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「コクリコ坂から」 2011年7月16日劇場公開
 
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公式あらすじ

1963年(昭和38年)、初夏の横浜。女子高生の松崎海は、海の見える丘に建つ”コクリコ荘”を切り盛りしている。海は、朝鮮戦争で機雷に触れて亡くなった船乗りの父を偲んで毎朝庭に旗を揚げていたが、高校の学級新聞に”旗を上げる少女”の詩が匿名で掲載されると、それが自分のことではないかと胸をときめかせる。
 
海の高校には、男子文化部の部室棟“カルチェラタン”があり、老朽化による取り壊しの是非が論争になっていた。海は、取り壊し反対の論陣を学級新聞で張っている風間俊と知り合い、二人は淡い恋心を抱くようになる。俊に協力したいと思った海が、カルチェラタンの大掃除を提案すると、高校では女子生徒達をも巻き込んだ一大掃除作戦が始まる。
 
ところが、コクリコ荘に下宿していた北斗の送迎パーティで、亡くなった父が友人2人と撮った写真を俊に見せてからというもの、俊は急によそよそしくなってしまう。海が問いただすと、海の父は俊の父と同一人物であり、戸籍を調べたところ、自分たちが兄妹であることが分かったのだという。俊も又、自分の父のものだという同じ写真を持っていたのである。今まで通り、ただの友達でいようと告げられた海は、深く落ち込んでしまう。
 
やがてカルチェラタンの大掃除が進むと、取り壊しに賛成していた生徒達までもが保存を望むようになる。しかし、学校側はそれを意に介することなく、取り壊しを決定する。生徒会長の水沼と共に海と俊は生徒の代表として東京に赴き、学校の理事長に直談判して、綺麗になったカルチェラタンを見学してもらう約束を取り付ける。その帰り道に、例の詩の作者が俊であったことを海は知る。海は気づいていなかったが、俊は毎朝コクリコ荘の前を養父のタグボート船で通っており、海の旗に応答する旗を船に揚げていたのだ。たとえ兄妹でも、俊のことがずっと好きだと海が告白すると、俊も海が好きだと答える。
 
海が帰宅すると、アメリカから帰国したばかりの母が待っていた。母によれば、俊は海の兄ではなく、引き揚げ船の事故で亡くなった友人の立花(写真に写っている友人のうちの一人)から父が引き取ってきた子だという。立花の妻は俊を産んで急逝しており、親戚も皆ピカドンで亡くなっていた為に身寄りの無くなった俊を、父は自分の子として役所に届け出た。しかし、当時海を身ごもったばかりの両親にも俊を育てる余裕は無く、父の知り合いである俊の養親に譲り渡していたのだ。それを聞かされた海は、母の胸で泣き続ける。
 
翌日、約束通りにカルチェラタンを訪問した理事長は、生徒たちに共感してカルチェラタンの保存を約束する。喜びに沸く学校に、俊の養父から俊の生い立ちを知っているという人物が近くに来ているという連絡が入り、海と俊は港の大型船に駆けつける。大型船の船長を務めるその人物とは、海の父と俊の父のかつての親友で、写真に写っていた三人目の人物、小野寺善雄だった。小野寺から詳細を聞かされた二人は笑顔で肩を並べる。
 
そして翌朝、海は今日もいつものように旗を揚げる。今度は父親だけでなく、俊も船の上から見ている事を願いながら。
 
<出典>コクリコ坂から 公式サイト

ネタバレはここをクリック
旗を上げる少女
横浜のとある坂の上に建つ“コクリコ荘”は、高校二年生の松崎海が切り盛りしていました。
海はアメリカにいる母の代わりに、そこに住む下宿生や妹たちを養い、学業とも両立させる忙しい日々を送っていました。
 
