえてくる救急車のサイレンが繭と逞の運命を大きく動かすことになるとは誰も想像していなかった。
 
救急車で病院に運ばれる昴。律や昴の母親も慌てて病院に駆けつけてくる。逞のお見舞いに来ていた繭は何やら廊下が慌ただしいことに気付き様子を見に行き、集中治療室にいる昴の姿を目の当たりにする。昴は交通事故の時の頭部外傷で脳出血を起こし、すでに脳死と判定されていたのだった。
 
急いで駆け付けた優実は昴のいる集中治療室の前に呆然と立ち尽くし、混乱を隠せないでいた。
 
昴の財布に入っていたドナーカードには、脳死の場合に心臓を提供する旨が記載されていた。律は悲しみに暮れながらも、昴が逞のことを思ってカードに記入していたのだと悟った。
 
逞のお見舞いに病院に来たえみは、脳死の若い患者がいると言うことを聞きつけると、穣に詳細を問い詰めた。心臓移植を待つ人は他にも大勢いるため、逞に心臓が回ってくるとは限らない。しかし、昴と逞は年齢も近く、地理、性別、血液型などから、逞に回ってくる可能性も考えられると穣は告げた。
 
突然、運命という名の時計の針が早く回り出していた。
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運命の悪戯のように訪れた昴の突然の早すぎる死。繭と旅行に行こうとした際の事故が原因だったことも驚きでした。脳死となった昴の心臓が移植されるかもしれないと知り、逞の心中は複雑だと思います。逞だけでなく、繭もきっと複雑なはずですよね。
 
昴の心臓を移植するというのは、逞にとって辛い決断かもしれませんが、ある意味運命なのかもしれません。
 
昴の心臓が逞に移植されるのか、それとも他のドナーが見つかり移植することができるのか。次回、最終回はどのような展開になってしまうのでしょうか。
<見逃し動画>第5話 「私たち今からキスするから」
 
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第5話の公式あらすじ

主治医の穣から心臓移植の話を聞き、希望が湧いてきた逞に、律から電話が入る。ドライブデートに出かけた昂と繭が事故に遭ったという。病院で向かった逞は絶望感に苛まれていると、目の前に繭が現れ…。
 
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第5話のネタバレはここをクリック
逞の告白
昴が事故を起こしたと聞き、繭を心配した逞は病院へ向かった。
交通事故で運ばれ、死亡したのは女子高生だと看護士達が話しているのを聞く。
 
繭じゃない。繭な訳がない。
なんで、なんであの時行くなって言わなかったんだ。
 
「逞?」
 
「お前なにしてんだよ?」
 
「事故で」
 
「そんなことわかってんだよ。無事だったのか?」
 
繭の乗った車が別の車にぶつかり、その相手の車に乗っていた女子高生が重症で病院へ運ばれ、結果亡くなってしまったのだった。繭は助けられなかったと自分を責めていた。
逞は検査を受けるよう強引に繭を引っ張ると、繭を抱きしめた。
 
「好きだ。一生そばにいてほしい。もう、どこにも行かないでくれ。付き合おう。俺たち」
 
繭は静かにうなずき、2人は抱き合った。
 
やっと繭に言えた。好きだって。もう離したくない。
 
病院にかけつけていた律は昴と繭の無事を心の底から喜んでいた。昴は繭の元へ行こうとする律を止めると、大丈夫だからほっといてやれと伝えた。昴は繭と逞が抱き合って気持ちを確かめ合うのを影で見ていたのだった。
 
「どうして人は死ぬの?」
 
「どうしてだろうね?」
 
病室で逞にもたれかかりながら語り合う繭と逞。
逞は死について考え、照の死と、照の死を目前に啜り泣く照の母の姿を思い出していた。
 
繭の母稜子が病院に駆けつけてくると、心配していた稜子は繭の無事を確認し抱きしめる。
逞は繭と付き合っていることを稜子に伝えた。驚いて笑う稜子だったが、内心は複雑な思いを抱えていた。家に帰り、繭と逞のことを穣に話す稜子。心配する凌子に対し、穣は逞は誠実で、一番繭のことを考えているから大丈夫だと告げる。
 
 
昴の気持ち
文化祭でカフェを出展した繭たち。いつものように痴話喧嘩する繭と逞の仲良さそうな雰囲気を見て、律や結子達も安心していた。
そこへ昴たちが遊びに来る。
昴を追いかけ全てを話そうとする繭だったが、全てを察しているかのように昴は逞に告げた。
 
「姫を泣かせるな」
 
「わかってますよ」
 
「一生だぞ」
 
「はい」
 
昴は納得しその場から去っていった。
 
病院で検査を受ける逞。
検査も問題なく、心臓移植まで薬物療法を行っていくことになる。穣から、今まで普通にできた事をしようとすると、息が苦しくなってしまうことがあると言われ、その時は極力安静にするようにと告げられる。
 
家に帰り一家で鍋を囲んでいる中、父寛貴が逞の病気が治ったら海外旅行に行こうと言い出す。それを聞き嬉しそうにカナダにオーロラを見に行きたいと言うえみ。楽しそうに話す両親を見て、逞は幼少期のことを思い出し、いつも世話をしてくれて、心配してくれている両親にありがたみを感じていた。
 
 
優実の部屋で集まる昴達。昴と2人きりになり、優実は昴の様子から繭に振られたことを悟る。
 
「姫に振られた?」
 
「なんでわかった?」
 
「じゃあ私のこと好きになってよ」
 
昴は優実を押し倒したかと思うと、俺なんかやめとけと捨て台詞を吐いた。
 
 
流れ星に願いを
学校ではスキー合宿が行われることになり、クラスではその話題で持ちきりだった。繭は逞がスキー合宿に行けないことから、お土産を買ってくると告げる。楽しそうに話をする皆を見て、逞は自分も行こうかなと言い出す。 
 
病院に行き穣にスキー合宿の件を相談する逞は、激しい運動など、禁止事項を絶対にしないと言う理由で許可をもらう。両親にも頼み込み、無茶を絶対しないと言う理由で、逞もスキー合宿に参加することになった。逞は病気が治って自分が悠々と滑る姿を想像しながら、皆が滑るのを横目に見守っていた。
 
