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<見逃し動画>最終回(第12話) 「グレートなティーチャーです」
 
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最終回(第12話)の公式あらすじ

聖林学苑は神南学園に吸収合併されることになり、教師は内山田教徒をはじめ全員解雇された。鬼塚はトラック運転手として、冬月はスチュワーデスの研修を受けて、新しい人生を歩き出していた。しかし聖林学苑の取り壊しが始まった日、事件は起こった。鬼塚が2年4組の教え子たちと共に校舎に立てこもった・・・。
 
<出典>FOD公式

最終回(第12話)のネタバレはここをクリック
武蔵野聖林学苑の危機
冬月はスチュワーデスになっていた。
英語がわからずに困っていると、外国人の教官に、
「ダメダメ、ワカラナイトキハカワリノモノガクルコトヲキチントシラセナイト…ソンナコトモワカラナイデドウスルンダロ」
と言われてしまった。
「エイゴノキョウシダッタンダロ」
「すみませんでした」
 
冬月は、その後タクシーで学園にやってくる。
学園の庭には理事長がいた。
「どうしたの?」と理事長。
「あ、ちょっと、通りかかって」
「私はもう理事長なんかじゃありませんよ」
「わたしももう教師ではありません…」
「思い出してたのよ。聖林学苑はじめたとき、こうやって校舎をみてまわったのよ」
理事長は感慨深そうだ。
「鬼塚先生ってまだ見つからないんですか?
何やってんだろう、あんな身体で…」
「彼のことだから、きっと何か考えてるわよ」
「そうでしょうか」
「何言ってんのよ、あなたが信じてあげなくてどうするっていうの」
と理事長は微笑んだ。
 
「どうするんですか!?」
と、その頃教師たちは大騒ぎしていた。
厄介者がいなくなったと思ったら、生徒たちは誰も学校に来てくれなくなってしまった。
 
そこへ、藤堂の父親が乗り込んでくる。
「内山田先生、生徒がひとりも学校に来ていないようですね」
「す、すぐに生徒を説得して連れ戻します」
「その必要はありません」
「え」
「こちらが、新しい理事長としてわたしが推薦する、神南学園の理事長、神村さんです」
神村理事長は、内山田に名刺を渡した。
「ここ武蔵野聖林学苑は、神南学園の傘下に入っていただきます」
藤堂の父親はそう高らかに宣言した。
教師たちはばたつく。
「ご安心ください。生徒たちはみな、神南学園に編入する手続きをしてます。保護者にも説明します」
と、神村が言った。
「あの、じゃあ、私たちは…」
「皆さんにはわたしが紹介状を書きますから、残務整理が済み次第、新しい
職場をお探しください」と、藤堂の父親が言い放った。
「ちょ、ちょ、ちょっと待ってください!私たちはクビということですか!?」
と、中丸が食い気味に言った。
 
「我が神南学園には、優秀な教師が大勢おります。皆さんがそのレベルについていくのは…」
「じゃあここの校舎は!?」と袴田も食い気味に聞いた。
「1週間後に取り壊し、運動部の専用グランドにします」
「ちょっと!!話がちがうじゃないですか」と内山田が食い下がったが、
失礼、と言って、藤堂の父親と神村は去っていってしまった。
呆然とする教師陣。
 
 
鬼塚の今
鬼塚はその頃、ラーメンを食べていた。
ナナコたちはそのラーメン屋にきた。
「おにっちが戻らない限り、私たち授業ボイコットするって決めたんだ」
「俺らだけじゃなくて全校生徒な」とマサル。
「くだらないことしないほうがいいんじゃないのか?」と鬼塚はラーメンを食べながら言った。
「どういうこと?」
「だってほら、お前らがいくら頑張っても俺はクビになったんだし」
「おれたちのこと見捨てんのか!??」
「悪いけど、俺は忙しいんだよ!」
と、鬼塚はラーメンを食べて去った。
「村井の母ちゃんに紹介してもらってよ、とりあえず今はグレートドライバー鬼塚だよ」
鬼塚はトラックに乗っていなくなってしまった。
 
教員室。
「これじゃあ体育祭も学園祭も取りやめですね」と藤富が残念そうに言うと、
そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!!と内山田につっこまれてしまった。藤富はいつものように謝った。
退職金の話で持ちきりになる教員室。
「以前から教頭のやり方には…」と勅使河原。
「一人だけ裏切って神南学園にいく人に言われたくないな!!」と内山田が言うと、
教員は一斉に勅使河原をにらみつけた。
「え!?」
教員室がもめてしまい、喧嘩になってしまった。
 
藤堂の父親は、神村と電話していた。二人の協力は密だった。藤堂の父親のもとに藤堂がやってきた。
「お前もいずれ上に立つ人間だ、覚えておけ。こういうやり方もあるんだ」
そう言った父親に、藤堂は踵を返してしまう。
外に出ると、家にやってきたのは菊池、村井、みやびの3人だった。
「なんだよ」と藤堂。
3人は一斉に土下座した。
「親父さんに頼んで、学校に鬼塚を戻して欲しいんだ!」
「わたしたち!先生がいないとだめなの!!」
「前に言ったよな?おれたち鬼塚守るためならなんでもするって」と菊池。
「相変わらず君たちは何もわかってないね!
君たちが学校に行ってない間に自体はもっと深刻になってんだよ!」
 
そういって、苛立った様子で藤堂は去ってしまった。
冬月は、商店街で、たこやき屋をしている鬼塚を見つけてしまった。
鬼塚も、見つかったという顔をする。
「生徒からトラックの運転手やってるって聞いたけど」
「あ、食べます?」
「結構です!!学校が大変なことになってるの知ってるんですか??」
「みたいですね」
「みたいですねって…、だったらこんなことしてる場合じゃないでしょ!?だいたい、なんで連絡くれないんですか!?」と冬月。
「それとも、私のことなんて頼りにならないってわけ!?私のことなんてどうでもいいってわけ!?」
「そっちこそ!!なんで教えてないんすか、学校やめたこと!言ってたじゃないですか!学校のほうは私に任せてくださいって、
そういえばほら、スッチー受かったみたいっすね。よかったじゃないすか、夢が叶って」
「そっちこそ!どうするんですか!?」
「関係ないでしょ!?」と鬼塚は言った。
「わかりました。それじゃあお元気で」
そう言って、冬月は去っていってしまった。途中でナナコ達に会うが、そのまま冬月はかける言葉なく無視した。
 
 
たてこもり!?
学苑の取り壊しの準備が始まる。ショベルカーが次々やってきたが、そこに乱入してきたのは、鬼塚の運転するトラックだった。
鬼塚はトラックから降りた。
そして、その荷台から生徒たちが降りてきた。
 
その頃、お別れ会が催されており、中丸たちが集まっていた。
内山田は来ていなかった。
店ではテレビが放映されており、鬼塚がたてこもっていると
報道されていた。冬月も同じニュースを勤務先で見ていた。
内山田家でも同じニュースを見ていた。
ヨシコと母親も内山田を責め立てていた。
神村理事長は会見をしていた。
「何しろ相手はまったく話を聞かない状態で…」
そのとき爆音がした。それはペットボトルロケットだった。
「強行突破!強制撤去も持しません!」と神村は宣言した。
 
その夜。学園にやってきたのは冬月だった。
冴島がおり、冬月は冴島に案内された。
柵の向こう側には鬼塚がいた。
「みんな、元気なんですか?」と冬月。
「ええ」
「これからどうする気??まさか危ないこと考えてないでしょうね?」
「心配しないでください」
「ずっとこうすること考えてたんですか??あなたいつもそう。何にも教えてくれないんだから。わたしがスチュワーデスの試験
受けようか迷ったとき、あなた言ったでしょ?俺が決めたらその通りにするのかって。もしあのとき、あたしがそうするって言ったらどうしてたんですか??いったいあたしのことどう思ってるんですか??そのくらい教えてくれたっていいでしょ。教えて…」
鬼塚は冬月にコンドームを渡して、手を握った。
「わたしもそっちに行きたい」
鬼塚は再び校舎のほうへ戻った。
 
翌朝。マスコミが校舎内に侵入する。
教師陣はその頃、店で泊まってしまっていた。
藤富はテレビを見て、マスコミたちが学苑に潜入している映像が流れており、大騒ぎをした。
リポーターが2-4の教室に近づくと、きゃー!ころされる!という声が聞こえた。
今度こそ首だ!!と教師陣は言った。
それは朋子のビデオ映像だった。
レポーターとカメラマンはそのビデオの様子を撮影していた。朋子からのビデオレターだった。レポーターとカメラマンが教室に入ってきた。
「朋子のビデオレターをみんなで見てたんですよ」とカメラに向かって話す鬼塚。
「集団監禁じゃなかったんですね…」そう言って、レポーターはがっかりすると、いなくなる。
 
 
魂の教師
飲食店のテレビを見ながら、鬼塚によって変わった朋子に感心する教師たち。
「わたしもいびられようが無視されようが学校に行こうと思えたのは、鬼塚先生のおかげです」と藤富。
「私の夢は鬼塚先生と同じ、生涯イチ教師です」
 
そこへ、突然冬月が入ってきた。
「皆さんに聞きたいことがあります。皆さんはなんで教師になろうと思ったんですか?
私は野村さんにいつか聞かれた時に、たまたま受けて受かったからなんて
とても言えませんでした。鬼塚さんと出会ってから、だんだん私変わったんです。
一緒にいるうちに教師である喜びに目覚めていきました。教師って、なんて素晴らしい仕事なんだろう?と思いました。無限の可能性があることも感じました。私はもう教師じゃありません。皆さんと違って教師じゃないんです!!」
「あの、僕ね、ずっと思ってたことがあるんですけど、ちょっといいすか?」と勅使河原は、大きな紙に鬼と書いて、横に云を足した。
「鬼塚の鬼っていう字に言うって字をたすと、魂って字になるんですよね。僕は魂入れて仕事したことなかったんですよね」
中丸たちは、今までの自分たちのことを反省した。教師の情熱を忘れた自分たちのことを。
鬼塚先生と戦いましょう!と袴田も宣言する。教師たちは一致団結して、取り壊し反対運動を行い始めた。
 
内山田はハローワークを訪れていた。
資格も何もなく、落胆していた。
「パパがやりたいのはこんな仕事じゃないでしょ!」
「教師でしょ!」
とカツをいれる。
 
神村は、一致団結した聖林学苑の教師たちを前にしどろもどろになっていた。教師たちは学苑の前に陣取り、藤堂の父親は慌てるなと諭す。神村と教師陣はにらみあいを行っている。
「速やかに退去すること!」と神村。
「これは最後通告です」
 
そこにやってきたのは内山田だった。内山田は両手を広げている。
「やれるもんならやってみろ!!」
内山田は手を広げて、ショベルカーの前に立った。
「この学園を潰そうとする奴は、許さん!!」
ショベルカーは間一髪のところで止まった。
にらみ合いは更に続いた。
「何をやってるんだ、あんなクズどもの好きにさせて…」と藤堂は、苛立ちながら現場にやってきた。
「早くあの男たちを排除してください」
「しかし…」と神村。
「もうあいつらはこことはなんの関わりもないんですよ!」
教師たちは警備員たちに羽交い締めにされてしまった。
 
そこへ、朋子やみやびの母親も駆けつけていた。
「あなたが鬼塚先生を守るのよ!!」
そう言われた冬月は鬼塚を助けに向かい、勅使河原は神村を殴りつけてしまった。内山田は日本の悪政についてカメラに訴えた。
冬月は校舎の中を探し続けていた。
 
すると、空に打ち上げ花火が上がった。
屋上には鬼塚がいた。
学園祭の横断幕がはられた。
「ようこそ!聖林学園の学園祭に!皆さん中にどうぞ」
そういった鬼塚の合図で生徒たちは中に入る。
理事長もやってきた。
 
 
学園祭
藤堂の父親と神村は呆然とした。
屋上は屋台になっていた。
「あなたがやりたかったのってこれなんですね」と冬月は鬼塚に言う。
「俺は一度も学園祭に出たことなくて」
「じゃあ働いてたのも、資金稼ぎだったってわけね」
「もう!!」と冬月。
みやびの母親は、「みやび、ごめんね。ママね、テレビ出るのもうやめるわ」
と言った。
 
その頃、藤堂は父親の引き出しをあさっていた。東京地検特捜部にFAXを送った。
藤堂の父親と神村に向かって、ショベルカーがやってくる。それには鬼塚が乗っていた。
「きみは何にもわかってないようだね、こんなことしても無駄な抵抗だ」
と藤堂の父親が言った。
「校舎がなくなっても、学苑はなくなりゃしないんだよ!!青空の下でもな、教師と生徒さえいれば授業はできんだよ!そういうの
教育っていうんじゃないのか」
工事業者たちも、うんざりして去っていってしまった。
そこへやってきたのは、東京地検だ。
「藤堂さん、息子さんからこんなものが届いてます。おふたりに事情をお伺いします」
藤堂の父親と神村は連行されてしまう。
 