海は毎朝起きると、旗をあげることを習慣にしていました。
ある日学内新聞で”旗を上げる少女”が話題となり、海は友人たちから自分のことではないかと指摘されます。
 
海の通う高校では、風間俊という人物が女子からもてはやされていました。海の妹・空も俊のファンの1人で、海は空に俊にサインをもらいにいくための付き添いを頼まれます。
しぶしぶ承諾した海は、空とともにカルチェラタンという男子文化部の部室棟へ向かい俊に面会を求めます。
そこにいた俊にサインを求めると、俊はそれに応じてくれました。
俊の右手は包帯が巻かれており、そばにいた生徒会長の水沼が「手を怪我しているから俊の仕事を手伝ってくれないか」と海に頼みます。
それから俊と海は仕事を通して徐々に距離を縮めていきました。
海は俊に惹かれていき、俊もまた海を愛おしく思い始めていました。
 
 
海の家で、コクリコ荘の下宿生の1人である北斗さんの送別会が行われました。
俊も呼ばれ、海はコクリコ荘を案内します。
海の父の書斎で、海は自分の父親の話を始めました。
海の父親・澤村雄一郎は船乗りで、旗を出せば父親が迷子になることはないと信じて、海は毎日旗をあげていました。父親は朝鮮戦争の時に船が沈没したことで、帰ってくることはありませんでしたが、旗をあげることは海にとって習慣となっており、亡くなった今も上げ続けていました。
懐かしみながら話す海が父親の写真を俊に見せると、俊は複雑そうな表情をしていました。
 
 
怪しい雲行き
翌日、カルチェラタンのもとに大勢の女子がやってきます。
海の呼びかけで、カルチェラタンを綺麗にするボランティアに多くの女子が参加してくれることとなりました。
女子と男子がそれぞれ協力し、作業は順調に進んでいきます。
しかし俊がなんとなくよそよそしくなってしまったことに、海は悩んでいました。
 
俊は自宅で、海から見せられた澤村雄一郎が写る写真を見ていました。俊もまた海と同じ写真を持っていたのです。
俊は父親から、澤村雄一郎という船乗りがある日家にやってきて、俊を置いていったと聞かされます。それにより俊は自分と海が兄妹なのではないかと考えていました。 
 
海は俊が急に冷たくなったことを問いただすために、帰り道俊のことを待っていました。
やってきた俊に「嫌いになったならそう言って」と言うと、俊は海に「自分たちは兄妹だ。戸籍上も自分の父親の名前は澤村雄一郎だった」と打ち明けます。
突然のことに驚いた海は「(自分たちの関係は)どうするの」と聞きますが、俊からは「今まで通りただの友達だ」と言われてしまいます。
 
食事もおかしな出来になってしまうほど海は落ち込みますが、どうしようもならないことだと受け入れ、俊に対して毅然とふるまうことにします。
 
そしてとうとうカルチェラタンの清掃が終わりました。カルチェラタンは見違えるほどきれいになり、生徒たちは喜びます。
しかし理事長会議で取り壊しが決定したという情報が入り、生徒たちはいてもたってもいられません。水沼、俊、海が代表で理事長に直談判するため東京へ向かうことになります。
 
カルチェラタン存続のため、いざ東京へ
次の日、3人は合流して理事長のいる会社に到着します。
面会の予約を取らなかったため長い間待つことになりましたが、理事長と面会することができました。
そこで海が「カルチェラタンが大好きだから残したい」と理事長に訴えると、理事長が翌日カルチェラタンの見学へ来てくれることになります。
 
帰り道、水沼と別れて俊と海は一緒に帰宅しました。
海はようやく思い切って、週刊カルチェラタンにのせられた記事のことを尋ねます。
すると俊は「毎朝船から海が挙げる旗に応答していた」と言い、海の記事を書いたのは俊であることが判明します。
海は「たとえ兄妹でも、俊が好き」と告白すると俊も「俺も、お前が好きだ」と答えました。
 
 
海が帰宅すると母親がアメリカから帰国していました。
深夜、海は母親に自分の父親が同じ学校の生徒である風間俊の父親と同じなのか、と尋ねます。
すると母親は、「とてもややこしいことなんだけれど」と話し始めました。
 