夜になり談笑していると、繭が話しかけてくる。
 
「逞!今夜、流星群が見えるんだって」
 
「そうなんだ」
 
「昔、流れ星見てお願いしたよね?」
 
「俺はできなかった。あのあと俺が倒れて、だから願い事はしてない」
 
「そうだった。じゃあ行こう?流れ星見に」
 
「外出禁止だろ?」
 
「規則は破るためにある」
 
流れ星を見に行くために外に出ると、繭は雪の上で足が取られて転んでしまった。助けようとかけよる逞を繭が押し倒す。
 
「何してんだよ、どけよ」
 
「どかない。だって私たち今からキスするから」
 
繭と逞は雪の上でキスをした。寝そべりながら星を見ていると流れ星が流れた。
 
「あ、願い事!」
 
「したよ」
 
「なんて?」
 
「秘密」
 
スキー合宿が終了し、何事もなく無事帰宅する逞。えみは逞の携帯に繭の写真がたくさんあることに気付き複雑な表情を浮かべていた。粗大ゴミを出そうと、家にあった棚を運び外に出た逞は、家に帰ると胸が苦しくなり、不安を覚える。逞は穣から言われたことを思い出した。今まで普通にできたことをしようとすると苦しくなることがあると。そして、その時は極力安静にするようにと。
 
その時、繭から連絡が入る。
助けてという文字を見てただならぬ様子を感じた逞。
 
繭は昴の件で優実に呼ばれていた。優実の働くカフェに向かった繭は、優実に昴が変だと告げられる。優実は昴が繭のせいで自分の好きな昴ではなくなったと、言い掛かりをつけていた。話を終えた繭と優実が夜道を歩いて帰ろうとしていると、優実に付き纏っていた客の男につけられていることに気付く。
 
危険を感じた繭は咄嗟に逞に助けてと連絡していたのだった。
 
逞は止めようとするえみを振り切り、繭の元へ向かっていった。
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昴が事故を起こしたと言いことで肝を冷やしましたが、事故に遭い亡くなったのは相手の女の子で、繭も昴も無事だったようですね。とは言っても、やはり事故を目前にするとショックを受けますよね。
 
逞も繭を失いそうになったことで、ようやく繭への気持ちを隠すことをやめ、告白することができ、晴れて2人は付き合うこととなりました。ほっと胸を撫で下ろしたいところですが、逞の体にも異変が出始めているので、移植までなんとか安静にして持ち堪えてほしいです。
 
しかし、繭がトラブルに巻き込まれ、逞が繭を助けようと追いかけてしまい…逞に無理しないでほしい気持ちと繭を助けてほしい気持ちが錯綜してしまいます。
 
次回の展開はどうなってしまうのか、2人とも無事でいて欲しいところです。
<見逃し動画>第4話 「俺は…繭のことが好きなんだ!」
 
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第4話の公式あらすじ

自分の気持ちにケリをつけると決めた繭は逞を呼び出す。二十歳までしか生きられないという命のタイムリミットを抱えている逞は、律の言葉に背中を押され、自分の気持ちに正直になると決心し、照の病院へ向かう。
 
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別れ
逞は照に会いに病院へと向かった。
 
「照ちゃん、話があってさ。俺たち…」
 
「ちょっと、風に当たりたいな」
 
屋上のベンチに座る逞と照。照はデートみたいと笑いながら、逞が何を言おうとしているのかを察したかのように、逞の話を必死で遮ろうとした。
 
「照ちゃん…俺、照ちゃんとは付き合えない。ごめん、照ちゃんの仮病にも、もう付き合えない。繭が好きなんだ。俺、こんな体だし、諦めようかと思った。その方が繭を傷付けずに済むからって。でも、どうしても、だから…照ちゃんの彼氏にはなれない」
 
「私、逞君がいないと、寂しくて死んじゃうよ。逞君じゃなきゃダメなの。逞君がいないと、生きていけない」
 
「照ちゃんだけを好きになってくれる人がきっと現れるよ。俺なんかより照ちゃんを大切にしてくれる人が。もう行かないと」
 
「逞くん…」
 
逞がその場から立ち去ろうとすると、照が苦しそうに倒れ込んだ。
 
息遣いや様子から仮病ではないと分かった逞は必死で照の名前を呼びかける。照は逞の腕の中で逞を見つめながら息絶えた。
 
 
諦めとすれ違い
高台の公園で待っていた繭。足音がして振り返るとそこには昴が立っていた。
 
「姫…逞はもう来ないよ。来なかったら諦める。そう言ったよな?」
 
繭は何も言わずに黙っていた。
昴は俺のものになれと言い繭を抱き寄せるが、繭は昴の手を振り解く。
 
「あと1時間、1時間だけ待つ」
 
それから2時間が経っても、逞の姿はない。
逞は病院で照の死を目の当たりにし、ショックを受けていた。
 
「まだ諦めないのか?」
 
「もう黙ってよ!」
 
「お願い。忘れさせて。私を抱きしめてください」
 
昴は繭を抱き締める。突然の雨が降り注いでいた。繭の元へ急いで駆け付けてきた逞は、繭と昴が抱き合う光景を目の当たりにし、何もできずに側から眺めることしかできなかった。
 
雨が、全てを押し流してくれればいいのに。逞はそう思いながら雨に打たれていた。
 
ずぶ濡れのまま家に帰る逞。
 
「照ちゃんが死んだ」
 
逞の言葉を聞き、えみは驚く様子を見せる間もなく、自分が必ず逞の病気を治すと言って、啜り泣く逞を抱き締めた。
 
学校にて、律が放課後どこかに寄って帰ろうと誘うが、逞は照に会いに行くと言い誘いを断る。逞は照の葬式に向かっていた。
 
どうして俺は、照ちゃんを好きになれなかったんだろう。逞はそう考えながら葬式を後にした。
 
 
あの日の真実
種田家にて、穣が沈んだ顔で家に帰ってくると、繭に逞の様子を聞いた。繭は何かあったのかと尋ねるが、照ちゃんのことを聞いてないのかと逆に質問を返される。
 
「亡くなった。昨日の午後だ」
 
「昨日…?なんで?なんで助けてあげられなかったの?」
 
父から詳細を聞き、全てを悟った繭は家を出て行き逞の家へと向かった。
 
繭がインターホンを鳴らすとえみが玄関から出てきた。えみは逞のことをそっとしておいて欲しいと繭に告げる。
 
お風呂に入っていた逞は、照のこと、繭のことを考えていた。
 
どうして俺は照ちゃんを好きになれなかったんだろう。照ちゃんを好きになれなかったんじゃない。俺は、繭のことが好きなんだ。
 
学校帰りに逞を呼び止める繭。
 
「逞も病院に行ったって聞いて、私全然知らなくて、そんなことがあったのに、私待ってるとか言って…」
 
「行ったよ」
 
「え?」
 
「遅れたけど、行った」
 
「え?私…」
 
「繭がそばにいてくれても俺の病気は治らない」
 
これでいいんだ。これで…いいんだ。
逞は自分に何度も言い聞かせた。
 
 
遠いままの2人
そして時が流れて行った。
繭はクラスメイトとして常にそばにいた。
 
一年後。
 
平凡ながらにも慌ただしく過ぎていく高校生活は、逞にとって色々なものを紛らわせてくれていた。
 
そして逞は今日も病院へ向かう。穣からはいつも検査結果は安定していると告げられていたが、良くなっていると言われたことは一度なかったのだ。それでも逞は前を向こうと&していた。
 