冴島は鬼塚を連行しようとするが、冬月がかけつける。
「大丈夫っすよ、すぐ帰ってきますから」と冴島は言う。
内山田が話しかけた。
「鬼塚先生」
「初めてですよ、教頭先生にそう呼ばれんの」
「鬼塚先生!私は、こんな楽しい学園祭初めてですよ」
内山田は嬉しそうにそういった。
 
 
その後
内山田は教員会議が行なわれていた。
内山田の熱はすごい熱だった。校長になっていた。
「お願いしますよ、校長先生」と理事長。
「教頭には中丸先生」
「辞退させていただきます。私よりふさわしい人がいます」
中丸は藤富を見た。
「わ、わたしですか?まずいですよ」と言った。しかし拍手喝采で選ばれてしまった。
 
冬月はスチュワーデスとして働いていた。
「あれから全然連絡ないんだって?」とみゆき。
すると、冬月が乗っている飛行機の前に鬼塚が立っていて、パイロットが飛行機を発進できず困っていた。
「きみが降りるまでどかないって言ってるんだけど?」
冬月は急いで飛行機を降りると、鬼塚とハグした。
 
「じゃ、よろしくお願いしますよ、鬼塚くん」と理事長に言われる鬼塚。
2-4の教室にやってきたのは冬月だった。
鬼塚と同じように挨拶をした。
「今日からてめえらの担任になる冬月あずさだ。なんか文句あるか?」
似合わないよ!と言われる冬月。冬月は笑った。
鬼塚は別の学校の面接を受けていた。職員たちは訝しげな様子だったが、鬼塚は満足そうに笑った。
最終回(第12話)の感想はここをクリック
夜の学園祭が最高でした!爽快感があるラストでした。学校にたてこもったり、冬月先生は結局スチュワーデスよりも教師にやりがいや夢を見出したりしていて、予想外の展開の連続でした。
 
また新しい学校でも鬼塚が更生させてくれるのかなと思いました。
<見逃し動画>第11話 「美人看護婦にしかられる暴力教師」
 
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第11話の公式あらすじ

真一に刺されて入院した鬼塚を冬月はつきっきりで看護していた。そのころ、真一の父親で文部省の高級官僚でもある藤堂真人が聖林学苑に乗り込んで、学校つぶしまでちらつかせて事件の責任を言及していた。しかも真一が事件をマスコミにリークしたおかげで、取材陣が学校に殺到していた。内山田教頭はあくまでも鬼塚個人の問題として処理しようとするが、藤堂はそれでは納得しなかった。
 
<出典>FOD公式

第11話のネタバレはここをクリック
藤堂の父親登場
鬼塚は病院に運ばれた。
冬月は涙を流しながら、待合室で待っている。
 
そこにかけつけたのは理事長だった。
「わたしが悪いんです。村井くんから電話かかってきたときに鬼塚先生にちゃんと話してれば」
「大丈夫よ。彼はこんなことで死ぬ人間じゃないの。なんてったって彼はグレイトティーチャーオニヅカよ」
と理事長は励ました。「泣いてる場合じゃないわよ。これからが正念場よ。鬼塚くんにとっても、私たちにとっても」
「でも、私どうしたらいいのか…」
「じゃああなたもGTFになったら??グレイトティーチャーフユツキに」
 
学校。
ナナコたちは鬼塚の容態を心配していた。
するとそこへ黒塗りの一台の車が到着する。
降りてきたのは偉そうな男だった。
この男こそ、藤堂の父親だった。
 
内山田たちは、一問も解いていない鬼塚の模擬試験の答案用紙を見て高笑い。
教員室に現れたのは、藤堂の父親だ。
「藤堂さん、ご無沙汰しております」と勅使河原が急に腰を低くして挨拶をした。
「勅使河原くん、ここだったのか、きみが勤めていたのは、今日は大事な話があってね」
「教頭の内山田です」
 
内山田も、文部省の役人だと知り、突然低姿勢になる。
「校長はいらっしゃいますか?」
と、藤堂は好戦的な態度だった。
校長はおらず、理事長が兼務していると内山田が説明をすると、そういう風に管理体制がなってないから不祥事が起きるのだと、藤堂の父親がきつい口調で言う。
鬼塚という男は息子の友人たちに暴力をふるったていて、これは立派な殺人未遂事件だと言い出す。どう責任をとるのか?と問い詰められ、内山田は狼狽してしまった。 
冬月は病室で鬼塚に付き添っていた。
苦しそうに目覚める鬼塚に、冬月は優しく声をかけた。
「大丈夫ですか?鬼塚先生」
「テスト…もう一度受けさせてくれって内山田に…」
「だめですよ。安静にしてください。私を信用してください!前にも言ったでしょう?あなたを首にはさせないって。わかりましたね?」と冬月。
「なんか思い出した。小学校のとき、担任にスッゲェ怒られたこと」
そこに入ってきたのは村井とみやびだった。
村井の怪我を鬼塚は心配した。
「もう退院していいって」と村井。
「先生!藤堂のオヤジが乗り込んできて、学校大変なことになってんだよ」
「大丈夫。わたしがママに頼めばなんとかなるから。先生のことはわたしが守るからね。だって、私の担任は先生しかいないもん」
みやびは微笑んだ。
 
菊池は盗聴機を教員室にしかけていて、緊急職員会議を全員で聞いていた。
どうやって事態を丸く収めるかを考えていた。
「鬼塚は実は二重人格だってことにするのは…」と中丸。
「臨時教員で、今度の模試の結果でやめてもらうことが決まっていた。当学園の責任は一切ないとするというのはどうですか?」と勅使河原。
藤富は、こじつけだと思います、と言った。
「これは学校が始まって以来の危機です!」と内山田にひねりつぶされてしまった。
「元はといえば理事長の責任なんですよ。独断で鬼塚を採用したのが間違いです」と内山田。
「間違ってると思います!そういうやり方は!元はといえば向こうが悪いんですよ!!」と、声を荒げたのは冬月だった。
「もちろん向こうの生徒に怪我をっさせたことについては謝罪するべきだと思いますけど!これじゃあトカゲのしっぽきりです!!私は何があっても戦います!!」
みやびはその頃、母親にお願いして、鬼塚の大切さを諭していた。
「わかった。すぐにでも教頭先生にお会いして抗議するから」
 
そう言って、みやびの母親は、任せておきなさいと言った。そんなみやびの母親のもとに電話がかかってきた。それは藤堂の父親からだった。
 
 
マスコミ襲来
鬼塚の見舞いに訪れた生徒たち。入院患者達とトランプをしている鬼塚。
「俺って、こんなに人気あったっけ?」と言った。みやびも見舞いに訪れた。
みやびはチカコたちに謝った。和解するみやびたち。
鬼塚が看護師に冬月を彼女だと言うが、違いますと冬月はすぐに否定する。
その頃藤堂はマスコミ宛に鬼塚への告発文を作成していた。
 
学校に乗り込んできたのは大勢のマスコミだった。マスコミを追い出そうとする内山田たち。
今のところはノーコメントですと、内山田は言う。暴力教師というキャプションでワイドショーで話題になってしまっていた。
内山田は再び、理事長に訴える。
「このままだったら、我が学園のイメージはガタ落ちですよ」と言った。
「鬼塚があいつらが半殺しにしたことは事実なんですよ!?」
「退院するまで待ちましょうよ。それが教育者の姿勢ですよ」と落ち着いて理事長は言った。
みやびの母親はワイドショーに出演していた。
「問題のある教師には、責任はないと思います。元はと言えば学園に責任があります。この教師は学園から追い出すべきだったんです!私は今後も断固として抗議してまいります!!」
みやびの狙いとは反するコメントにみやびは心から落胆する。
 
その頃、鬼塚は入院患者とともにふざけていた。学園にはすごい量のクレーム電話がかかっていた。
「わたしが会見します!」と内山田。
内山田が会見にのぞむ。
すると、マスコミから一斉に怒号がとぶ。
 
 
グレートティーチャーフユツキ
村井と菊池は神南学園まで藤堂に会いに来ていた。
「おまえがやったんだろ?」
「証拠はあんのか?!うちのオヤジに頼めばそんなのもみ消すの簡単だし」
藤堂に殴ろうとする村井。
「藤堂、ひとつだけ言っとく。鬼塚守るためならなんだってやるからよ」
と、村井が凄む。
 
藤堂が家に帰ると、そこに冬月が来ていた。追い返されそうにされていたが、しつこく食い下がっている様子だった。
 
そこへ、自室から藤堂の父親がやってくる。
藤堂の父親は、冬月を自室に招き入れた。
「私は、今回の件はすべて息子さんに責任があると思ってます。鬼塚先生が暴力をふるったことは謝ります。ですが、それはおたくの
息子さんがゲームと称してうちの生徒を傷つけたからで…」
「うちの真一がそんなことするわけがないでしょう。おたくよりはずっとレベルの高い神南学園でいい成績をとってきた」
「そんなのうちの学校と言ってること同じじゃないですか!子供っていうのは、親の言うことは聞かないけど、親のやることは真似するんです!!」
「まったく言うとおりだ。私のしつけが悪い。そのとおりだ」
 
藤堂の父親は言った。
「ご自分の立場を考えて行動なすってはいかがですか?冬月先生。ご自分の立場をね」
と、藤堂の父親はゆっくりと言った。
 
次の日。内山田から叱責される冬月。
「そんなに事態をややこしくして楽しいですか!?」
と内山田。
内山田は学園の方針に従えないなら、冬月先生も首だと言い出す。
「いいんですよ、辞表を出していただいても」
「私は…私は間違ったことはしてません!!」
と冬月は涙を流した。
 
鬼塚の見舞いにやってきた冬月。
「退屈で早く学校行きたくてさ」と鬼塚。
「何読んでるんですか??」
「おれももうちょっと教養つけたほうがいいかなって」
そう言っているそばからエロビデオが落ちてしまったが、冬月は怒ることなく、それを拾った。
「あなたが退院するまでなんとか頑張ろうと思ったんだけど。私、だめ。GTFになんかなれやしないんです」
そう言って冬月は泣いてしまった。鬼塚は言葉をかけられなかった。
 
内山田の会見をテレビで見て、ヨシコもヨシコの母親も内山田への悪口を言い合っている。
「エイキチは、どうなんの??」
「いい人じゃない!!」
「わかってないのはパパなんじゃないの!?もし、エイキチを首にしたら一生口きかないからね!」と
ヨシコ。ヨシコの母も口を揃えた。
内山田は頭を抱えてしまう。
 
そのとき、藤堂の父親から電話が。 かかってきた。
「藤堂さん、どうなさったんですか!?」
言うことを聞けばすぐ校長だと藤堂の父親は言った。
 
 
鬼塚!
全校集会が行われることになった。
内山田は保護者たちに、壇上で説明するように理事長に言った。
内山田は保護者への説明を始めた。
「理事長は、どうお考えでしょうか。納得いくお考えをお聞かせください」
理事長が舞台に上がり、マイクの前に立った。そのころ、マスコミだらけの校門前に鬼塚が来ていた。
 
「教頭先生!その前に緊急提案がございます!!」
そう体育館で叫んだのはみやびの母親だった。
「鬼塚先生を採用したのは、すべて理事長の一存と聞いております。ということは、今回の問題の責任があります。我々保護者一同は理事長の解任を要求します」
教員と保護者が一斉に拍手する。動揺する冬月と藤冨。
「えー、教員と保護者の総意として鬼塚先生の解雇、理事長の解任を決定したいと思います。なお、新しい理事長といたしましては文部省から…」
そう説明する内山田。
 
生徒たちは抗議するために壇上の方へ駆け出す。
理事長は、なす術なく、椅子に座り、呆然とした。そして、拝んだ。
 
そこへやってきたのは鬼塚だった。
「鬼塚先生大丈夫ですか?」と冬月が駆け寄る。
「何やってんですか?」と鬼塚。険しい顔をして、内山田の方へ向かう。
2-4の生徒一同は鬼塚の周りに集まった。
「教頭先生、ひとつ質問あんですけど。なんで授業やってないんですか?何やってんですかこんなところで。俺が興味あんのは生徒のことだけですから」
と言った。
「修学旅行の行き先とか文化祭で何やるか決めないと」
「そんなの、お前にもう関係ないんだよ!!」と内山田。
鬼塚は先生たちに羽交い締めにされてしまった。
生徒たちも羽交い締めにされてしまった。
 
そして鬼塚と生徒たちは引き離される。
鬼塚は生徒ひとりひとりに、想いを叫んでいた。鬼塚は扉の向こうへと引き摺り出されてしまった。
見えなくなるまで生徒たちは、鬼塚ー!と叫び続けた。
 
「鬼塚先生は!自分の首のことなんてこれっぽっちもこだわってなかったんですよ!どうしてそんな先生をやめさせるんですか!そんなに名誉が大事ですか?そんなに立場守りたいんですか?それならこっちからやめてやるわよ!!こんな学校!!」
冬月はそう叫んだ。
 