海の父親と母親が駆け落ちして一緒に暮らしていた時、母親のお腹には海がいました。
ある日父親が男の赤ちゃんを抱えて帰宅してきました。その男の子は同じく船乗りだった仲間の橘の子で、橘が亡くなってしまい、その妻もすでに亡くなっていたことから、その子が孤児になることを不憫に思い、自分の戸籍に入れて育てようとしていました。
しかしまもなく母親も海を出産し自身も勉強があるため、男の子を育てるのが難しく、船乗り仲間の風間夫婦が当時子供を欲しがっていたこともあり、風間に男の子を託すことにしました。
それを聞いた海は自分と俊が兄妹でないことがわかり、安心して泣き出してしまいました。
 
結末!真実の先の2人の未来
翌日、学園にやってきた理事長はカルチェラタンを見学します。
内装や生徒たちのカルチェラタンへの思いを目の当たりにした理事長はカルチェラタンの存続を決定し、生徒たちは喜びます。
そんな中、俊のもとへ父親から連絡があります。父親から「俊の本当の父親である立花について詳しく知る人物が港に来ており、当時のことを聞くチャンスだ」と言われ、俊は海を連れて港へ急ぎます。
 
港にとまる巨大船へ入ると、そこには小野寺という船長がいました。
小野寺は俊の父親である立花と海の父親である澤村と親友でした。3人はとても仲が良く、立花をリーダーとして、それぞれ船乗りとして活躍していましたが、立花、澤村の順で亡くなってしまいました。小野寺は俊にはっきりと「俊の父親は立花だ」と伝えます。
昔を思い出しながら小野寺は最後に、「立花の息子と、澤村の娘と会うことができてよかった。」と言い3人は固く握手をしました。
 
海と俊は出航する大型船を見送ります。
 
それからも毎朝、変わらず海は旗を上げ続けます。それに応えるように汽笛を鳴らす俊の船がコクリコ荘から見えていました。
 
<感想>
 
 
俊から「兄妹だ」と告げられた後、とても落ち込む海ですが気持ちを入れ替えて毅然とふるまおうとする姿から、女性としての強さをとても感じました。
 
最後は2人が兄妹ではないことが判明し、カルチェラタンも存続し、全てが良い方向に向かい始めたので心地よく見終えることができました。
 
誰にでも一度は味わったことのある甘酸っぱさを感じられる、良い作品だと思います。

コクリコ坂から(映画)の内容

<キャスト>
 
松崎 海:長澤まさみ
風間 俊:岡田准一
松崎 花:竹下景子
松崎 空:白石晴香
松崎 陸:小林翼
松崎 良子:風吹ジュン
風間 明雄:大森南朋
北斗 美樹:石田ゆり子
広小路 幸子:柊瑠美
小野寺 善雄:内藤剛志
水沼 史郎:風間俊介
徳丸理事長:香川照之
悠子:手嶌葵
信子:冠野智美
徳丸理事長の秘書:伊藤綾子
澤村雄一郎:岡田准一
立花洋:風間俊介

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コクリコ坂から(映画)の感想

30代女性

この映画は公開当時に映画館で見ました。宮崎吾朗監督ということと、公開直前にドキュメンタリーを目にしてかなり興味を引かれ公開を見に行きました。丁寧に描かれた世界観にかなり惹かれたのを覚えています。主人公の海の真っ直ぐさ、そしてその海と恋に落ちる少年・風間のいやらしくない心の交流や機微。その丁寧さがとても面白かったです。世界観もかなり美しく、昭和の高度成長期を感じる街並みだったり、その他の懐かしい風景であったり。そんな物を丁寧に描いている姿勢がとても良かったです。下宿という最近ではあまり馴染みのない世界も良かったですし、カルチェラタンの混雑した感じの部室棟は本当に楽しそうで良かったです。そして実際にあった史実を織り交ぜながら、淡々と描かれるお話も良かったです。海の父が亡くなった理由が実際は戦争の中の史実を元にしていたり、他にも色々なとろこで実際にあったり、それを元にしていたりとかなり練り込まれた脚本が良かったです。10代特有の思い悩む仕草であったり、一生の恋人を見つけることのできた2人を見つめられた約2時間、とても有意義な時間だったと思います。エンディング曲もなんだかどこか儚い歌声が映画を物語っていて美しかったです。好きな作品です。