逞や繭達は学校で行われる文化祭の準備で慌ただしくしていた。打ち合わせのために寄ったファミレスにいると、大学生になった昴がやってくる。
 
昴は皆がいる前で土曜日に谷沢にドライブに行こうと繭を誘った。距離を考えても、それは明らかに日帰りではなく、泊まりの旅行ということを暗に示していた。昴の誘いを承諾する繭を横目に複雑な表情を浮かべる逞だったが、自分は何も言える立場ではないと言い、黙ったままでいた。
 
文化祭の計画書の用紙を忘れたことに気付いた繭は学校へ取りに向かうが、既に校門は閉まっていた。逞が通りかかり、逞は学校に侵入できる裏道へと繭を案内する。
 
教室へ向かう繭と逞は計画書を見つけるが、警備員の足音が聞こえると、咄嗟に教卓の裏に隠れる。必然的に距離が近くなる2人。逞は心臓の鼓動が繭に聞こえてしまうくらい激しく音を立てていた。警備員に見つかることなく、なんとか事が収まり、帰る途中、繭と昴の旅行の話になる。
 
「俺が行くなって言ったらやめるのか?」
 
「それはその言葉を聞いてから考える」
 
「言わねーけどな」
 
そう言って別れる2人。
 
行って欲しくないに決まってるだろ。他の男とのお泊りドライブなんか。
逞は本&音を繭には言えずにいた。
 
行くなって言って欲しかったのに。繭も本音を言えることなく、ただ逞の背中を見つめていた。
 
 
生きる希望
昴と旅行に向かう繭。昴は逞は止めなかったのかと聞くと、止めるチャンスを与えたのに情けない奴だと言い本音を吐露する。反論する繭に対し、引き返そうかと聞くが、繭は行っていいと答えた。
 
一方病院に呼ばれ話を聞きに向かった逞と両親は穣から、そろそろ心臓移植のことを考えた方がいいと告げられる。心臓移植がうまく行けば運動を制限することもなく、好きなように生活ができると知り、逞も両親も喜んで心臓移植を受けようと決断するのだった。
 
逞はその時初めて生きる希望を感じていた。そしてそのことを一番話したい相手は繭だと言うことに気付く。
逞は繭に連絡をしようと携帯を手に取るが、昴との旅行のことが頭に過ぎり手を止めていた。するとそこへ律から着信が入ってきた。
律からはただならぬ様子が電話からも伝わってくるほどだった。
 
「逞…兄貴が車で事故った」
 
「事故って、繭は?」
第4話の感想はここをクリック
逞は照と話をしてから繭に気持ちを伝えようとしていたんですね。照の死によりすぐには繭の元へ向かえなかった逞。それでもなんとか繭の元へ辿り着きます。しかし繭は逞が来ないと思い、逞を諦めようとしていました。
 
一方の逞も、昴と抱き合う繭を見て繭を諦めようとしています。本当はお互いを思い合っているはずなのに、それが悪い方向にすれ違い、さらに時が経過してしまい、溝が深まってしまったのが切ないです。すれ違った2人の思いは今後向かい合うことはあるのでしょうか。
 
また、やっと逞に希望の光が見えてきたという中で、ラストの律の衝撃の電話。昴の起こした事故とは一体?
 
そして繭は無事なのでしょうか。次回の展開に目が離せなくなりそうです。
<見逃し動画>第3話 「泣きながら決心した…もう嘘はイヤだ!」
 
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第3話の公式あらすじ

病院で再会した逞と照。同じ病気と闘う2人に何か通じあうものを感じた繭は、悲しい気持ちになる。さらに、2人きりの病室で照が逞にキスをねだる場面を目撃した繭は逃げ出し、翌日から逞に冷たい態度を取り始める。
 
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第3話のネタバレはここをクリック
キスの続き
照にキスしようと顔を近付ける逞は、ふと思い留まり顔を離そうとした。
それに気付いた照は自分からキスを迫るが、逞は咄嗟に避けて花瓶を割ってしまう。
 
「ごめん」
 
「またお見舞い来てくれるよね?」
 
「もちろん」
 
「あと何回逞くんと会えるか」
 
「冗談でもそうゆうこと言うなよ」
 
照は逞と指切りげんまんすると、逞の頬にキスをした。
 
「繭ちゃんに好きじゃないってはっきり言ってね。続きはそれからにする」
 
逞が照にキスしようとしていた場面を見ていた繭はショックを受け、浮かない表情でいた。
逞と何かあったのかと心配し繭に話しかける律。
 
「あのさ、私のこと、嫌い?」
 
「え?嫌いじゃないよ」
 
「好きでもない女の子に私のこと嫌い?って聞かれたら嫌いって答えなきゃダメなの!」
 
繭は少し怒ったように律に言い放った。
 
「照ちゃんとキスしたのか、しなかったのか、そんなこと聞けない」
 
「繭のことが大切なのに俺は何をしているんだろう」
 
繭と逞は相手には言えないそれぞれの思いを巡らせていた。
 
 
逞の告白
繭に話しかける昴は繭が機嫌が悪いことが照のことと関係あるのではと、痛いところを突く。逞とは付き合っていないと言う繭に昴は自分にもチャンスがあると改めて宣言した。
 
一方律と律の家で勉強していた逞。
昴が帰ってくると、逞と同じ病気で死んだ父親の話を始め、律に席を外させた。
 
「自分の病気を自覚してるならはっきり姫から離れろ。君がはっきりしないせいで姫が泣いてもいいのか?姫のことは俺がちゃんと幸せにしてやるから安心しろ」
 
「友達なんで関係ないです」
 
「友達かぁ、お互いにそう言い合って誤魔化してる。いっそは照ちゃんて子と付き合えよ。そしたらモヤモヤも晴れてスッキリするぞ」
 
昴の言葉に何も言えずにいた逞。ちょうどその時、照から寂しいから来てほしいと言う連絡が入った。
 
学校の美術の授業にて、ペアを組んで相手をデッサンすることになった。結子の作ったくじを引き、逞は繭とペアを組むことになる。
 
デッサン中に下を向いてばかりの逞に注意し、睨むように逞を見る繭。逞は呆れてペアを変えてほしいと言い出す。
ひどいデッサンを書いた逞と、揉めていた繭は結局先生に怒られ居残りをさせられる羽目になってしまう。
 