鬼塚は無理に病院を抜け出していたのだった。看護師から、次こんなことしたら命の保証しないわよと諭される冬月。
「でも、おたくの学校、きっといい学校なんだろうね。こんないい先生がいるんだからさ」
そう言って看護師は去っていった。
 
翌日、学園にはひとりも学生が来ていなかった。
 
藤堂の父親に神南学園の理事長は多額の賄賂を渡していた。
「驚くでしょうね、武蔵野聖林学園がなくなり、神南学園に吸収されるとしったら」
そう言って高笑いする藤堂の父親と神南学園の理事長だった。
第11話の感想はここをクリック
藤堂の父親というクセモノが現れました!せっかくみやびも仲間になったのに、皮肉な展開です。理事長も今までごまかし続けてきましたが、今回はだいぶ追い詰められていました。
 
最後にまた気になる展開が。学園はどうなってしまうんだろうと思いました。
<見逃し動画>第10話 「冬月の部屋に泊まり興奮する教師」
 
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第10話の公式あらすじ

鬼塚は生徒たちと一緒に模擬試験を受けて、400点を下回るようなことがあれば、教師を辞めなければならなくなった。そこで冬月がつきっきりで鬼塚の勉強をみることになった。一方、みやびは死んだ恋人によく似た真一に夢中になるが、真一は何か企んでいた。それに気づいた村井の忠告も聞かず、みやびは深夜の遊園地に向かう。
 
<出典>FOD公式

第10話のネタバレはここをクリック
模擬試験?
1週間後に模擬試験があるので鬼塚にも受けて欲しいと内山田が言う。
「果たして彼は知性や教養面は大丈夫なのか?と一部の保護者からあがっているんですよ」と中丸。他の教師たちも大きく頷く。
「鬼塚先生だったら400点はとるでしょう。
もしそれができなかったら、クビになる覚悟はできてると思いますと言いましたよ」と内山田はニヤニヤしている。
「それ以外だったら給食当番でも掃除当番でもする」と言った。
期待していますよ、と周囲の教師たち。
 
「あいつ400点以下だったらクビなんだって」
「やばいよ」とナナコ。
 
「400点なんて楽勝っすよ」と鬼塚は、過去の問題を解いて、冬月に採点を依頼する。
「あ、もしかして俺のこと馬鹿だと思ってたっしょ?」
冬月はひどい結果に呆れる。
「あなた!本当に大学卒業したんですか?」
「卒論は人に書いてもらいましたけど」
「じゃあ教員試験は?」
「俺にそっくりなやつが替え玉でいて、またそいつが頭良くて」
「そんなことして恥ずかしくないんですか?」
「教員になりたかったんだから仕方ないだろ」
生徒たちは、おい、このままだとマジでクビだぞ、とはやし立てた。
 
 
猛に似た男
その頃、みやびは街で遭遇した猛に似た男を探していた。しかし、猛であるはずもない。
そこに現れたのは、村井だった。
「猛がいたの」と、みやび。
「生きてんのよ、猛が」
「何言ってんだよ!幽霊じゃあるまいし」
村井はみやびの様子がおかしくて心配する。
「信じないならいいわよ!」
村井はみやびの肩を揺さぶって、「しっかりしろ!」と言った。
「離して!」と言って、みやびは泣いてしまった。
 
教師たちが口々に話しているところを冬月は聞いてしまう。
「鬼塚の模試の結果を家にFAXすれば…」と中丸。
「もし400点とったらどうしようか」と内山田。鬼塚に限って400点をとるわけがないと教師たちは笑う。
それを廊下で聞いていた冬月は「そういうこと…」とつぶやいた。
 
 
冬月先生の部屋
鬼塚はアパートに帰ってきたが、ヨシコとヨシコの母親がいて、驚く。アパートも模様替えされていて、ビデオも捨てられていた。
鬼塚はアパートを脱走した。
「まだいるんですか?」と、冬月がアパートに訪ねてきた。
「なかなか帰らなくて…」と鬼塚。
「行きますよ!いいから早く!」
と、冬月は鬼塚を連れてアパートの外へ出た。
 
そのころみやびは街で猛を探していた。
「また会えたね」と、猛に似た男が言った。
 
冬月は自分の部屋に鬼塚に招いた。
「俺、女の人の部屋に入るの初めてなんです」という鬼塚。
「ぶつぶつ行ってないで早く始めましょう!」
「え、いや、俺にも準備が…」
「だめです!今夜は寝かせないわよ!!」
「ふつつか物ですがよろしくお願いします」
「なんか勘違いしてます??これから1週間、私の部屋で住み込みで勉強してもらいます!!」
と、冬月は宣言する。「クビになんてするもんですか!女の意地にかけて!!」
鬼塚は嬉しそうにした。
「なんか感激だな、僕のために料理作ってくれるなんて」と鬼塚は言った。
しかし、鬼塚は集中できなかった。突然まぐろのかぶとやきが出てきた。それは鬼塚のために冬月が作った料理だった。
眠くなりそうな音楽もかかっていた。
「試験まで一週間しかないんですよ!!」と冬月は言い放った。
 
みやびは猛に似た人と一緒にデートを楽しんでいた。
「彼もね、バイクが好きだったの。藤堂君ほどは頭よくなかったけど」
「僕はたまたま頭良かっただけで。本当はみやびちゃんと同じ高校に入りたかったな。そうすれば、もっと早くみやびちゃんに会えてただろ」
浮かれるみやびをよそに、藤堂はかかってきた電話をとって、低い声で言う。
「ああ、みんなに伝えてくれ、ゲームが始まった」
 
鬼塚は冬月に食事のメニューを決められていることを愚痴をこぼす。
「鬼塚先生!!何をやってるんですか??今夜も徹夜ですからね」
冬月が鬼塚を脅かしていた。
鬼塚は怒ってアパートに帰ってしまった。
鬼塚はアパートで起きてきたヨシコと喧嘩になる。
そこに乗り込んできたのは内山田だった。
「お前…」と言った。
「何勘違いしてんの!パパ!」
「パパ!?!?」と鬼塚は仰天する。
「スケジュール詰まってるんで、これで失礼します!!」
鬼塚は、もめている内山田家を置いて、さっさと冬月の部屋に向かった。
冬月の部屋で、冬月が買ってきたスタミナドリンクを飲む鬼塚。冬月は眠っていた。
居眠りしたことを詫びる冬月。
「俺に遠慮しないで寝てください」
じゃあちょっとだけ寝ます、と冬月は眠ってしまった。
「いよいよだぞ」と鬼塚は冬月に近づく。
鬼塚は冬月に接近するが、竹野内豊のポスターが気になってしまった。
 
 
藤堂
カフェで鬼塚は、虫を潰す藤堂を見かける。
待ち合わせ相手はみやびだった。
「よう、みやび」と、鬼塚は気軽に声をかけた。
「行こう、気分悪いから…」
みやびは鬼塚に話しかけられて露骨に嫌な顔をして店を出ようと藤堂を促した。
「朋子の親に説得してくれたんだろ。しかもよかったな、みやび」
「何が??」
「だって、ほら、新しい彼氏だろ?だったらもう猛くんのことは…」
「あんたに関係ないでしょ!?」
「あの、この人は?」と藤堂。
「俺はみやびの担任の鬼塚です。鬼塚英吉」
「藤堂です。藤堂新一です」
「どうも」
藤堂は、鬼塚の噂を聞いていた。
「彼はね!神南学園で成績トップなの!お父さんも文科省なのよ!」
と、みやびは嬉しそうに言った。
「じゃあ君さ、僕のかわりに試験受けてくんないかなぁ」と鬼塚。
「は??」
「もしそれがダメなら、お父さんに頼んでちらっと模試の問題を見せてもらえないかな??」
「噂通りユニークな先生だね」
「行こう」
そう言って、みやびと藤堂は去っていってしまった。
 
その夜。ナナコたちは学校に忍び込んで金庫から鬼塚のために試験問題を手に入れようとしていた。
すると、袴田に「だれだ!!」と言われてしまった。
慌ててナナコたちは隠れる。
すると消火栓のベルが鳴り響く。菊池とのぼるが助けに来て、事なきを得る。
菊池は模擬試験の会社にハッキングして、模擬試験のページにアクセスしたが、消えていってしまった。誰かに邪魔された、と菊池。
それを邪魔していたのは勅使河原だった。
 
次の日の朝。鬼塚は勉強は向いていないとトイレで落ち込んでいた。
「先生いるんでしょ!?」と叫んでいたのはチカコたちだった。
「菊池たちが大変なのよ!!」
職員室に呼び出されていたのは菊池たちだった。
「いいかお前ら!今度見つけたら退学だぞ!!」と袴田。
学校に忍び込んだり、ハッキングしていたことがバレてしまっていたのだった。
鬼塚は、菊池たちを呼び出して、お前らに同情されるほど落ちぶれてない!と言った。
鬼塚はその日から冬月の部屋でやる気を出して勉強を始めた。
「400点以上とって見返してやるって、あいつらにかましたんすよ」
と鬼塚は言った。冬月もそんな鬼塚の姿に感心した。
「やりたいことあるって前言ってたけど、スッチーだったんすね」と鬼塚。
「人の机、勝手に見ないでください」
「いや、さっき友達が言ってたから」
「勝手に人の電話出ないでください!とにかく勉強以外のことはしないでください」
と冬月は言った。
「…いけない??」と冬月。
「何が」
「試験受けるの」
「別に」
「やめて欲しかったらそう言ってもいいんですよ」
「なんで俺が??」
「だってもし受かったら教師やめるわけだし」
「ああ、俺と離れ離れになるのが嫌なんだ?」
「そんなわけないでしょ、私はただ…、いくら昔からの夢だからって今更そんなこと言っていいのかなって」
「後先考えずにやるって、朋子に言ったんじゃないですか!?」
「でも、私は野村さんと違っていい年だし」
「じゃあやめれば?」
「そんな簡単に言わないでください!!」
「じゃあ受ければ?」
「いい加減なこと言わないでください」
「言われたらその通りにするんすか?
「俺が決めたらその通りにしますか!?」
 
鬼塚が熱くなったそのとき電話がかかってくる。
「はい、もしもし冬月です」と鬼塚が出る。
それは朋子からだった。
「冬月先生が来てくれ来てくれってうるさいから!」
「やめて誤解するようなこと」
冬月は朋子と話をした。朋子はみやびが学校にきたかどうかを気にしていた。
鬼塚は藤堂のことを思い出して嫌な予感がしていた。
 
みやびは藤堂の学校に来ていた。
「あたし、あの学校、二度と行きたくない」
藤堂はみやびを藤堂の友達に紹介した。
「今度のシンデレラゲームの主役はあの子ってわけか」
と友達は、みやびが去った後、言っていた。
村井はみやびが帰ってきたタイミングで、
「あいつはやめたほうがいいぞ」と助言した。
「なんか企んでるぞ」
「何を企んでるっていうの!?」
「絶対やばいって」
「そんなこと言われてはいそうですかって言うと思う?これ以上私に付きまとうのやめてよ」
 
村井は菊池に相談していた。
「鬼塚に相談するか?」
「あいつ今それどころじゃねえだろ」
と村井。
 
みやびは藤堂とともに出かける。
それを村井が見る。
 
冬月は鬼塚に順調に勉強を教えていた。
すると電話が鳴る。村井からだった。
村井は、鬼塚にかわるように言う。
「明日が本番だからまたあとにしてくれる?」
「ならいいです、またあとで」
と、村井は電話をきる。
 
みやびをつれてきたのは、貸切の遊園地だった。藤堂とみやびはメリーゴーランドに駆け出していく。
 
「これだけ頑張ったんだし、一緒に風呂でも入りません?」
と、鬼塚は冬月を誘った。
「そういえばさっきの電話誰からですか?」
「村井くんです。また電話しますって言ってました」
みやびは引き続き藤堂とのデートを楽しんでいて、
村井はそれを見守っていた。
 
 
シンデレラゲーム
みやびは藤堂とキスをする。すると、ちょうど12時になり、なぜか電気が消えた。
藤堂はクスクス笑っている。
「悪いな!!みんな!俺の勝ちだ!」と藤堂が叫ぶと、友達が大勢出てきた。
「シンデレラゲームって言って、君を落とせるか賭けてたんだ。じゃなきゃ、君みたいな女と付き合うわけないだろ、僕が」
 
そう言って、みんなで笑っている。
「12時過ぎたら魔法は溶けてしまうってわけさ。あとは、お前ら好きにしろよ」
藤堂はそのまま去ってしまった。
「どこ行くんだよ」
逃げようとするみやびをみんなで囲む。
 
そこに突撃したのは村井だった。
村井はかわりに捕まり、ボコボコにされてしまった。鬼塚は突然高得点をとっていた。
冬月が高得点をとっている間にいなくなってしまった。みやびは逃げ惑い、その間に村井は倒れてしまった。
みやびはさらに逃げる。捕まってしまい、倒れている村井に駆け寄る。
「なんでこんなことすんのよ」
「暇つぶしだよ」
「最低だよあんた!!」と、みやびは叫んだ。
 