30代女性

昭和の家庭とか生活風景がよく分かるアニメです。そして主人公の恋の障害が行方が気になる作品。主人公の海は弟2人が陸空と、陸海空トリオ。父親は船乗りで行方不明。母親は船乗りと駆け落ちした元お嬢で奔放ライフまっしぐら、海外に行っていた。家を下宿として食事などの面倒を16歳の海が全てこなしている。家政婦が一応いるのになぜ海が下宿の人たちの面倒をみているのか不明。とりあえず、昭和のよくある家庭像とはかけ離れた家庭環境の海の家。そして初めての彼氏俊、学校の1回生上で新聞部に所属するやんちゃボーイ。俊に押し切られて彼氏とデートする時間もないのに(家事労働で)なんとなく付き合う海。しかし二人の父親が同じ疑惑で微妙な関係に。昭和初期の頃って戸籍事情や家族事情って複雑そう、妾制度?もあっただろうし、まだ成長過程の子供たちにとっては複雑以上に複雑な気持ちだろうなとドキドキ。実際は船乗り仲間に子供が生まれたけど、両方がなくなってしまって生まれたばかりの俊を施設にとられないように、海の父の子供として戸籍に登録、その後養子として育ててくれる夫婦が見つかり風間俊になる。というストーリーだった。今みたいに綿棒でDNA鑑定できないからそう言われたら、それを信じるしかないけど、真相はどうなんだろうな。十代の女の子が恋に、自分の父親に、そして家族に翻弄されるアニメで見入ってしまう作品でした。

20代女性

絵柄や世界観が戦争直後の高度経済成長真っ只中の様子を表していて、不思議と懐かしい気持ちになりました。海のきれいな描写や商店街や学校(特にカルチュラタン)のごちゃごちゃ具合がとても面白かったです。その当時の混沌とした時代背景が伺えました。いつか舞台となった港町、横浜に行ってみたいです。カルチュラタン取り壊し反対のために行動する風間俊がとってもかっこよかったです。そして主人公の海も家族や住人のために家事をする健気な女の子で感心しました。海の父親は朝鮮戦争で死に、母は医者の勉強のためにアメリカに行き、寂しい思いをしているのがわかり、少し悲しくなりました。海の母親の胸にしがみついて泣いてるときは、こちらも泣いてしまいました。海と俊が実は腹違いの兄弟だと知った時はショックを受けました。そのことを知った俊と海が互いを忘れるために、好意を押し殺してわざとよそよそしく振舞うその姿は、切なくなりました。その後結局誤解は解かれ、安心しました。風間俊が顔も行動もイケメンで始終ニヤニヤしてしまうくらい甘酸っぱい青春物語でした。この話の後も風間俊と海で仲良くやって行ってほしいです。私も海と俊のような恋愛青春を味わいたいです。

40代女性

まずは横浜という地域がとても美しく感じられました。海と坂がマッチしていて、なおかつ旗が風にあおられている風景は見たことがないはずなのに、何故か郷愁を感じさせるものでした。そんな地域の中で少女と少年が出会い、素朴な恋愛を育んでいくのは懐かしく、むずがゆく感じました。校舎の取り壊しを防ぐために、学生たちが一体となるのも、「学生時代はこういうことに一生懸命になれたなあ」と懐かしく感じられます。好きな人と一緒の部屋にいられるときのときめきや、帰りが一緒だったときに嬉しさなど、瑞々しい気持ちを思い出せたのが個人的には嬉しかったです。大人になるとこういう些細な恋愛の喜びを忘れてしまう気がします。そして、恋する相手にそっけなくされたときのショックなどもよく伝わりました。「自分も昔はこうだった」と回想することが出来る映画です。嫌な人間がおらず、全員が何かに一生懸命な姿も素晴らしいと思います。こういう学生時代は楽しそうだし、これほど美しい風景と港に囲まれたところはさぞかしロマンチックだろうなと羨ましく感じます。音楽もゴージャスな感じではなく、レトロで飾り気のないものだったのが、さらに当時の雰囲気を醸し出していて良い印象を与えてくれました。個人的にはイチオシの作品です。