居残りをさせられ、お互いを責め合う2人。小学生の時も先生に怒られて居残りをさせられたことがあったことを思い出す。
 
「成長してないなぁ、俺たち」
 
「そうだね」
 
しばらく黙り込んでいた逞はふと何かを考えたように言葉にする。
 
「俺、照ちゃんとキスした」
 
繭はその発言に驚き、デッサンを描いていた鉛筆の芯が折れる。
 
「そうなんだ。好きなの?」
 
「かもな」
 
「付き合うんだ」
 
「そうなるかな」
 
「そ、良かったね」
 
繭は涙を浮かべながら鉛筆を削っていた。
 
教室にいた律は結子に繭と逞の話を持ち出していた。律は結子がくじを入れ替え繭と逞をペアにさせていたことに気付いていたのだった。結子は2人がお互いに気にしあってることを察し、向き合ってほしいと言う思いを打ち明けた。律は結子と同じ思いだと共鳴し、2人でこれからも協力し合っていこうと約束する。そして、聡美がもらったという遊園地のチケットの話になると、逞と繭を誘ってみんなで行こうと、話が盛り上がる。
 
「行かないよ」
 
教室に戻ってきた繭が冷たく言い放つ。
 
「私は行かない、多分逞も」
 
「なんで?」
 
「なんと、逞にめでたく彼女ができたってさ」
 
繭はせいせいしたと言いながら教室を出て行った。
 
 
思い出の遊園地デート
照のお見舞いに行こうとする逞。律が自分も親友の彼女を見たいからと、一緒にお見舞いに行くと言い出す。照と2人で向き合うのは気が重いと思っていた逞にとって、それは救われた提案でもあった。 
 
弓道に打ち込む繭に傷を癒してあげにきたと言い寄る昴。
 
「今からどっか行かない?」
 
「いいよ」
 
「え?」
 
「いいって言ったの。で、どこ連れてってくれるの?」
 
逞が照のお見舞いに行くのを横目に昴は繭を連れてデートに向かう。
 
自ら遊園地に行こうと言う繭。絶叫マシーンが得意だと言い乗った繭だったが、結局具合が悪くなってしまうのだった。
 
「昔さ、逞と遊園地に行ったの。逞は体のこと考えると激しい乗り物にのれないから、せめて私が色々なのに乗ってるところ、見せてあげようと思って、頑張って乗ったの。でも酔って吐いちゃったりしちゃってさ」
 
「要は楽しい思い出なんだな」
 
「そんなことないけど」
 
「思い出タイム終了!今を生きろ」
 
「今?」
 
「今だよ。姫の前には今俺がいる」
 
「ごめん、デート中に別の人の話するのって失礼だよね」
 
「姫はいい子だな」
 
「そんなことないよ。私なんか素直じゃないし可愛くないし」
 
「可愛いよ。こんないい子を苦しめる男は許せない」
 
「そんな人いない」
 
「いるだろ。1人だけ」
 
 
照の仮病
一家で夕食を取る垣之内家。えみは逞が帰りが遅いことを気にし、繭と会っているのではないかと危惧していた。逞は照のことを話し、お見舞いに行っていると告げる。
 
久しぶりに父と一緒に帰ろうと病院へ向かう繭。看護師が照が仮病を使っていると話しているのを聞き、照の病室へ向かった。
突然ですが逞の前で照の頬を叩く繭。
 
「最低!この子仮病使ってた。逞の気を引くために騙してた」
 
「そんな、ひどい」
 
「嘘泣きでしょ?人のこと騙して楽しいの?」
 
「知ってたよ。俺と照ちゃんは同じ病気なんだ。呼吸とか顔色とか見ればわかる」
 
「じゃあどうして?」
 
「入院してるとさ、本当に寂しいんだよ。友達だって毎日来てくれるわけじゃないし、自分だけ、取り残されてるような気がして。このまま自分がいなくなっても誰も気付いてくれないんじゃないかって」
 
「なんで逞が照ちゃんのために言い訳してるの?騙されたフリしたの?それが逞の優しさなの?みんな嘘つき」
 
「繭は嘘付いたことないのか?」
 
「あるよ」
 
泣きながら病室を出て行く繭。
 
「嘘付いた。自分に嘘付いた」
 
公園のブランコで佇む繭。
目の前に結子が現れた。何も言わなくていいと言う結子に抱きつき、繭は泣いていた。
 
「泣きながら決心した。もう嘘は嫌だ」
 
 
もう嘘はつかない
翌日、逞を呼び出す繭。
 
「昔よく行った高台の公園、覚えてる?」
 
「ああ」
 
「今日の放課後あそこで待ってる。来なければもう逞のこと追いかけたりしない。待ってるから。私待ってるから」
 
繭がその場を後にすると、様子を見ていた昴が話しかけてきた。
 
「姫のところには俺が代わりに行ってやる。君は、照ちゃんのところへ行けばいい」
 
昴はそう言い残してその場を後にする。
 
逞と律が昼食に弁当を食べながら談笑していると、律が唐突に兄昴の話をする。昴は父を病気で亡くしたことで、苦しんだ母のことばかり思い出していたが、律は父を看病しながら笑顔でいた母を思い出していた。
 
「病気になった人を愛することが必ずしも不幸じゃないって思うんだ。種田だってどんなことがあっても逞といられるのが一番幸せなんじゃないかって思う」
 
「ありがとな」
 
放課後、そそくさと教室を出た繭。
同じく学校を出た逞は病院行きのバスに乗っていた。
 
高台の公園を通り過ぎようとした時、逞はそこで待つ繭の姿を発見する。繭を見つめる逞。その場では降りずに目の前を通り過ぎた。
 
「だめだ、今はまだ行けない。ごめん、照ちゃん。俺は繭のそばにいたいんだ。俺はやっぱり繭が好きなんだ。照ちゃんにちゃんとそう言おう。それからじゃないと、繭のところには行けない。今にして思えば、あの時あのまままっすぐ繭のところに行けば良かった。あの日、俺のせいで、照ちゃんが死んだ」
第3話の感想はここをクリック
照ちゃん、あざといですね(笑)
 
嘘をついて仮病は良くないことです。ただ、逞がフォローして言っているように照ちゃんの気持ちもわからなくはないと感じてしまいました。
 
今回はそれぞれのついた嘘が印象的だったのではないかと思います。逞もキスをしたと繭に嘘を付きました。照ちゃんも嘘を付きました。繭は自分に嘘を付いていました。いくら相手のことを思っていても、嘘はやっぱり人も自分も傷付けると思ったのでしょう。繭はもう嘘は嫌だと、自分の気持ちに正直になることを決意します。繭の覚悟を感じ取った逞もやっと向き合おうとして、歩み寄ろうと決心していました。しかしそれがすれ違ってしまったことを暗示するように、照ちゃんが死んだと逞が回想しています。2人はすれ違いの隙間を埋めることができるのでしょうか。
<見逃し動画>第2話 「友達ってすっごく遠い」
 
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第2話の公式あらすじ

律の提案で、友達として仲良くするという道を選んだ逞と繭だったが、複雑な思いを感じ始めていた。そんな2人の関係を崩そうと、生徒会長・昂は繭を“姫”と呼び、何とか自分の方を振り向かせようと画策するが…。
 