そこに現れたのは、鬼塚だった。
「姫!お怪我はございませんか?」
「悪いけどな、なれねえ勉強なんかやってこっちはストレス溜まってんだよ!!」
「まるでヤクザだな!?僕の父は文部省の高級官僚だ」
「だから??俺の生徒に手を出すやつはな!!どんなやつだろうが許さねえんだよ!!」
鬼塚は全員をボコボコにした。
全員を鬼塚が倒すと、みやびはネックレスがないと言いだしたので、鬼塚は一緒に探す。
一生懸命に探す鬼塚に、みやびは感動して涙を流した。
朝になっても探し続ける鬼塚。
「もういいよ!今日テストなんじゃないの?あたしのせいでクビになっちゃうよ」
「テストなんかよりこっちのが大事なんだよ。俺はお前の担任なんだからよ」
「ありがとう…ありがとう!先生!!」
みやびは微笑んだ。
鬼塚は遊園地の階段にくっついていたネックレスを見つけた。
「なあ、みやび。お前の本当の王子様が誰かよく考えてみろ」
みやびは、はっとすると、倒れている村井のほうへ走っていった。
かろうじて目覚めた藤堂は、その手にナイフを持っていた。
 
鬼塚がなかなか来ないことでざわつく教員室。
冬月も鬼塚が来ないことに唖然としていた。
「あの男はね、なにかあったら逃げ出す男なんだよ」
そう言った内山田教頭の前に、鬼塚が現れた。
 
その頃遊園地では救急車が到着して大騒ぎになっていた。
冬月は鬼塚の様子がおかしくて、心配して声をかける。すると鬼塚は血を流していた。
鬼塚は刺された状態でテストを受けており、気を失ってしまっていたのだ。
第10話の感想はここをクリック
突然現れた藤堂に騙されてしまうみやびがかわいそうでした。
 
遊園地へ助けに来る鬼塚も、勉強を努力する鬼塚もめちゃめちゃカッコ良かったです!
 
どの行動も生徒のためを思っての行動で、自分のことは二の次な鬼塚はやっぱり最高です。
 
最後のシーンが本当に衝撃でした。続き気になります!
<見逃し動画>第9話 「生徒を無理やり退学させる教師」
 
TVerでの無料配信は終了しました
 
第9話の公式あらすじ

朋子が学校を辞めたいと言い出した。スカウトされて沖縄の芸能スクールに誘われたのだ。朋子の両親や冬月は猛反対。思い止まるよう説得するが、鬼塚だけは日本一のアイドルを目指せ!とけしかけて、朋子に無理やり退学届を書かせてしまった・・・。
 
<出典>FOD公式

第9話のネタバレはここをクリック
朋子のチャンス
内山田は意気揚々と職員室に入る。
鬼塚が来ていなかった。
内山田は教育委員会が学園を視察することになったという。これは内外に学園の素晴らしさを指し示すチャンスと内山田は張り切る。
ここは元の学園に戻しましょうと教師たちも張り切った。
 
教室で鬼塚は教師たちのモノマネをしていた。
生徒たちをカラオケに誘ったが、誰も乗ってくれない。すると、そこに朋子だけが残った。
 
「あんたたち鬼塚に騙されてんのがわかんないの!?あんなやつ信用したら絶対痛い目に遭うよ!」と、
校門で叫ぶみやび。やってきた村井のことも罵倒した。
 
朋子はスカウトされたことを鬼塚と冬月に打ち明ける。その養成スクールは沖縄だったので、学校を辞めるしかなかった。
朋子は、鬼塚と冬月とともに帰宅後に話をするものの、両親からも反対されてしまっていた。そして、そのことがきっかけで夫婦喧嘩になってしまっていた。
「すいません、朋子さんの話も聞いてもらえませんか?」と冬月。
 
しかし、為す術もない。
「結局何も言えねえじゃねえか!」と鬼塚。
「高校卒業してからでもいいんじゃないの?」と冬月。
 
しかし、鬼塚と冬月も喧嘩してしまった。
「私のために喧嘩しないでください。もう少し考えてみますから」と朋子。
 
その夜。みやびは猛のことを思い出していた。思い出のマウンドに花をたむけて、涙をながすみやび。そこへ菊池がやってきた。
みやびは猛の命日を覚えていた菊池に驚く。
「わすれるわけないだろ、猛の命日を」
「なぁ、みやび。あいつの気持ちも考えてやれよ」
菊池が見た先に村井がいた。村井はみやびを見つめた。
そこへ朋子がやってくる。
「みやびちゃんに、どうしても相談したいことがあって…」
 
そう言って、朋子はみやびに近づいた。
朋子は沖縄行きをみやびに相談した。
「いくら両親に頼んでも許してくれないの」
「当たり前じゃない!!審査員特別賞だって、あんなのまぐれだったと思わないの?」
「でも…」
「今から頑張っても、あんたみたいなのが勝てると思うわけ?」
「そこまで考えてなかった…」
 
みやびは、沖縄に行ったら、朋子は一人になってしまうと告げる。一人で何でもやらなければならないと。
「私、やっぱやめる!やっぱり頼りになるね!みやびちゃん」と朋子。
 
 
家出しろ
内山田は教育委員会が来たことを想定してデモンストレーションを行っていた。
茶道の小谷先生の授業を見せたり、勅使河原の授業で、勅使河原の父親は文部省出身だと言ったりした。
藤富はリハーサルなんてしなくていい、ありのままを見てもらいましょうよと言った。しかし、結局、藤冨の授業を見せますよと内山田に圧力をかけられて、すいませんと謝る。
 
その頃、鬼塚は、学校でダンスレッスンに勤しむ朋子を見かける。ダンスを見て拍手する鬼塚。
「あたしね、先生。あたし、冬月先生に言われたとおり、高校卒業してから考えてみることにしました。みやびちゃんもそのほうがいいって言うし」
「朋子!!来い!!」」
鬼塚は朋子を朋子の家に連れて行った。
「家出するんだよ!退学届をかけ!」
「でも…」
「マジでやる気あんならな、バイトでもなんでもして、何とかすんだよ!!」
と鬼塚は言った。
「今の自分の気持ち、もっと大切にしろ。とりあえず高校でとこうとか言ってる奴が天下とれるか!馬鹿!」
どこ行くの?と両親に言われながら、朋子はいなくなった。
 
「生徒をむりやり家出させる教師がどこにいるんだ!!」
と内山田は鬼塚の行動にカンカンに怒った。
そこに鬼塚は朋子の退学届を叩きつけた。
「なんだこれは!」
「野村朋子は本日をもって退学します!」
「何を言ってるんだきみは!!」と内山田。
 
そして、教育委員会の視察が終わるまで何もするなと言った。
「これ以上俺の邪魔をするな!!」
「俺は信じてます!!知子を」と鬼塚。
 
その夜、冬月が鬼塚のアパートへやってくる。
「いるんでしょ?野村さん」
と鬼塚のアパートに入ってきた冬月。
「今度という今度は納得できません!いくらなんでも非常識すぎます。勝手に退学させたり!」
と冬月は言った。
「俺はほら、朋子がぐぢぐぢ悩むから…」
「悩むのも権利なんじゃないですか!?それを勝手に奪う権利があなたにあるんですか??」と冬月。
非常識ですよ!と冬月は鬼塚に言った。
鬼塚と冬月はそこから言い合いになってしまう。
 
そこへ、なんと、ヨシコが訪ねてきてしまう。
「パパと喧嘩して家を出てきちゃったの。ふつつかものですが、末永くお願いします」
「ふつつかもの?お前、ここに住む気??」
と、鬼塚は呆れる。
 
一方で、ヨシコはすっかり彼女気取りで冬月たちにお茶を入れようとする。
冬月は呆れてしまって、朋子を連れてアパートを去ってしまった。
 
「やっぱ大人の部屋って感じ」と冬月の部屋で朋子は感動する。
冬月の部屋でガーコを発見する朋子。
冬月はガーコを使って朋子に、「このままでいいの?」と語りかけた。
朋子と冬月は夢を語り合った。
「どうして先生になろうと思ったんですか?」
朋子の質問に上手く答えられないまま、電話をとる。
「今度うちの会社で欠員採用するらしいよ」
そう言って、みゆきは採用試験をすすめた。
 
一方、ヨシコは鬼塚に料理を作っていた。
そこに入ってきたのはヨシコの母親だった。
「わたしもうちをでました」と母親。
ヨシコとヨシコの母親はご飯を食べ始めてしまった。
 
内山田は家出した妻とヨシコを探し続けていた。
まさか鬼塚のところへ行ったのではと思うが、まさかそんなわけないと考え直した。
 
 
みやびちゃん、学校に戻って
翌朝。冬月は鬼塚を探した。朋子がいなくなったことを知った鬼塚は、冬月とまた口論になってしまった。
「将来どうなるかわかってなきゃいけねえのか!そんなのどこが面白いんだ!お前言ったじゃねえか!!女に必要なのはもっと自分に自信を持つことだって!!」
熱くなる鬼塚に冬月は何も言い返せない。
 
朋子はみやびに会いに来ていた。
「懐かしい!昔よくここで遊んだね」と公園に連れ出して言う朋子。
「なんか相談があるんじゃないの??」と、みやび。
「私今、宙ぶらりんなんだ。退学届は出したけど、お父さんとお母さんが認めてくれないと、退学できないし、もうどうしたらいいかわかんなくなっちゃって」
「もう!!じれったいわね!あんたはどうしたいわけ?」
「みやびちゃんが頑張れって言ってくれたら、わたし、沖縄に行く決心ができるかも」
「何言ってんの、そんなこと言えるわけないでしょう」
「だよね、じゃあさ、これだけは聞いて欲しいんだ。もう意地はらないで学校にきて。
 
私なんかよりずっと頭いいからわかってるはずだよ。鬼塚先生なら信用できるって。お願いだよ、みやびちゃん」
「あんた、そんな暇あるんだったら自分のことなんとかしなさいよ」と、みやびは
言った。
 
いよいよ教育委員会がやってきた。
理事長は売店のおばちゃんの格好をして、教育委員会の人々に牛乳を振舞った。
「2-4の授業が大変楽しいそうですよ」と予想外のことを言い出して、内山田たちをひやひやさせた。
 
朋子が鬼塚の授業を受けていると、鬼塚は「お前はうちの生徒じゃないだろ」と厳しい顔で言った。
「内山田がなんて言おうが、お前はこのクラスの生徒じゃない」
鬼塚はドアを開くと、出て行け!!と言った。
「出てけっつってんだ!!」
「かわいそうだよ」と、たまらず、ナナコたちが言った。
「朋子、どうした!!早くしろ!ここはもうお前のいる場所じゃないんだよ!」
しょんぼりして朋子は去っていった。
「皆さん長いあいだお世話になりました」
鬼塚は朋子と向き合い、扉を閉めた。
 
朋子は学校を出ていく。名残惜しそうな朋子。そこに冬月が追いかけてきた。
「鬼塚先生が、私はもう2-4の生徒じゃないって」
「そう。どうしよう??あなたはもうわかってるはずよ!」
「うん」
 
朋子は冬月に連れられて空港にやってきた。
冬月は飛行機のチケットをとってくれた。
「野村さん、私ね、スチュワーデスの採用試験受けてみようと思うんだ」
「じゃあ、教師やめちゃうんですか?」
「わからない。でも、野村さんのことを見習って後先考えないことにした」
「頑張ってね!!先生」
「なんだか、逆だね!あたしが励まされてる!」
朋子は冬月と微笑みあった。
 
2-4を通過する内山田だったが、面白い授業と聞いていたために、教育委員会の人々が入ってきてしまう。
「なんですか!?これは!」と教育委員会。
内山田と中丸はそのリアクションに絶望したが、授業見たかったら空港へどうぞ、と黒板に書いてあった。
 
空港には、みやびもこっそりと見に来ていた。そこへ鬼塚がやってきた。
「先生!!」と朋子。
そして、2-4のクラスの面々も見送りに来ていた。
「学校やめても、私たち朋子の友達だよ」とナナコたちが言った。両親も見送りに来ていた。
「昨日、みやびちゃんがきてな、説教されちゃったよ。もう私より朋子のほうがずっと大人だって。あんたなら絶対大丈夫だって」
「あたしね!みんなにみやびちゃんと仲良くしてもらいたいんだ。本当はみやびちゃん、不安なんだよ、さみしいんだよ、つらいんだよ。だからお願い。先生、よろしくお願いします」
鬼塚は黙って頷いた。
朋子が歩き出したとき、みやびは涙を浮かべていた。
「おめえたちよ!!グレートだよ!!まさに学園ドラマの世界!!最高だよ!」と鬼塚は叫んだ。
空港のテラス。村井はみやびのところにいた。
「鬼塚はよ、朋子のためだけを考えて、学校やめさせたんだぜ。鬼塚は自分の立場なんか全然考えてないんだぜ。もういいだろ、みやび。いい加減意地張るのやめろよ!」と村井。みやびは黙っている。
「そうかよ!!お前なんて知らないよ!そんなお前好きじゃねえからよ!」
と、村井は叫んだ。
みやびは鬼塚に近寄ろうとしたが、ナナコたちが駆け寄って、話すきっかけを
失った。
みやびはさみしさのなかで夜道で猛に似た人に会ってしまう。
 