50代女性

海が家のことに一生懸命で、それが当然のように働く姿が素晴らしいですね。彼女を見守るような住民たちも温かい。毎朝欠かさず旗を揚げる海の気持ちを考えると切なくなりましたが、それだけ深い愛情を受けたからなんだろうなと想像します。俊と心を寄せ合っていく様子は、爽やかでとても微笑ましいです。なのに急に、ふたりの仲がどうなるのか分からないことになって、悲しい結果にだけはならないでと祈るような気持ちに。俊とどんな関係だとしても、彼に対し真っすぐに気持ちをぶつける海が強く美しかったです。いつもは落ち着いて大人しい海の、意外な芯の強さが表れていて、驚きもありました。愛着ある建物を守ろうと、生徒たちが一丸となって協力していく流れはすがすがしいですね。何でも新しいものがいいとはせず、古いものの良さを大事にしていこうとする俊たちの姿勢が素敵で力強い。出会うべくして出会い、惹かれ合うことが決まっていたような海と俊。海が言うように、本当に父が導いた縁だと思わずにはいられませんね。母から事情を聞き、号泣する海の複雑な思いがあふれ出ているような場面に涙です。海と俊のその後をぜひ見てみたいと思う晴れ晴れとした終わり方に、いつまでも余韻が残ります。

50代女性

この作品の原作(少女漫画)を知っていると、その昭和50年代のリリカルなテイストを、よくぞこんな風に作り替えたな、と宮崎吾朗監督の構成力に感嘆します。戦後の混乱や、東京オリンピックを控えてどことなく沸き立つ、上り調子だったころの、それでもまだ貧しさの片りんのある日本。横浜の風景は明るくて、高校生たちは屈託なく未来を見つめていた、そんな元気の出る映画です。色彩の美しさにジブリらしさはたっぷりと、しかしファンタジックな部分は全くなくて、なんというか、地に足がついた…とても生真面目な物語。淡い恋と、ある意味子供らしさ、大人になりかかった世代の切なさが滲む物語でした。主人公の海(メル)を演じた長澤まさみさんと、風間の岡田准一さん。まっすぐな若者の姿を表す、本当に素直な声音がとても好感持てます。10年近く前の声なので、まず、とてもお若い。声だけの芝居は、どこか硬さが滲みながらも、それがキャラクターにぴったりでした。
”カルチェラタン”は、どこかにモデルがあったのでしょうか。あんな魔窟があるなら訪ねてみたいな、と思うほどに素敵な場所でしたね。あの作品の中では、唯一の”ジブリ”らしい空間だったと思います。海(メル)と風間は、生きていれば70代でしょう。幸福な人生を共に過ごしていてくれたと信じたい、そんなラストでした。

20代女性

めちゃめちゃ面白い!と言うわけでもなく、主人公が他のジブリ作品と違って特徴のある見た目ではないため、好みはわかれると思います。個人的には、戦後や1964の東京オリンピック前の活気、街並みが描かれていてとても好きでした。この頃の手紙や文面を見ると、とても詩的な感じがしますが、この作品でも高校生の言葉は凛々しく力強かったです。昔からある校内の建物を取り壊すか、守るのか、そういうことは現代だと学校側が決めるから関係ない、と思う生徒も多いと思いますが、この高校生たちは、体育館を貸し切って討論したり、屋根の上からため池に飛び込んだりしてとても熱いです。この時代に生まれていたら私もこうなれていたのかなと、少し羨ましくもなりました。主人公二人の関係を知った始めの段階では、なんて救われないのだろうと感じました。また、その事情は今ではありえなさそうですが、劇中のセリフでもあったように戦後ではよくあったことと言っていました。最近原爆や戦争の話を意識的に見るようにしていましたが、まだまだ想像できないあり得ないことがたくさんあったのだろうと思います。内容全体は明るく頼もしく生きていく主人公たちを描いていて、見終わったあとは丁寧に生きてみたくなるような作品です。