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第2話のネタバレはここをクリック
友達って…
繭と逞に友達として仲良くするように提案した律は、田村結子(矢作穂香)にもその旨を話し、皆で仲良くすることで2人の友達関係をサポートしようと協力を促す。
 
“友達活動”の一環で、律、繭、逞、結子、聡美(福本莉子)らはみんなで律の家でトランプをして遊んでいた。昴が帰ってくると、昴は律を問いただし、繭と逞の“友達活動”について聞く。昴は自分にチャンスがあることを確信し、「いいことを聞いた」呟いた。
 
帰り道、結子の働きかけで2人きりになる繭と逞。久しぶりに遊んだことで幼少期を思い出し、話に花を咲かせる。
 
「友達って楽しいけど、ちょっと悲しい」
 
「友達って楽しいけど、ちょっと危ない」
 
それぞれが思いを巡らせていた。
 
 
大事な人を失うということ
病院で話を聞く逞と両親のえみと寛貴。穣からは経過も安定していて、引き続き無理をせず薬を飲むように言われる。穣は繭が迷惑をかけていないかと聞くと、複雑な表情を浮かべるえみをよそに、逞は健全な友達関係だと答える。
 
一方部活動で弓道に打ち込む繭。すかさず昴が繭に話しかけてくる。昴は自分の父親と逞が同じ病気だと告白する。そして、すでに父親は既に死んでしまったと告げた。 
 
「あいつのこと、好きなのか?」
 
「好き」
 
「やめとけよ。死ぬぜ?」
 
昴の発言を聞き、繭は昴の頬を叩く。
 
「二度とそうゆうこと言わないで」
 
「姫がわかってないから教えてやろうと思っただけ」
 
「わかってない?」
 
「大事な人を亡くすってどんなことか。いまだに最後に会ったときの親父の顔を思い出す。大丈夫だって笑って言ってたくせに。俺たちを置いて死にやがって。いつ死ぬかわからないやつに恋なんかするな。俺にしとけよ」
 
繭を抱き寄せようとすると、昴の腹を殴りその場を後にする繭。
 
「今更恋するななんて、言っても遅いのよ。このぐらいで済んでよかったと思いなさい」
 
「やっぱ姫は最高だ」
 
 
繭のピンチを救う逞
学校ではクラス対抗のバスケットボールの試合が行われていた。逞は監督として見学しながら、繭の懸命な姿を見て、小さい頃を思い出す。ドッジボールで狙われていた繭のピンチに逞が助けようと割って入り、その後倒れたことがあったのだ。
 
繭たちのチームが順調に試合に勝ち進んでいき、次が決勝というところにまでたどり着く。決勝の相手チームは昴のいるチームだった。
 
「賭けをしないか?」
 
「賭け?」
 
「俺たちが勝ったら姫の唇をいただく」
 
「どうだ?」
 
「私達が勝ったら何をしてくれるんですか?」
 
「なんでも?リクエストにお答えするよ」
 
「じゃあ尻文字で鈴谷昴は学校一のおバカさんって書いてください」
 
昴も繭も自分たちが勝つのだと自信満々で挑もうとする。
 
体育館から出て、昴に絡まれる逞。
 
「よっ、監督。助けに入りたくてうずうずしてるだろ?病気でさえなけりゃ」
 
「なんでそんなに俺のこと気にするんですか?」
 
「そりゃあライバルだからさ」
 
「あいつとはただの友達です」
 
繭チームと昴チームの試合が始まる。
前半、繭チームは昴チームに押され、かなりの差をつけられていた。昴を応援するファン達もどちらを応援していいのか戸惑っていた。後半が始まる直前、逞はチームに対し、守りに徹して相手の疲れが見えたら一気に攻め込むようにと、監督としてアドバイスする。
 
逞の言う通り、昴チームがバテ始めると、繭達は一気に追い上げをかけた。
 
あと10秒というところで2点差に追い込んだ繭チーム。意を決して逞が交代で入り、ラストにスリーポイントシュートを決めた。
 
見事に優勝した繭達は、約束どおり、昴の尻文字を笑いながら見守るのだった。
 
 
繭にライバル出現?
試合中に足を挫いていた繭。それに気付いた逞は繭と一緒に病院へ向かう。繭は全治1週間の捻挫と診断されると、逞に無茶をするなと注意された。
 
病院内を歩いていると、検査入院中の上原照(馬場ふみか)に再会する。照は逞と同じ心臓病を抱えており、逞の入院中の友達だったのだ。
 
「そうそう、あれ、覚えてる?屋上でお星様見ながら、私たち結婚しようって約束したよね?」
 
「そうだっけ?」
 
その話を聞き怒り出す繭。逞は繭のにも照にも結婚の約束をしていたのだった。逞は小さい頃のことは覚えてないとその場を誤魔化す。
 
「俺たち友達だろ?だったら8歳の時に他の女の子と結婚の約束したのを責められる筋合いはない」
 
「友達…」
 
複雑な表情を浮かべる繭。
心配したクラスメイト達も病院に駆けつけてきた。
 
その頃、思わぬライバルの登場の情報を聞きつけた昴は、これに託けて、繭の心を奪おうと目論んでいた。
 
 
繭のやきもち
照はお見舞いに行くと言った逞の言葉を信じ、度々連絡をしていた。逞は放課後照のお見舞いに行く約束をする。それに答える逞を横目に、繭は父に老人があると言い一緒に病院までついて行く。
 
照の提案により3人で話をすることになり、繭は照がもらったりんごの皮を剥こうとするが、料理下手の繭は全く皮を剥くことができない。見兼ねた照は上手にりんごの皮を剥いてみせた。繭は料理の差を見せつけられたあげく、自分の知らない話ばかりする照を良く思うことができず、焼きもちを焼いていた。
 
「私達の間に割り込まないで。なんて言えない。だって私と逞は友達だから。友達ってすっごく遠い」
 
 
逞のための糖分なしプリン
家庭科の授業で調理実習を行っていた繭は、皆がプリンを作る作業を始める中、1人先生の元へ質問しに行く。
 
結局繭が作ったプリンは失敗に終わってしまい、落ち込んだ繭は、捨ててほしいと結子に言い残す。繭は糖分を取ってはいけない逞のため、糖分なしのプリンを作ろうと質問していたのだった。
 
結子は繭が逞のために糖分なしプリンを作ろうとしていたのだと悟り、繭の失敗したプリンを逞の元へ届けにいく。逞は繭には秘密にしてほしいと言うと、結子から繭のプリンをもらって屋上で食べる。
 
「まずい。逆にどうやったらこんなまずいもの作れるんだろう」
 
逞は心の中で繭が自分と照にやきもちを焼いていることが嬉しいと感じていた。
逞は改めて繭のことが好きなのだと痛感する。
 
 
照の仮病
繭は捻挫の治療で病院に向かうと、逞が照の病室に入って行くところを見つける。
 
照は嬉しそうに写真を撮り、SNSにあげようとした。逞が何か言おうとし、急に胸が苦しくなる照。心配する逞は照の手を取り寄り添っていたが、実は照は逞の気を引くために仮病を使っていた。
 