「鬼塚を追い出す方法を見つけたんです」と教師たちはある日内山田に提案する。
第9話の感想はここをクリック
最後の空港での朋子見送りのシーンは涙無くしては見られないシーンでした。
 
みやびには素直になってほしいなと心から思いました。
<見逃し動画>第8話 「二学期の始業式にクビになる教師」
 
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第8話の公式あらすじ

みやびの母親でPTA会長の麗子が学校に乗り込んできた。保護者を集めた役員会で、麗子は援助交際したと決めつけて知佳子とえりかに退学を、そして鬼塚には即刻解雇を学校側に要求してきた。冬月は必死に事情を説明するが、自分の保身しか頭にない内山田教頭は麗子の要求を受け入れた・・・。
 
<出典>FOD公式

第8話のネタバレはここをクリック
緊急PTA役員会議
みやびの母親はチカコたちを呼び出して、
「援助交際をしていたそうですね」と言った。
「あたしたち、ウリなんてやってません!!」とチカコ。
 
内山田と中丸もその場にいた。
「たしかにお金はとったけど」
「じゃあ、援助交際詐欺をしたわけね。
しかもあなたの相手は鬼塚先生だったそうね」と、みやびの母親は続けた。
「でも!!鬼塚先生は何もしてません!!」とチカコは叫んだ。
「しかも、このことを中丸先生はご存知だったんでしょう?」
と、みやびの母親は聞いた。
「本当ですか??」と内山田。
「こんな大変なことをもみ消すんですか?あなたたちに任せておくわけには参りません。
明日PTAの緊急役員会を開きます!!」
 
カラオケにて。
「とうとうみやびの親が動いたらしいよ」
口々に2-4の生徒たちは噂をしていた。チカコとエリカが怒ったことはすでに知られている事実だったのだ。
「ボイコットやめる気ないのかな、みやび」
そこへ、やってきたのは村井、そしてみやびだった。
「2学期まであと少し。鬼塚の授業に出ようとしたりしてないよね?みんなまさか忘れてないよね?猛のこと!!裏切ったら絶対許さないからね!!」と、みやびは声高に言った。
 
その頃、PTAの役員会が行なわれていた。
みやびの母親は、援助交際詐欺が行なわれていたことについて、説明していた。
 
最近までとっても良い子だったのに変化が起きていることが、鬼塚のせいにされていた。
その場に鬼塚もいた。鬼塚は複雑な表情をする。出演しているテレビ番組でも糾弾すると言い出した。 
「会長をはじめ、皆様にはご迷惑をおかけしています。問題を起こした生徒、教師も処分をくだします」と内山田は説明する。
「ボイコットがおさまらない現状は、鬼塚先生は自動的にクビという形になります」内山田はそう説明する。
「そういう甘いこと言ってるからダメなんですよ!今教頭として内山田先生の管理能力が問われているんですよ!!」と
みやびの母親は怒っていた。
「今理事長が校長と兼務しているということも異常事態です!!」
「一生懸命努力して…」
「そういうね、紋切り型の発言しかしないから、あなたは部下からなめられ、理事長もあなたを校長にしないんです!!」
みやびの母親になんとか言い返そうとする内山田だったが、
「もう結構です!!」と言い放たれてしまった。
「直接自分で聞きます!!鬼塚先生!!何か弁明したいことはございますか??」
「ちょっと…鬼塚先生…」」と冬月は心配そうに鬼塚を見る。
鬼塚は役員会の最中に競馬に勤しんでいた。
「よっしゃー!!買った!!冬月先生、なんでもおごりますよ!!」と嬉しそうにする
鬼塚。
 
「あなた、神妙に聴いてるかと思えば、競馬なんか!」とみやびの母。
「だって、おばさんの話長いんだもん」
「おばさん!?」とみやびの母親は目を丸くした。
「お前のせいで、生徒が非行にはしったことで今議論してるんだ!!」と
内山田は怒鳴る。
「それならもう解決しました!ふたりとも反省しているし」
「それで済むと思ってるんですか!?」と、みやびの母親が言い返す。
「だって!あやまったじゃないですか!!」
「それにあなた、生徒とラブホテルに行かれたそうじゃありませんか!」
「結構おもしろいんですよ。なんだったら旦那さんと行かれたらいかがですか?」
「生徒がお金を要求したらお金を出したそうですね!あなたはことの重大さをわかっているんですか!?」
「安心してください、俺は我慢しました!」
「もう!!結構です!!!」
 
みやびの母親は声を荒らげた。
「あなたみたいな人と議論していることが時間の無駄です!!」と言った。
「今回の件は私に一任していただけないでしょうか?」
そう言うと、拍手喝采が起きた。
「それでは、代表して、当該生徒は退学、鬼塚先生は即刻解雇を学校側に要求したいと
思います。それでは解散します!!」
「ちょっと待ってください!!これには深いワケがあるんです!!」
冬月が大きな声で遮った。
「これはもう、あなたみたいな先生が口を出す問題じゃないのよ」と
 
みやびの母親。
「そんな!!」
「それとも…あなたに何かできるのかしら?」
そう言って、役員たちはいなくなった。
「今日気合入ってますね!」と鬼塚は冬月に声をかけて、大きくため息を吐いた。
 
 
解雇と退学
チカコとエリカは内山田に呼び出されていた。
「理事長も鬼塚に猶予を与えることはせず、生徒がボイコットする前に鬼塚をクビにしていれば、こんなことにはならなかったんです!!」
 
内山田はのんきにお茶を飲んでいる理事長に言った。
「そのおかげで、私はPTA会長から管理責任能力がないと罵られたんです。
鬼塚のせいで!うちの娘を…」
「お嬢さんがどうかしましたか?」
「なんでもありません!とにかく今回の件は私に任せてくださいますね」
そう言って、内山田は理事長室を出た。
 
そこへ冬月がやってきた。
「退学になるんですか!?」
「罪を犯したのだから退学ですよ」
「罪を犯したらすぐに排除ではなく、正しい道に導くのが教育なんじゃないですか!?」と冬月。
「罪を犯したものは!!それを償うのが社会のルールなんです。そんなことも知らずに社会に出るほうがよっぽど怖いんです」
「でも教頭先生!!」
「あなただいぶ鬼塚に毒されているようですが、少し目を覚ましたほうがいいのではないですか??」 
内山田がそのまま去ろうとすると、そこにチカコとエリカが立ちはだかった。
「何なんだ!君たち!!正式な処分がくだるまで、自宅で謹慎と言ったはずだろ」
そういう内山田の前に、現れたのは鬼塚だった。
「こいつらクズってわけですか?あん時とまったく一緒じゃないですか!!」
と鬼塚は叫んだ。
「あんときも言ったろ!?こういう奴らはねまた非行を繰り返すんだよ」
「なんでそうやって決めつけんだよ!!」と鬼塚は怒鳴った。
「なんでPTAのババアの話は聞くのにこっちの話は聞かないんだよ!!」
「私は君みたいな、教師としての自覚のない男と話してる時間はないんだよ!!」
と、内山田が去ろうとすると、ちょっと待て、と鬼塚は教員室にひっこむ内山田を
追いかけた。
 
「きみはまた、そうやって暴力をふるうのかね?!言い逃れできないぞ!回し蹴りでもなんでも好きなことしろ!!このクズたちと一緒に学園から消えやがれ!」と内山田が凄むと、鬼塚は胸ぐらをつかんで突き飛ばした。
「やめて!!先生!こんな学校やめてやる!!もういいよ、別に。こんな学校!!
こっちからやめてやるから」とチカコとエリカは去っていった。
 
冬月はチカコとエリカを止めた。
鬼塚とともになんとか上に掛け合うと言う冬月だったが、
「無駄ですよ」とチカコは力なく言った。
なす術なく、鬼塚のアパートを訪れる冬月。
鬼塚は遊びの約束をする電話をかけていた。
「もしかして、この間の女性と遊ぶ約束してたんですか?」と冬月。
「ちがいますよ!!」
「彼女たちが学校に戻れるようになんとかするとか、考えないんですか!?」
と冬月。彼女が頑なにああいう態度になったのは、昔クラスメートが担任のせいで死んだせいだということがわかっているわけだし、相澤みやびと話そうとか思わないんですか?
と鬼塚に訴える冬月だった。
「わるいけど、過去に興味ないっすから、俺」
「じゃあ!!もう、彼女たちは過去なんですか!?」
 
いや、もう…と鬼塚が言いかけると、冬月は怒ってアパートを去ってしまった。
 
 
最後の授業
みやびは母親が出演しているテレビを見てため息を吐いていた。
そこにインターホンを押して現れたのは冬月だった。
「ちょっといい?」と冬月。
 
チカコとエリカは鬼塚と待ち合わせをしていた。
「どこ行く?」と鬼塚。
「いいの?先生。あたしたちと遊んでる暇あんの?」とチカコたちは言った。
 
冬月はみやびの部屋を訪れた。
「あなた、大島さんたちと同じことしたんじゃないの?同じことをしてるから、お母さんに言いつけたんでしょう?」
「何言ってるかわかりません」
「ねぇ!ふたりが退学になってもいいの?親友だったんじゃないの?」
と、冬月は言った。
 
「お願い、お母さんと教頭先生に本当のこと言ってほしいの」
「どうせ先生は鬼塚先生の味方だから」
「え?」
「それとも、鬼塚先生のことが好きだったりして」
「今そんなこと関係ないでしょ!」
「鬼塚さえいなくなればそれでいいの!!!」
と、みやびは叫ぶ。
 
「あなた…なんでそうなっちゃったの?」
冬月は哀れみの顔で言った。
「いったい何があったの??村井くんの親友はどうして死んだの?」
「帰ってください!!あんたに話すことなんてないの!あんたに何ができんのよ!!」とみやびは言った。
 
鬼塚はゲームセンターにチカコとエリカときて遊んでいた。
同じ学校の生徒をみかけるとチカコたちは隠れてしまった。
冬月は帰り道に村井に会う。
冬月は村井に事情を聞くことにした。
「どうして相澤さんは、鬼塚先生のことあんなに憎むの?」
「みやび…付き合ってたんです」
「え?」
「猛と。あいつ、中学のとき野球部のエースで甲子園間違いなしって言われて。でもあいつ肩壊して、もとに戻らないって言われたんです。そのとき校長によその高校に転校したらって、いったんですよ。足が速いんだからとかなんとか言って。でもほんとうは猛のこと追い出したかっただけなんだ。頭良くなかったし。要するに野球のできない猛なんて用無しってわけ。だから猛は絶対転校しないって言ったんですよ。そしたら校長のやつ親にカネつかませたんです。あいつの親の工場経営が苦しかったから
「担任は?」
「もちろん相談しましたよ」
「そしたら?」
「最初は何があっても転校させないって言ってました。でも結局、校長に丸め込まれたみたいで。
もし猛を説得すれば将来約束するとか言って。どうすりゃいいんですか?周りの大人みんなに裏切られたらどうすりゃいいんですか?猛みたいにグレるしかないじゃないですか」
と村井は言った。
 
「それでバイク事故で…」
「俺に言わせりゃ、大人が殺したんです。みやびだってあんなやつじゃなかった。
誰にでも優しくて。本当のみやびに戻って欲しいんです」
「村井くん…あなた、もしかして…」
 
鬼塚はチカコたちとご飯を食べている。
「あたしたちも夏休みで徹夜したね」
「新学期か」と言った。
「腹一杯になったし、どっか行くか!!」と鬼塚。
「あたしどっか遠くに行きたい。学校のやつらとか誰もいないところ」
鬼塚はチカコたちを冴島のパトカーに乗せて、とっておきの
場所に連れて行く。
 
目隠しをされて連れて行かれた先は、ひまわり畑だった。
「どうだー!気持ちいいだろー!」と鬼塚。
「チカコ、エリカ、やなこと全部忘れられんだろ!?」と言った。
冬月は鬼塚に電話がつながらず、「やっぱ遊んでる!!」とイライラしていた。
内山田は明日からついに鬼塚がいなくなることに心がウキウキしていた。
ヨシコは鬼塚とのデートに向けて服を選んでいた。
「パパがなんと言おうと、エイキチへの気持ちは変わらない」と言った。
内山田はヨシコを叩いてしまった。
ヨシコは家を出ていくと言ってしまった。
 
鬼塚のアパートにやってきた冬月は、女の声を聞いて呆れるが、
チカコとエリカがトランプをしていた。
「あたし、学校行きたいな」
「あたしも」
「今までだったら新学期だったら、嫌で嫌で仕方なかったけど、
今は学校に行きたくて仕方ないや」
 