30代男性

コクリコ坂は作画が非常に綺麗で昭和の日本の風景をよく表しています。特にカルチェラタンの室内の描き方はすごく精巧でとても美しく、当時の情景を細かく描写しているように思います。主人公の女性と彼女が好きになった男性は実は、同じ父親を持っていると言うことが徐々にわかっていくのですが、彼女が彼に惹かれていく中で彼らの人生が戦争と言う暗いもので左右されてしまったと言うことがわかってきます。彼女が父親と夢の中で出会うシーンでは涙がこみ上げてきました。ジブリにしては少し暗い印象の映画ですが古き良き日本の風景が描かれており見所満載で作画を見るだけでもジブリ作品の醍醐味を味わうことができます。劇中で使われている手島葵によるコクリコ坂からと言う楽曲は、彼女のみずみずしい声と少し哀愁のあるようなメロディーが非常にマッチしており彼女の魅力がすごく表れています。コクリコ坂では船やフラグのサインなどが大きなキーワードになってきますが、横浜の街の傍から海を眺め、航行している船の姿に彼女は、父親の姿を好きな男性に重ねます。そしてそれが本当に父親の血の繋がっている息子であることに気が付で驚くのです。青春時代の淡い恋の感情と、父を慕う少女の心が当時のレトロな雰囲気がマッチしてすごく哀愁ある作品ながらも古臭さを感じさせない作品です。特に劇中に出てくるコロッケはとても美味しそうに思いますし、坂本九の上を向いて歩こうなどの曲は今とまた違った時代背景を感じることができ、思い出ぽろぽろのような少し懐かしい雰囲気を味わうことができます。子供向けの映画ではなくやや大人、現在の50代60代70代あたりの方には非常に懐かしく感じるような作品ではないでしょうか。

30代女性

まず時代背景を知らないと、今の感覚とは違いすぎて理解できず、楽しめない作品かもしれないと思いました。当時は戦後のバタバタの時代で、子供も労働力とされていたり、家族を戦争で失った人がたくさんいたり、戦災孤児がたくさんいた時代。最初見たら時は風間のお父さんが本当は誰なのかよく理解できませんでしたし、なんで養父も本当の父を知らなかったのか疑問でしたが、時代背景を知ることでなんとなく理解できました。しかし戸籍上では風間も海も同じ父親を持つことになっているので、もし二人がこれから結婚へ向かうとなるとまた色んな障害があるのかな?と思いました。また、海は出来すぎた子供で一見可哀想に見えてしまいます。あの時代に母親は海外へ出向き、しかも仕事ではなく留学という、自分の夢のために子供を3人置いて行っているということももやっとしました。ただでさえ父親を早く亡くし、さみしい思いをさせているでしょうに。そして、海の家はお金持ちなんだなぁとびっくりもしました。それから、風間が海に、自分達の父親が同一人物だと伝えるときのBGMが何故あんなに間抜けな音楽なのかも気になりました。そこはシビアなシーンなのでは。。と、いくつか気になることはありましたが、全体的にはとてもいい作品だなと思いました。今後海と風間が付き合ってくれたらいいなと思います。

20代女性

公開当時は全く興味を持てず、今回は地上波で初めて見ました。声優が長澤まさみと岡田准一ということで、年齢敵機にも高校生役はちょっと無理があるんじゃないかと心配でした。しかしそんなことは全然なく、長澤まさみのちょっとドライなさっぱりした感じと岡田准一の爽やかな雰囲気がとてもぴったりで違和感なく演じられていました。舞台は1963年の日本、東京オリンピックの前年という設定で今から60年近く前のこと。活気付く世の中にある建物や町並み、台所の風景などからその時代の雰囲気を感じ取ることができ、簡単に世界観に入り込むことができました。ボランティアのことを「ボランティーア」と言ったり、セリフからも時代を感じられます。宮崎作品ならではのノスタルジックさがありながら、年頃の男女が目的に向かって突き進む姿や恋愛に悩む姿など胸を打たれるシーンが要所要所に散りばめられている印象も受けました。それぞれに抱える問題もやはり時代背景を汲んだものになっており、主人公松崎海が父親を求め夢を見て枕を濡らすシーンはとても切ないものでした。どのキャラクターもみな表情豊かで個性があり、物語の展開も大きく、見応えのある作品だと思います。