「逞くん、あの子と付き合ってるの?繭ちゃんと」
 
「いや、繭とはなんでもないよ」
 
「そっか。良かった。私が良かったっていった意味わかる?逞くんは私のこと嫌い?」
 
病室を覗く繭は嫌いと言ってと願っていた。
 
「嫌いなわけないだろ」
 
「じゃあ、キスして。だって私もうすぐ…」
 
逞は照にキスをしようとした。
その様子を見ていた繭はとっさに目を離し、涙を浮かべながらその場を後にした。
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友達だとたくさん一緒にいることができて、楽しくて、良い部分もたくさんありますが、その相手が好きな人だと、辛いことの方が多くなりますよね。
 
逞も繭もぎくしゃくした関係から友達になり、関係が良くなったかのように見えますが、内心では2人ともその友達と言う言葉に縛られてしまっているのが目に見えました。
 
また、照という最大のライバルが出現し、更に繭や逞の心を揺さぶっています。
 
仮病を使い逞の気を引く照。仮病はダメだろと言いたくもなりますが、この年頃で多感な時期なので気持ちもわかるなぁとも思ってしまいます。
 
結局逞と照がキスするかしないかの寸前で話が終わってしまいますが、それを見ていた繭を思うといたたまれない気持ちになってしまいます。次回はどんな波乱が待ち受けているのでしょうか?
<見逃し動画>第1話 「僕の人生にはタイムリミットがある」
 
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第1話の公式あらすじ

写真館を訪れ、満面の笑みでピースサインをする18歳の垣野内逞。時は遡り、逞が8歳の頃、病院に入院している逞のそばにはいつも、同じ年の女の子・繭がいた。いつしか2人は未来を信じて結婚の約束を交わすが…。
 
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第1話のネタバレはここをクリック
プロローグ
垣之内逞(野村周平)の人生にはタイムリミットがあった。自分の長くない人生を思い、逞は18歳の誕生日に写真を撮ることにする。写真屋にて、遺影を撮るのだと告げると、写真屋は訝しんだ。咄嗟に冗談だと笑う逞は明るくピースサインをして写真を撮ってもらった。
 
逞は自分と種田繭(桜井日奈子)の初恋を思い出しながら語りだした。
 
 
結婚の約束
病室でお医者さんごっこをして遊ぶ幼少期の繭と逞。それが2人の最初の思い出だった。逞は幼い頃から心臓病で入院しており、繭は逞の主治医種田穣(生瀬勝久)の娘だった。その時まて2人は逞の命が長くないことを知らずにいた。
 
「僕大人になったら宇宙飛行士になるんだ」
 
「すごい!私も宇宙飛行士になる」
 
「そうだ、私達宇宙で結婚式しない?」
 
「いいよ」
 
満点の星空の下で2人は指切りげんまんをして約束をするのだった。
 
 
再会
高校の入学式にて。隣の席に座った鈴谷律(佐藤寛太)と友達になる逞。
 
壇上に生徒会長の鈴谷昴(宮沢氷魚)が現れ、在校生の挨拶を述べる。昴がアイドルさながらの黄色い声援を浴び、派手な挨拶をやってのけると、律は恥ずかしそうに昴は自分兄だと告げる。
 
次に新入生代表の挨拶として壇上に出てきた繭の姿に逞は驚きを隠せない。
堅苦しい挨拶が始まるのかと思いきや、昴の派手な挨拶に触発された繭は逞を指差した。
 
「そこにいる垣之内逞君。いや、バカ逞!まんまと逃げたつもりかもしれないけど、この私から逃げようなんて100万年早いんだから!覚悟しておきなさい!絶対に逃がさないからね!」
 
呆れたように席を立つ逞を必死で追いかける繭。
逞は自分が抱える心臓病のことで、繭と関わりを断った方がいいと考え、敢えて家から遠い紫堂高校を選んでいたのだ。逞は追いかけてきた繭を避けるように冷たい態度を取る。
胸の傷を眺め、幼少期のことを思い出す逞。逞は自分は繭のそばにいてはいけないと思っていた。
 
繭は逞に避けられながらも関わりをやめようとすることはなかった。そんな繭を横目に逞は繭の苦手な数学クラブに入ろうとすると、繭もついていこうとするが、結局断念。繭は中学からやっていた弓道部に入部する。繭は逞への気持ちを弓道にぶつけていた。
そこへ校内のアイドル昴がやってくると、突然繭に交際を申し込んだ。繭は逞と運命で結ばれていると言うと、昴の申し出を断る。
 
学校から帰る途中、弁護士を目指していると夢を語る律に、逞は幼少期に宇宙飛行士になりたいと言っていたことを思い出すが、決してそれを語ることはなかった。ふと、逞はカフェにいる繭の姿を発見すると、友達と楽しそうに笑う繭を見て、一安心する。逞は繭の笑顔が好きだった。
 
 
蘇る記憶
逞が体育の授業を見学していると3年の五十嵐優実(松井愛莉)が話しかけてくる。君のこと気になっちゃったとからかわれる逞。
その時、空から紙が落ちてきた。紙に目を留めると、そこには「種田繭の大事なものをいただきに参上する」と、昴からのメッセージが書かれていた。
 
繭が部活終わりにシャワーを浴びて着替えようとすると、お気に入りの下着がなくなっていることが判明する。
ロッカーには「大事なものいただきました」とメッセージがあった。
 
繭はタオル姿で必死に下着を探し回り、プールに浮かんでいる下着を発見すると、プールへ飛び込んだ。あたりには他の生徒達の野次馬が押し寄せてくる。タオルが浮かんでくる様子を見てプールに飛び込む逞は、急いでタオルを繭にかけた。
 
「何やってんだよ」
 
「だって」
 
「逞こそ大丈夫?」
 
「久しぶりに泳ぎたくなっただけ。もう無茶すんな」
 
「私のパンツ見ていいのは逞だけだから」
 
プールから上がった逞は、急に胸が苦しくなり救急車で運ばれる。病院で逞を待つ繭に、ふと自分と逞の幼少期の記憶が蘇る。
 
体が弱い逞は運動量が多いとすぐに倒れてしまうことが多かった。2人は逞が倒れないように走らない遊びをしようと、隠れんぼをする。繭は父の診察室の机の裏に隠れていた。
 
すると神妙な面持ちの父と一緒に逞の両親、垣之内寛貴(児嶋一哉)と垣之内えみ(石田ひかり)が入ってくる。繭はそこで逞が20歳まで生きることが難しいと話しているのを聞いてしまう。
実はその裏で、繭を探して偶然通りかかっと逞もその話を聞いていたのだった。
 