チカコとエリカは帰るねと言ってアパートを出ていく。
「今日の授業楽しかったよ!!私たちにとって今日一日は
授業だったもん。ありがとう!先生」
「さよなら、先生」
チカコとエリカはアパートを出て行ってしまい、鬼塚は涙を流した。
 
 
新学期
鬼塚は今度こそクビになるんですね、と教員室では話題になっていた。
内山田は保護者に説明を行っていた。
 
そこへみやびの母親が横からさらに茶々を入れた。
「ちょっと待ってください」と冬月。
「あなたはご自分の娘さんのことはご存知ですか?」
「失礼な」
「では娘さんがいじめをしていたことをご存知ですか?ボイコットを先導して生徒を締め付けてたことは?それもこれも過去の事件が原因ってことは?それが原因で娘さんが大人を信用できなくなったってことは!?」
「なんなんですか?まるでうちの娘に問題があるような言い方は!!教頭先生!なんなんですか!?」とみやびの母親。
「冬月先生、謝って…」
「謝りません!!
「なんですか、その態度は!」
「クラスメートが退学になろうとしているのに、なんとも思わないの!?あなたたち。これじゃ猛くんのときと同じじゃない!!それとも…あのときも彼がどうなろうとどうでもよかったわけ!?」
「ちくったの?」とみやびは村井に小声で聞く。
「いい加減にしてください!!これは保護者への嫌がらせか何かですか??それならそれで覚悟がございますよ!」
 
みやびの母親は大きな声で次々とまくし立てている。
すると菊池が校庭を見て、ニヤニヤと笑い、クラスメートたちに指し示した。
生徒たちは立ち上がり、校庭を見る。
 
鬼塚がチカコたちを連れてきていた。
生徒たちは走って教室を飛び出していった。
「何してるんだ!」
「俺の授業に出たいやつは出させます」
「あなたが無茶苦茶なこと言ったって、クラスの大多数はあなたのことを拒否しているのよ!!」と、みやびの母親。
「むちゃくちゃなのはそっちだろ!?なんで学校来たいやつを追い出して、来たくないやつを守るんだよ!!」
「警察でもなんでも呼びましょう」
「ああ、上等だ、呼んで来い!!」
「いい加減にしろ!鬼塚!!」と叫んだ内山田。
「学校にいけないより、あんな馬鹿な真似したほうがくやしい、腹が立つよ」と、チカコ。
「みんな、あたしたちのことなんてどうでもいいと思ってるでしょ!?でもね、鬼塚がいなくなったら絶対後悔するよ。一緒に考えてくれたんだよ、
鬼塚は。ずっとそばにいて悩んでくれたんだよ」とチカコは叫んだ。
生徒たちは内山田の制止を振り切って、席につく。
 
内山田が退学退学と言っている。
「そんな簡単に退学させるんですか!?」と保護者たちは口々に文句が噴出する。
「好き勝手なことばかり言うなよ!!だいたい躾が悪いからこういうことになるんじゃないか!」
と、内山田は正直に怒りをぶつけてしまい、みやびの母親に聞き捨てならないと言われてしまう。
「そうじゃないですか、まるで自分たちが学園のせいで子供たちがグレたみたいに。
学園を一歩出れば親の責任でしょう!?」
「誰も学校に躾なんて期待してません」
内山田とみやびの母親は口論になってしまう。その口論の間に、生徒たちは教室に戻ってきた。
みやびと村井だけが残され、みやびはそんな生徒の様子を見ると、廊下へ走り去ってしまった。
村井はみやびを追いかけて行く。
「俺の授業ですから外でやってください」と鬼塚はろうかに追い出してしまった。
「おはよう!みんな。2学期もグレートに行くぞ」
冬月は微笑んでいた。
 
「みんな来たんですってね」と理事長。
「じゃあ鬼塚先生は辞めないんですね」
「いえ、相澤みやびと村井国夫が来ていません」
すると、そこに村井がやってくる。
「なんだね!?きみは!」
「相澤みやびは今日欠席するそうです」
「なんだと!?」
「じゃあ、俺授業あるんで」
村井はそう言って去った。
教員室では、口々に文句が出ていた。
 
チカコとエリカは退学にならずに済んだ。
鬼塚と冬月がいつものように喋っていると、そこへトロ子がやってきて、学校を辞めると言いだす。
第8話の感想はここをクリック
いよいよみやびの母親が本格的に登場してきました。
 
さらに、冬月先生の熱血教師っぷりも炸裂した今回でした。一気にストーリーが動いた回だと思います。
 
クラスのみんなが新学期を迎えて戻ってきた姿が感動的でした!
<見逃し動画>第7話 「援助交際する教師」
 
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第7話の公式あらすじ

鬼塚は冬月をデートに誘うが、いつものごとく怒らせてしまった。ムシャクシャした鬼塚は冴島にそそのかされてテレクラに電話をかけたが、待ち合わせ場所にやってきたのは、なんと教え子の知佳子だった。その上、ホテルから出てきた2人の様子を同僚教師の中丸に目撃されてしまった。
 
<出典>FOD公式

第7話のネタバレはここをクリック
初めてのテレクラ
内山田には緊急の電話が入っていた。
 
それは相澤みやびの母からの電話だった。
鬼塚の行動をきっかけに、勅使河原や袴田、小谷の様子もおかしくなってしまっていて問題になっていた。
勅使河原のかわりに始まった内山田の代理の授業もかなりの不評だった。
「PTA会長はこれ以上何かあったら、私の責任にするって言うんですよ」
と内山田。
「2学期までの辛抱ですよ」とそんな内山田を励ます中丸だった。
 
鬼塚はアパートで冴島に、今年も何もなしか、としょんぼりしていた。そんな鬼塚に冴島はテレクラが最高だという話をし始める。
「俺は最初はこうと決めた女としかしないって決めてんだよ!」と、鬼塚は言い放った。
冬月が帰宅すると、電話がかかってきた。
それは鬼塚からだった。
「どうしたんですか?」と冬月。
「あ、いや、今日暇かなと思いまして」
「なんでですか?」
「一緒に飯でも。ほら、俺の歓迎会まだしてないし」
「しょうがないなぁ、2学期にはクビになるかもしれないしね」
冬月は鬼塚の誘いをオッケーした。
 
鬼塚は冬月と待ち合わせする。
「そんないい加減なことで、クラスちゃんとまとめられるんですか?」
と冬月。村井の親友が亡くなったことであんなクラスになってしまったことを早く調べたほうがいいと冬月は助言。
鬼塚は冬月にも事情を聞くが、知っていることは少なかった。
「これから静かな公園でも行って、そのことについて話しませんか?」
と鬼塚は、邪な気持ちで誘うが、冬月には当然見破られた。
 
「度胸試しして負けたから話そうとしたわけ?!あいつのこと」
みやびはその頃、村井が鬼塚にあのことについて話そうとしたことについて呆れていた。
「もしかして、鬼塚なら信用できるんじゃねえか?」と村井。
「何言ってんの!?あんたタケシが死んだのが担任のせいだって忘れたの?私は一生忘れない!あいつが死んだことも、あいつのことも。死ぬまで忘れない!鬼塚に騙されてんじゃないわよ!!」
みやびはそう言い放って去ってしまった。
 
そこに鬼塚が通りかかり、村井に「よう!!村井!」と話しかけた。
「母ちゃん元気か??よろしく言っといてくれ!」
そう言う鬼塚に、村井は何か言いかけたが、そのまま去ってしまった。
 
夜。みやびたちは買い物をしていた。
カネが降ってこないかなという話をしている。
「いいよね、みやびの家は」と言う。
チカコたちは、元気がないみやびを心配する。
「あんたたちは何もわかってない!」と、みやびは呆れた。そこへ中丸が通りかかる。
「おい!!お前ら何やってるんだ!こんな時間まで!」
と、中丸はみやびたちを注意する。
「援助交際なんてしてないだろうな?」と、中丸。
みやびが母親の名前を出すと、中丸は去っていった。
中丸にペコペコしているのはチカコの父親だった。チカコの父親は教科書の営業担当だった。
中丸はキャバクラに来ていた。
中丸はチカコの父親をはじめとする教科書の営業担当に連れてこられていたのだった。
 
一方、鬼塚は冬月と食事にやってきていた。
「2学期から新しい教科書を買うらしいんですよ。必要ないと思うけどなぁ」と冬月は鬼塚に話していた。
「やめませんか?そういう話。せっかくふたりきりになったんだし、俺の歓迎会でしょ?」
「じゃあ、どんな話します?」
「愛の話とか」
「どうせ、またホテル行こうとか言うんでしょ?」
「それのどこがいけないんですか?」
「あ!!開き直った!」
「前にも言いましたけど!最初はこいつしか愛さない女とするって決めてるんで!!」と鬼塚。
「だから、俺は…」と鬼塚は言いかけた。冬月は言葉の続きを固唾を飲んで待ったが、
そこに、ヨシコがやってきてしまい、
「エイキチ!」と言ってくる。冬月はヨシコと鬼塚の関係を誤解して、店を出ていく。
 
その頃、チカコは父親が中丸にペコペコするという、ださいところを見てしまったことで、むしゃくしゃしてしまっていた。
「援助交際でもやろっか」と、みやびは言った。
「もらうもんもらったら逃げるのよ」
 
鬼塚は仕方なくヨシコと一緒に内山田の家にいた。すると、そこに旅行に行っていたはずの内山田夫妻が帰ってきてしまった。
ヨシコは紹介しようとするが、庭から脱走する鬼塚。内山田が「誰だ!」と言うが、
もうすでに脱走した後だった。
「まさか!エイキチとかいうやつか?」
紹介してくれてもよかったのではと妻。
妻はエイキチの苗字がわからず、内山田をイライラさせてしまった。
 
その頃、みやびは援助交際中だったが、財布からカネを抜き取るとホテルからうまく、脱走する。そして、チカコたちのもとに戻った。
チカコだけは怖がって援助交際をすることができなかった。
「私たち何をするにも一緒だって誓ったよね?」と、チカコを脅かすみやびだった。
 
 
チカコ
鬼塚と冴島はテレクラにやってくる。
鬼塚はテレクラを初めて体験する。
その相手はチカコだった。
鬼塚は冴島から10万借りると、待ち合わせ場所に向かった。
そこで待っていると、チカコがやってくる。チカコは鬼塚に気付いて逃げようとするが、鬼塚に手首を掴まれた。
「なるほど!!これが援助交際か」
「そっちだって先公なのに何テレクラやってんのよ」
とチカコ。鬼塚は10万を差し出すと、チカコとホテルに入った。
チカコは10万を財布に入れた。
「俺のまえでルーズソックス履けよ」と鬼塚は言った。
「早くシャワーあびてくれば?」とチカコは言うが、鬼塚は「お前その間に逃げようっていうんだろ?」と、チカコの行動を見透かしていた。慌てて逃げようとするチカコだったが鬼塚が立ちはだかり、逃げられない。
「やっぱよー!やるんなら好きな女とやりてぇよな、なぁチカコ、こんなことしてたらセックスとか嫌いになっちゃうんじゃないか?」
と説教する。
「本当に好きな人とやるときな、心から喜べるようになるぞ」と鬼塚は言った。
鬼塚はチカコとホテルを出るが、その様子を女とホテルに来ていた中丸に見られてしまった。
 
その頃、内山田はリビングに落ちていたヨシコの手帳を見ていた。
そこに鬼塚の名前がないかどうかを確認しようとする。そこにあったのは、鬼塚のプリクラだった。仰天する内山田。
そんな内山田に中丸から電話が入るが、内山田はまったく心ここにあらず。中丸は内山田の役立たずっぷりに呆れてしまう。
中丸は鬼塚が生徒とホテルに入っていたことを言おうとしていた。
 
みやびは猛と書かれた便箋を取り出していた。そこに入っているアクセサリーを見て、気持ちを新たにするみやびだった。
そんなみやびに電話が入り、チカコはホテルを出るところを中丸に見られてしまったことをみやびに言った。
「相手のオヤジとうまく話してごまかしたらどう?」と提案するみやび。
「それが、相手のオヤジが鬼塚なの」とチカコ。
「鬼塚!?」
「どうしよう!みやび!!」
「いい考えがある」と、みやびはしたり顔を浮かべた。
 
中丸は鬼塚とチカコに対して、職員室で説教をする。
「中丸先生こそ、なんでそんなところにいたんですか?」と鬼塚、
「街を巡回してただけで」
そう言って中丸はしどろもどろに。
「あれは課外授業です」
「何を!!馬鹿馬鹿しいことを!!」
と、鬼塚の言い訳に声を荒げる中丸。
「言ってやれ!チカコ」と鬼塚はチカコにけしかけた。
「あたし…鬼塚先生にむりやり襲われました」
チカコはそう嘘をついてしまった。
 