繭は父に逞の病気が治るのか、本当のことを教えてほしいと問い詰めた。
 
「治るに決まってるじゃないか」
 
父穣は嘘を付くときに笑う。皮肉にも穣の笑顔が全てを物語り、それを察した繭は自分がなんとかしようと決意する。
 
「嫌われてもいい。私が逞の病室を治すんだ」
 
繭は改めて固く決心した。
 
 
友達になる
「小さい頃は無邪気に宇宙で結婚しようなんて約束した。でも俺にはそんなこと無理なんだ。だから繭とは…」
 
「私は逞が好き。何があっても」
 
逞と繭はそれぞれお互いに語ることのない思いを心に留めていた。
 
繭は逞に向けて紙飛行機を飛ばす。
 
「話がある。昼休みに屋上で」
 
そこには繭のメッセージがあった。
 
屋上に向かう逞。
 
「なんだよ、話って。ちょうどよかった。俺も話があったからさ」
 
「何?」
 
「いやそっちから先に言えよ」
 
「そっちが先に言いなさいよ」
 
「最近のお前、どう見ても危ない女だぞ」
 
「人にどう思われようと関係ないもん」
 
「俺まで変に思われるんだよ」
 
「迷惑?」
 
「迷惑だね」
 
「でも私は…」
 
「だから…(好きだ…だからもう近付くな)」
 
「(好き…離れられない)」
 
繭と逞は見つめ合い、お互いに言えない思いを心の中で唱えていた。
 
「あの…」
 
「だったらさ、2人友達になれば?」
 
律が間に入ってくるとそう提案し、友達になれば気を遣うことも周りの目を気にすることもないと告げた。了承した逞と繭は握手をする。
 
 
一生に一度の初恋
逞は18歳の誕生日に遺影を撮った。葬式でしょぼくれた写真を飾られるのは嫌だからという理由で。逞は死ぬ前に繭とは決着を付ける必要があった。繭は逞にとって一生に一度の初恋の相手だったのだ。
第1話の感想はここをクリック
自分が20歳まで生きられないと知り、繭を避けるように生きる逞。逞は繭のことを思い、自分がいると繭を悲しませると思って避けています。
 
しかし繭は繭で逞のことが好きで逞を思い、避けられても根気強くお節介をやいています。
 
好きになってはいけないと言う逞と逞の病気を治したい繭の、表には出さないけれど、心の中ではお互いの思いが同じというのが切ないですね。
 
原作や映画ともまた少し設定が違うようですが、今後はどのような展開を迎えるのでしょうか?
 
もしかしたら原作の漫画や映画にはない展開が見られる可能性もあるかもしれません。

僕の初恋をキミに捧ぐ(ドラマ)の内容

公式サイト

幼い頃から心臓病で入院していた逞と、その主治医の娘の繭。8歳のある日、繭は逞が「20歳まで生きられない」ことを知り、何とか逞の病気を治せないかと悩む。そんな繭の想いを知らない逞は、「大人になったら僕のお嫁さんになってください」と繭にプロポーズ。繭は「20歳になったら絶対よ!」と応える。
 
やがて、逞自身も修学旅行中の診察で、自分が20歳まで生きられないことを知る。そして、繭と一緒にいても幸せにできないと考え、逃げるように全寮制の中高一貫校に入学する。だが、繭は逞を追って同じ学校に入学する。冷たい態度で繭を遠ざけようとする逞、それでも逞を慕い続ける繭。やがて、逞はファーストキスの相手と再会、繭も学校の先輩鈴谷昂に思いを寄せられる。 高校に上がり、逞と繭は再び結ばれる。しかし2人が高校3年の時、昂は五十嵐との電話中に脳出血を起こし、脳死と判定されてしまう。昂が持っていたドナーカードには心臓のところにだけ印が付けられており、一時は昂の母親が心臓移植を任意する。だが逞は自身のドナーが昂ということを知り、心臓移植を自ら断ってしまい、昂の母も同時期に心臓移植の取りやめをする。逞の病気の悪化や、親の反対などの試練が2人を襲う。
 
<出典>テレビ朝日CS

<出演者>

垣野内逞:野村周平(幼少期:潤浩)
種田繭:桜井日奈子(幼少期:田島僚華)
鈴谷昴:宮沢氷魚
鈴谷律:佐藤寛太
上原照:馬場ふみか
五十嵐優実:松井愛莉
田村結子:矢作穂香
神尾耕太郎:岐洲匠
生田成美:富田健太郎
野村聡美:福本莉子
向井早苗:是永瞳
鈴谷小百合:山下容莉枝
種田陵子:真飛聖
垣野内寛貴:児嶋一哉
垣野内えみ:石田ひかり
種田穣:生瀬勝久

<各話のタイトル>

第1話 僕の人生にはタイムリミットがある
第2話 友達ってすっごく遠い むけない
第3話 泣きながら決心した…もう嘘はイヤだ!
第4話 俺は…繭のことが好きなんだ!
第5話 私たち今からキスするから
第6話 俺たち…これからデートする
最終話 僕らの初恋は、永遠に輝き続ける

第1話から最終回まで全話配信中です

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僕の初恋をキミに捧ぐ(ドラマ)の感想

50代男性

垣野内 逞は、なぜ叶わない約束をしてしまったのだろうか?初恋はうまくいかないケースが多いですが、10年経過してもお互いの愛は変わらないものでした。自分が病気に侵されていることを幼少時代から知っていたのに、プロポーズしたのは、生きることに賢明で死ぬことは考えていなかったように見えます。高校三年生になり結婚できる年齢になりました。逞は20歳までしか生きられないと言われてしまい死のカウントダウンが始まっています。残りの二年間は、逞にとって恐怖の毎日が続きます。助かる見込みは、ドナーですが、鈴谷昴と知ってショックを受けてしまいます。そこまでして生きたくないのは誰もが同じです。種田繭の父親は心臓外科医なので、助けることができますが、極めて困難なオペになります。ドナーを拒否してしまえば、待っているのは確実に死んでしまうことです。それでも繭と結婚したいのは、他の人が入らないからです。両親は、未来のない人と結婚してどうするの?と言います。叶わない夢に思いましたが、反対を押し切り籍を入れて結婚することになりました。記録上、結婚したことになります。記録と記憶を両方とも残せることができた、垣野内逞と垣野内繭でした。