「これで鬼塚もクビ間違いなしだね」
みやびたちはそう祝い合う。
「鬼塚のやつ、反論しなかったんだ」
と、チカコは悲しそうに言う。
チカコが罪悪感を感じているのではないかと思ったみやびは、
「本当は鬼塚とやったんじゃないの?」
とひどいことを言ってしまう。
チカコは、
「なんでそんなこと言うのよ!!」とみやびに反論する。
みやびは自分がいないとなんにもできないくせに!とチカコたちを罵倒する。
チカコたちは、心が離れて、部屋を出て行ってしまった。
冬月は鬼塚のアパートを訪ねた。
「どうして潔白を証明しないんですか!?」と冬月は、鬼塚に言いに来たのだった。
 
 
汚い大人
チカコの家に電話がかかってくる。
中丸はチカコの父親の大島に用事があった。
中丸は教科書の契約と引き換えに賄賂を要求していた。それを聞いてしまったチカコは「賄賂…」と呟いて呆然とする。
 
翌日、学校にて、チカコたちは自転車を止めている鬼塚のもとへやってきた。
「なんだ、ふたりとも」と言った。チカコたちは何かを話そうとした。
緊急職員会議が開かれることになった。召集者は中丸だった。
「皆さんにお集まりいただいたのは、鬼塚先生が担任の生徒を襲うという大不祥事を起こしてしまったからです」と中丸。
「本日をもって鬼塚先生にはやめていただきます」と宣言する中丸。
そんな折、校庭では教科書が届き、鬼塚が台車を使って段ボールを運んでいた。
「何をするんだ!!」という大きな声が聞こえ、鬼塚が教科書をばらまいているのを、中丸たちは教員室からあっけにとられて、眺めていた。大島が「やめてくださいよ!!」と阻止していたが、まったく気にせずに鬼塚は校庭に教科書をぶちまけていた。
「あんた!なんなんですか!?」大島は声を荒げる。
「娘さんの担任の鬼塚英吉です」
鬼塚はオイルタンクを持ってきて、オイルを教科書にまくと、火をつけてしまった。
 
それを見守るチカコたち。呆気にとられる教師陣。
「自分のしてることがわかってんのか!!」と中丸は、鬼塚に走り寄った。
鬼塚は、請求書を見せる。中丸は動揺してしまう。
「汚い真似するからよ!!」とチカコ。
「お父さんだって、したくなかったよ、そんなこと。でもこの不景気でな、営業成績も上がらないからさ。父さんリストラされるんだよ。お前たちのために頑張らないと、と思ったからさ」
「私たちのせいにしないでよ!!」とチカコ。
「チカコ!!いい気になんな!!大人は汚い汚いっていうけどな、お前らだって汚い大人になっちまうんじゃねえのか??」
鬼塚は請求書も教科書と一緒に燃やしてしまった。チカコは10万を返そうとしていたが、それも燃やしてしまった。
中丸は火を見ながら膝をがっくりとついてしまう。
鬼塚は微笑むと去ってしまった。
大島は、まだ傍に落ちていた教科書を拾うと、自分の手で火の中に放り込み、燃やした。
 
そしてチカコに微笑みかけた。
教員室では、中丸に任せるのは無理だったという話を口々にする。
 
理事長室で、中丸は理事長に報告をしていた。
「それで、新しいテキストの件どうなりましたか?」と理事長。
「もう少し、検討したいと思っています」と中丸は動揺する。そして、去ろうとする中丸に、理事長は声をかけた。
「あー!!中丸先生、鬼塚先生の件で私に話があるって言いませんでした?」
「それはまた後日」
逃げるように去ろうとする中丸。
「あ!!中丸先生、さっき、焼き芋焼いてたんですか?」と理事長はほくそ笑んだ。
 
みやびたちは集まっていた。
チカコたちはみやびに絶交宣言する。
「汚い大人にはなりたくないからさ」とチカコ。
「こっちから絶交よ!あんたなんか!」と
チカコたちは去っていく。
「後悔しても知らないからね!!」と、みやびは凄んだ。
 
教員室。鬼塚はチカコたちに退学にはならないからと言ったが、冬月は無責任な言動だと指摘。そこへ、
「我が家を崩壊させてたまるか!!」と突然内山田が入ってくる。
さらに、やってきたのはみやびの母親だった。
「あなたが鬼塚先生??あなた、うちの娘にずいぶんひどいことしてるそうですね」
そう言ってにらみつけるみやびの母だった。
第7話の感想はここをクリック
テレクラや援助交際などこの時代ならではのシチュエーションが登場して面白かったです。
 
みやびがだんだん追い詰められている様子があり、これからどうなるのかも気になる回でした。
 
内山田教頭と家で鉢合わせしてしまうのではないかとヒヤヒヤしました。
 
お金を燃やすシーンが、いちばんすごいシーンでした!!
<見逃し動画>第6話 「生徒の母親に手を出す危ない教師」
 
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第6話の公式あらすじ

体育教師の袴田が鬼塚に代わって授業に出席するように村井の説得を買ってでた。しかし競泳でも短距離走でも村井があっさり勝ってしまい、袴田のメンツは丸つぶれ。村井の母親つばさはトラック運転手。事故で亡くなった父親は、鬼塚が憧れていた暴走族の総代。暴走族あがりの鬼塚はつばさと意気投合した。そして2人は一緒に飲みに出かけた居酒屋で、袴田とあずさにはち合わせした。
 
<出典>FOD公式

第6話のネタバレはここをクリック
暑苦しい袴田
勅使河原は内山田からの電話を取ったが、
体調不良でしばらく休むと言って、電話を切ってしまった。
 
内山田は保護者になんて言われるか悩んでいた。
冬月はとりあえず、英語の授業を行うことになる。数学の授業を取りやめにするわけにいかない、と中丸。
「わたしがやりましょう」と内山田。
中丸はそんな内山田をおだてた。おだてあう中丸と内山田だった。
 
鬼塚は相変わらず校長室をホテルがわりにしていた。
「俺は警備員がわりです」と言った。
 
そんな鬼塚の元へ藤富はスイカを持って現れた。
「なんですか!あなたまで」と内山田。
内山田は激昂してしまった。
鬼塚は袴田にサッカーに誘われたが、虚弱体質だからと断る。暑苦しい袴田に押される鬼塚。袴田は2-4の生徒を取り戻すために協力すると言い出す。
 
 
村井の母
村井のもとへ袴田がやってくる。
「先生と一緒に走らないか?」
「はぁ?悪いけど俺、特進クラスがあるんで」
「お前悩んでんだろ??俺に相談してみろ」と袴田はしつこい。
「なんにもねえよ!!あんたに相談することなんて」
「俺と勝負しないか?もし俺が勝ったら、鬼塚先生の授業に出ろよ」
と、袴田は言った。
 
村井は、なるほどな、と言った。鬼塚に頼まれたのか?と。
袴田と村井はまず水泳で勝負する。
鬼塚たちはどっちが勝つかを賭けた。
鬼塚は当然のように村井に賭けて、ナナコたちにブーイングされた。村井が勝った。
 
次に陸上対決をした。
「さっきは油断したんだ」と袴田。
100m走を開始する袴田と村井。村井が勝ってしまった。
「1000円だな」と鬼塚。
「お前のおかげで儲かったよ、奢るぞ」
「お前最低だな、勝手に袴田に頼んでんじゃねえよ」
「あれはあいつが勝手に…」
「言い訳してんじゃねえぞ」と村井。
「2学期始まるまでに俺らが復帰しないとくびだぞ」
「そうだったな、すぐ忘れちまうんだよな」
と、鬼塚はへらへらしている。
「本当は気にしてるくせに…」
「別に。だってお前らほら、どうせ来ないだろ学校」
「じゃあこのままほっとく気なのかよ」
と村井は意外そうな顔をした。
「なあ、なんかいいアイデアないか?」
「俺に聞いてどうすんだよ!」
「お前らに聞くのがいちばん手っ取り早いだろ。
さっきの8000円おごるからよ」
 
そこへ大型トラックが止まる。
出てきたのトラックの運転手の女は鬼塚が蹴られた。
「おふくろ」と村井。
「国男、誰よこいつ」と運転手の女が言う。
「うちの担任」
「担任!?」
「どうも、鬼塚英吉です」
 
村井の母親は鬼塚を家に招き入れるとスイカを振舞った。
「私、てっきりそこいらのチンピラかと思っちゃって」と謝る。
「村井のお母さんがこんなに美人だなんて」
「もう!!先生も口がうまいんだから」とまんざらでもなさそうな母親。
「でも、トラックの運転手ってかっこいいっすね」
「徹夜ばっかりですよ、収入はいいけど。父親がいないからちゃんとした教育を受けさせなきゃと思って」
「えらいです!!母親のカガミですね!」
「やだな、カガミだなんて」
 
村井は「どこ見てんだよ」と鬼塚に言う。
「今おふくろのこといやらしい目で見てたんだよ!!」
「ごめんなさい、ちょっとマザコン入ってて」と母親は謝った。
「男はみんなマザコンですよ」と鬼塚。
 
村井はふてくされてしまう。
「こんなとき父親がいたらいいなと思うときもあるんですけどね」
「お父さんは…」
「小さい頃にバイク事故で。ムチャが多い人だったんですよ」
母親は村井の父親の写真を渡す。
「村井さんじゃないですか!!湘南連合で村井さん知らない人いないですからね」
「鬼塚先生ってもしかして、元ゾク?どうりで話が合うと思った」と母親。
「おい、村井。お前の親父さんすごい人だったんだぞ!!神様みたいな人で」
「関係ねえよ!!」と村井。
母親と鬼塚は村井の話で盛り上がった。母親はすっかり鬼塚に心を許してしまう。
「こいつはおふくろとやりたいだけなんだよ!わかんねえのか!」
そう言った村井は母親に思い切り顔を叩かれてしまった。
「いつも言ってるだろ!?人を見た目で判断するなって」と母親。
村井は怒って部屋を出てしまった。
バツが悪そうな母親。「あんな子じゃなかったんですけどね」と言った。
 
一方、袴田は冬月と飲みに来ていた。村井の気持ちがわかってもらえないという話だった。
冬月に励まされて頑張ろうと思う袴田。
冬月は話を切り上げたいが、なかなか帰ることができない。
「結婚相手も教育者って決めてるんですよ」と袴田。
そこにいたのは鬼塚と村井の母親だった。
「ひょっとして、デートとか?」と鬼塚。
「私と袴田さんがそんなことするわけないじゃないですか!村井くんのことで悩みがあるっていうから。そっちこそデートなんじゃないですか?」
と冬月。
「違いますよ」と鬼塚。
「保護者面談」
「そんな若くてお綺麗な方が保護者わけないじゃないですか!」と冬月。
「いつも息子がお世話になっています。村井国夫の母です」と挨拶する母親。
「34ってことは、17歳で村井くんを?」と冬月は村井の母親の話を聞いて驚いている。
「冬月先生は好きな人とかいないの?」と村井の母親に聞かれた。
「いません」
「どういう人がタイプ?」と村井の母親。
冬月は鬼塚と村井の母親が仲良くしているのが気が気じゃない。
「鬼塚先生って死んだ旦那に似てるの」と村井の母親はぼそっと言った。
「村井さんに比べたら全然、おれは」
「彼女いないなら、立候補しちゃおっかな」と村井の母親。
冬月の理想の男性について話が戻る。
「情熱を持っている人がいいな、袴田先生みたいに」と言う。
鬼塚は不服そうな顔をする。
「付き合えばいいじゃないですか!!」と鬼塚はむきになって言った。
鬼塚と冬月はその後いつものように口論になってしまった。喧嘩をし続けるふたり。
その後カラオケにも行く一行。
袴田は冬月は本気かどうか鬼塚に確認する。
「今まで本当に人を好きになったことないんじゃないの?」と母親につっこまれる冬月。
「なんでその人と結婚しようと思ったんですか?」と冬月。
「ときめいたからかな。彼と一緒にいないとつまんないっていうか、物足りない気がしたの」と村井の母親。
「先生には、そういう人いるの?女だからって待ってちゃだめだよ」
さらに飲みに行こうとする村井の母親。
「明日特進クラスがあるんで朝早いんですよ」と冬月。
鬼塚は村井の母親とさらに飲みに行ってしまった。
「もしかしたらあの二人…」と袴田。
「え!」と冬月。
 
翌朝。
鬼塚は校長室で寝ようとする。
「あ、その格好!!まさか村井くんのお母さんと?」と冬月はつっこむ。
「寝かしてくんないんだもん」
「それで朝帰りってわけ」と冬月。
「恥ずかしいと思わないんですか?生徒の母親とそんなことして」
「妬いてるんですか?」
と鬼塚。
「袴田もキープしたらいいじゃないですか!」
「私そういうのやめたんです!!」
「へぇ、どういう心境の変化?」と鬼塚に聞かれ、冬月は言いよどんでしまった。
「それは…教育に目覚めたんです」
「おやすみなさい」
 