40代男性

純愛を描いた作品の中でも特に尾崎さんという脚本家が描いている本作品、素晴らしいこの脚本力によりドラマが光っているのだと感じられます。漫画の中の世界のようなキャラクターが多くいるのは、よりわかりやすいキャラクターをつけ、キャストを初見にも覚えやすくしているという手法であると感じられます。このようなキャラクターを誇張しすぎるぐらいの方が見やすいというのは実のところであり、超絶ナルシストとして描かれている生徒会長はこれの最たるものだと感じられます。ドラマとして割り切って見ている人が多いのでストーカーだと思われるぐらいにしつこく迫っている描写が多く現れるのですが、これも実社会で行われるっていると当然ストーカー規制法に引っかかるような感じが否めないのです。これもそれもドラマ内でのフィクションというところで一笑に付したいと思いました。ドラマ内という特別な表現方法を必要とするジャンルであり、脚本家としてはそのような演出をせざるを得ないし、それとともに時代背景に合わせた演出が必要なのでしょう。事細かく見ると違和感がある様子もなるべくしてそのような脚本に行き着いたと感じと面白く作品が見れると思います。
とにかく尾崎さんの脚本は私は大好きであります。

20代女性

漫画の原作ファンとしてドラマを見てみることにしましたが、とても豪華な役者たちが多く揃っていて驚きました。桜井日菜子は終始薄化粧なのに、美しさのレベルが高く、女の私でもつい見惚れてしまいました。結末が漫画とドラマで異なっていたり、漫画のストーリーや雰囲気も大事にしつつドラマらしい演出がされていたのも非常に良かったです。また、野村周平の涙の演技がとても素晴らしく印象的で、見ているこっちもつられて何度も号泣してしまいました。人を好きになるということや、好きな人がいるということがどれほど素晴らしいものかと考えさせられました。全体的にいうと、少女漫画らしいファンタジーな感じと、命というテーマの組み合わせ方が完璧で、良い作品でした。見ていくにつれて、次の展開が気になる作品でした。高校生の頃が懐かしく、もし自分がその頃に戻れるとしたら恋愛をたくさんして毎日を楽しめたらいいなと思いました。音楽のセンスも良く、ドラマのストーリーや雰囲気にぴったり合っていました。私はどっぷりハマってしまってこの作品は、何度も何度も見返してしまいました。とくに恋愛ドラマが好きな人でまだ見たことがない人は、ぜひ見てほしいドラマです。

50代女性

野村周平さんが、20歳まで生きられない心臓病を抱えていて、どこかあきらめた気持ちを持ちながら淡々と日々を生きている垣野内逞を、自然体で演じていて良かったと思いました。桜井日奈子さんが、逞の病気のことを全部わかったうえで全てを受け入れて、一途にまっすぐに愛する幼なじみの種田繭を熱演していて、とても良かったと思いました。すごく可愛かったです。繭を悲しませないために、わざと遠くの高校に入学した逞でしたが、新人生代表あいさつで壇上に上がった人物が繭だったシーンは、ほんとに驚きました。繭は必死に勉強して難関高校の逞と同じ高校に入学したのは、すごい努力をしたんだろうと感動しました。人を想う気持ちは、ものすごいパワーを出せるんだと改めて思いました。2人が、死のタイムリミットに不安を抱え、悩み苦しみながらも、必死に運命に立ち向かっていこうとする姿が、とても切なくて一生懸命さが伝わってきて好感が持てました。応援したくなりました。お互いに好きなのに、言いあらそってしまったりすれ違ったりする、初々しい2人がとてもまぶしかったです。つらい運命に何とかして抗おうとするところは、若さゆえの必死さと今の瞬間だけのキラキラ感が、上手く表現されていたと思いました。

20代女性

映画見ていた作品だったのですが、原作を読んでいないしどんな話かドラマの長さになってよくわかった気がしました。タクマが20歳まで生きられないかもしれないってところなのに幼馴染で昔から好きでいる相手は、どんな気持ちなのかなと思いました。とにかく治ってほしいと思うとは思いますが医者の娘だからこそ気づくこともあるのではないかなと思うと悲しくなりました。でもずっと一緒にいれるようにか高校も同じところに行くようにマユが頑張って勉強したのには感動しましたし、恋愛がなにか頑張る糧になっているって素晴らしいなと思いました。知っている人というか自分に好意を持っていた人がいきなり交通事故にあって脳死となったことで、タクマに移植できるとなるのですが知っている人の体をもらうのには気が引けるし断ってしまうのは仕方ないなと思いました。移植ができるのはすごくいいと思うしドナーになると言ってくれていると知っていても、顔が思い浮かんでしまうから移植するなら知らない方の体を頂いた方が罪悪感は薄れるんだろうなととても思いましたし恋愛漫画らしくない感じの暗いような話で驚きましたが初恋っていう響きはいいし初恋の相手と実っているのは羨ましいです。

20代女性

このドラマは病気の逞を、繭がやさしく寄り添ってあげるところが良かったです。20歳まで生き抜いて逞と結婚をするという想いが、繭の中ではずっとあったのが印象的です。逞といると繭はとても幸せそうなのが、見ていて伝わってきました。逞も病気のことがあるけど、なによりも一番心配なのが繭のことなんだと感じます。お互い想い合っているところが、素敵だなと思います。大切な人だからこそ失いたくない想いが強くて、ずっとそばにいたいんだと思いました。そして繭が弓道をしているところはかっこよかったです。いつもと違って真剣な姿は、思わずドキッとしました。そんな中で繭は逞の母親から反対されたりもするけど、それでも好きな気持ちは変わらないところが一途だなと思います。どんなことがあっても、逞を助けるし好きという固い決意があるように感じました。また繭の父親は逞の病状などわかるからこそ、繭に強くあたってしまうのも見ていて切なかったです。今後逞がどうなるのかも判断できるのが複雑だなと思いました。逞がどんどん弱々しくなっていくのは、すごく胸が痛かったです。それでも繭は逞のことをまっすぐ想っているのが、とても健気でやさしい子だなと思いました。

30代女性

岡田将生さんがかっこ良すぎでした。見終わった後晴れ晴れとした気持ちになりました。今までにない感覚でした。そして命と密着しているストーリーでとても感動しました。井上真央ちゃんのツンデレが可愛かったです。あんな女子高生いいな。と思いました。大切な人がこうなったら・・・。こんなふうに人を愛せるのって素敵だと思いました。人の命まで奪ってまで生きたくない。生きるって何?何のために生きなくちゃいけないのと激しく自問自答する逞の想いに共感しました。そして命の大切さを知りました。初恋がテーマの内容で終始キュンキュンできました。岡田将生さんと井上真央ちゃんの役柄がこの作品にぴったりで凄く可愛かったです。恋愛にタイムリミットがあるというのは切なく悲しい事だと思い涙が溢れました。そして前に進む勇気、今日も生きていられる幸せに気付かされました。何かに迷っている時やおちこんでいる時などぜひ見て欲しい作品です。映画館で見てまた改めてDVDを借りて見てのですが、映画館で見た時よりも泣いてしまったシーンが多くありました。主題歌、平井賢さんの『僕は君に恋をする』も良かったです。離れたくない、でも離れなくてはならない時もある。病気って悲しいと思いました。ストーリはとても良かったと思います。感動しました。