 
度胸試し
村井はむかついていた。
「2学期になればあいつはくびよ」と、みやび。
「ちょっと思いだしたんだあいつのこと」
もうすぐ命日だし、と村井。
 
そこへ袴田がやってきて一緒に食べないかと言ってくる。
私たち忙しいんです、とみやびは断る。
「先生は話があるんだ」と袴田。しかし、誰もいなくなってしまった。
家に着くと、村井の母は鬼塚といちゃいちゃしていた。冴島もいた。
「帰れよ!」と村井。
「先生たちはお父さんが好きだから来てくれたんだよ」と村井の母親は言った。
「俺はおやじのことおやじだなんて思ってねえよ!!」
「なんだその口の利き方!!」と鬼塚。
鬼塚の胸ぐらをつかむ村井。
「なんで死んだか知ってるか!?バイクの度胸試しして死んだんだぞ」と村井は凄み、鬼塚と冴島を巻き込んで喧嘩に
なってしまった。
「俺とおふくろを残して勝手に死んだやつをどう尊敬したらいいんだよ!!」
と村井は興奮する。鬼塚も冴島を抑えた。
村井は怒っていた。
 
「鬼塚先生ってさ、いい人じゃない!最近の男と全然違うし」
「先公なんてどいつも信用できるわけねえだろ」
「なんでそんなんなっちゃったの?」と村井の母親。
「たしか、あんたの親友が死んじゃってからだよね…」
「言ったはずだぞ!!!その話は二度とするなって」と村井。
 
内山田は勉強していたが、家族がうるさくて集中できない。
内山田は東大出は信用できないからやめておけ、という話をヨシコにした。
「大丈夫、私はエイキチ一筋だから」
「エイキチ?この前電話かかってきた男か!?」
そんないい加減なやつやめといたほうがいいと言った。
「でもエイキチは教師なのよ」と妻。
「どこの学校だ!?」と内山田はヨシコを問い詰めた。
「知らなーい」とヨシコ。
「名前とか肩書きはどうでもいい。大事なのは愛よ」とヨシコ。
「教師…エイキチ…」とうわごとを言う内山田。
 
村井はその頃、父親の写真を眺めていた。
村井の母は鬼塚に送り届けてもらっていた。村井は複雑な顔をする。
 
次の日。冬月は「デートですか?」と聞く。
「もしかして、村井くんの母親と??」
冬月は複雑な顔をした。
「二度とおふくろに近づくな」とそこへ村井がやってきた。
「大人の恋愛に口出すな!クソガキ」
「なんだと!?」
「そんなに嫌なら勝負しろ!」と鬼塚。
鬼塚と村井は勝負することになる。
冬月は今度は何事かと見に行く。
袴田を連れて、様子を見に行くことにした。
 
そこへやってきたのは、村井の母親が運転する大型トラックだった。
「先に逃げたほうが負けだ!!お前の親父さんの気持ち味わわせてやるよ。怖いならやめてもいいぜ、くにおちゃんよ」
と鬼塚。
「もし俺が勝ったら、なんでも言うこと聞けよ!?学校やめろっつってんだ」
「もし俺が勝ったら、例のことを話せよ」と鬼塚。
「なんか事件があってからなんだろ?担任いじめはじめたの」と鬼塚。
 
そこへ冬月と袴田が走ってくる。
「バカなことはやめてください!!」と冬月は叫んだ。
村井の母親の運転するトラックが走り出す。
「どうしていつも勝手なの!?やめて!!」と冬月はさらに叫ぶ。
トラックのブレーキの具合がおかしくなり、村井はひかれそうになる。
村井は腰を抜かし、動けず、トラックは横転してしまった。
鬼塚がトラックへ助けに行くと、血だらけの村井の母親が出てきた。
鬼塚はつばさを抱えて、村井のもとへ連れて行く。
「おふくろ」と声をかけた。
「痛い」と村井の母親。
「国夫、あんたの負けだね」
「何言ってんだよ!!」
「腰抜かしたくせに。早く話したら??」
「村井、約束してくんねえか??二度と親父さんの悪口言わないって!!親父さんは、おふくろさんが命をかけて会いした人なんだよ。一生この人しか愛さないって決めた人なんだよ!!おまえが好きになってくんなきゃ、おふくろさん、悲しむだろう」
と鬼塚はそう言って去ろうとした。
「聞かないんですか!?」と村井の母親。
「言いたくなったら言いますよ」と鬼塚。
「村井!!いつでも待ってっからよ」
鬼塚は今度こそ去っていった。
「鬼塚先生ならあんたのことなんとかしてくれんじゃないかって。ブレーキ壊れちゃったのよ。自分のために命かけてくれる人がいるなんて最高じゃない!私もあんな人が担任だったら学校行ったのになー」と村井の母親は言った。
 
ゲームセンター。
「なんだよ、話って」と菊池。
「お前前に言ってたよな??あいつは教師じゃないって」と村井。
「ああ」
「あいつは今までの先公とはちがうってことか?」
「お前、もしかして、あのこと、鬼塚に話す気か?」と菊池は聞いた。
「どう思う??」と村井。
「みやびはどうすんだ??あいつ絶対許さないぞ」と菊池。
職員室に来る村井。
 
寝ている鬼塚を見る。そこへ袴田がきた。
「鬼塚に話があるんです」
「俺に話してくれよ!!」と袴田。
「てめえなんていい人と思われたいだけじゃないかよ!!こっちの気持ちなんてわかんねえくせに!!」と村井は歯向かった。
 
袴田は、それに怒り、思い切り村井を殴りつけてしまう。袴田は村井をボコボコにしてしまう。やってきた冬月は慌てて袴田を止めた。
「あんなやつじゃなくて俺に相談しろよ!!」と袴田は叫んだ。
「だから信用できねえんだよ、先公なんか!!」と村井。
「あなたは、間違ってます」と冬月。
 
鬼塚の寝顔を見てぼーっとする冬月だった。
 
村井は鬼塚たちを見つめていたが、みやびは「裏切らないで!」と言って、村井を平手打ちした。
第6話の感想はここをクリック
村井のことがよくわかる回でした。お母さんがファンキーでした。
 
そんなお母さんと仲良くなる鬼塚もさすがでした。
 
最後の根性試しはかなりヒヤヒヤしました。
<見逃し動画>第5話 「ストーカー教師です」
 
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第5話の公式あらすじ

鬼塚は夏休み期間中、快適な校長室に住みこむことにした。一方、海外旅行を予定していた冬月は、勅使河原と特進クラスを担当させられることになって大むくれ。しかし勅使河原の熱心な授業態度に心打たれた冬月は、誘われるがまま勅使河原のマンションを訪れた。それは冬月をひそかに恋焦がれる勅使河原が用意周到に仕組んだワナだった・・・。
 
<出典>FOD公式

第5話のネタバレはここをクリック
夏休み
1学期が終わり、夏休みに突入する。
内山田は自分の授業をボイコットされているという鬼塚のことを嫌味たっぷりに発表する。
鬼塚はもう夏休みになっていると勘違いしていて、教員室におらず、アパートにいた。
 
職員室では冬月に電話が入り、サイパン行きのチケットがとれたというみゆきからの知らせだった。
勅使河原はそんな冬月の様子を気にする。
 
冬月から内山田にお願いが入る。
それは、特進クラスの英語を担当してほしいというものだった。塾に負けない画期的な試みだと中丸は説明する。
「あの、どうしてわたしが?」
「勅使河原先生の推薦なんですよ」
「冬月先生がいてくれたら心強いです」
と勅使河原は横から言った。
 
「おめでとう!皆さん。ここにいるのは我が校で優秀と認められ、エリートだと認められた皆さんです。言うまでもないことですが、
私たちはただひとつ、君たちが一流大学に入学し、輝かしい未来へと踏み出す第一歩を踏み出すことを願ってます。そのために私たちは夏休みを返上して君たちのために頑張りたいと思います」
勅使河原は意気揚々と宣言する。
内山田は特進クラスの評判が上がれば自分の評価も上がると安心する。
内山田は校長の椅子に座って、次に座るのは自分だといいきかせた。
 
帰り道。
「話ってなんですか?」と勅使河原。
「どうして私なんか推薦したんですか?」と冬月。
「それは冬月先生が優秀だと思ったからですよ」
 
私なんか、と謙遜する冬月。
「あなたのことは僕がいちばんよくわかってますから、もっと自信を持って」
「申し訳ないんですけど、旅行に行く約束をしてて。外してもらいたいんですが」
「あの、もしかして、鬼塚先生ですか?旅行に行くの」
「ちっがいますよ!!」と全力で否定する冬月。
冬月が振り返るとそこには鬼塚がいた。
「びっくりしたー!」
鬼塚はダンススクールを覗き見していた。
「仮にも教師が覗きなんかして恥ずかしくないんですか??」
「違います!ほら」
鬼塚が覗いていたダンス教室の中にはトロ子がいて、熱心に踊っていた。
 
それを見て、冬月も嬉しそうな顔になる。
「レッスン始めたんだ〜、野村さん」
ダンス教室の中に入っていく冬月を見て、イライラする勅使河原。
自宅に帰ると、そこには壁中に冬月の写真が飾られていた。
「ただいま、あずさ」と勅使河原は微笑む。
 
 
特進クラス
特進クラスの先生になったことを報告する冬月。
先生なんてやめちゃえばいいんじゃない?とみゆきから言われる。
「サイパンだって普通、男と行かない?」と、みゆき。
「これ!って先生はいないわけ?」とも言われてしまった。例えば隣の席の先生とか」
「ちょっとやめてよ!!」と冬月は鬼塚を思い浮かべて咄嗟に反論する。
スチュワーデスは男が選べてうらやましいと言う冬月。
 
一方、鬼塚はクーラーのないアパートの部屋で冴島と話していた。
「そういや、冬月先生どうするんだろう?夏休み。きっと男もいるんだろうしな」と冴島。
「俺マジで口説くかな?なんか問題ある?」
冴島はふざけてそういった。
 
内山田は学校の中で理事たちを案内していた。内山田が校長室を案内すると、そこでは鬼塚がくつろいでいた。自分の部屋にクーラーがないという理由で、校長室でくつろぐ
鬼塚を理事長に報告する。
「でも、あれじゃない?ボイコットのことで鬼塚先生も策をねってるんじゃないんでしょうか??じゃあこうしましょう!ガードマンのかわりに、鬼塚先生は夏休みにここにいていただいて。そういえば、警備のおじさんが鼻風邪でおやすみって言ってるからちょうどいいじゃない。じゃ、私、飛行機があるから」
と言って、理事長は去っていった。
 
その頃、特進クラスで授業中、やかましいバカンス風な音楽が聴こえてくる。
鬼塚やナナコたちが学校のプールで、バカンス的なプールを再現しているのだった。
外部のお客を入れて、カネまで取っている。
そこへ目くじらをたてた冬月がやってくる。
「冬月先生も泳ぎますか?」と鬼塚。
「そんなことするわけないでしょ!?特進クラスの邪魔になるって言ってるんです!!」
「なんですかその、特進クラスって」
「もういいです!!暇な人に付き合ってる暇ないんで」
 
そう言って、冬月が去ろうとすると、のぼるが「冬月先生ー!」と手を振っている。
その横には藤富がいて、アロハシャツを着て囲碁をうっていた。
「藤富先生!」と驚く冬月。
「地域とのふれあいも大事かなと思いまして」と藤富。
 
 
特進クラスの勅使河原は窓からその様子を見て呆れるが、「二流三流の奴らはほっておけばいい、最後に笑うのは僕たちです」と生徒たちに言い放った。
どうせあとひと月の命、とみやびは笑っていたが、村井は、鬼塚のやつ、とむかついていた。
勅使河原は職員室にいた。そこへ冬月がやってきた。勅使河原は冬月にパソコンを教えようとする。手を触ろうとする勅使河原に冬月は驚いてしまい、さらに食事に誘ったが断ってしまった。
 
そこへ鬼塚が入ってきて、「あれ??」と怪しげに微笑んだ。
「何やってんですか?」と鬼塚。
「あなたこそ」と冬月。
お中元を奪おうとした鬼塚を冬月は注意する。
鬼塚は「パソコンでAVとか見られるんでしょ??」と勅使河原をけしかける。
「一緒にご飯食べに行くんですよねー??勅使河原先生」と言って、冬月は鬼塚から逃れようとした。本当に冬月は勅使河原とご飯を食べに行く。
「こんなところが好きだなんて、すごい意外です」とムードあるレストランに感動する冬月。
「マライアとかセリーヌとか聞きます」
「え、意外!私も好きです!クラシックかと思いました」と嬉しそうな冬月。
「意外とミーハーなんです」
好きな小説を言うと、冬月もまったく同意した。こんなに趣味が合うなんて信じられないなぁ、と勅使河原は言った。
 
その頃、鬼塚は校長室で暮らしていたが、物音に驚き、巡回する。そして、怖さの中でソファで眠ろうとする。
勅使河原の父親が文部科学省の人間だと知る冬月。将来は役人になるのかと冬月は尋ねるものの、勅使河原は、現場にいたい、と強調する。
「今の子供だちは病んでます。それはボクら大人の責任でもあるわけだから、ちゃんと考えないといけないと思うんです」
勅使河原の話を聞いて真剣な表情の冬月。
「どうかしましたか」と勅使河原。
「なんか恥ずかしくなっちゃって。同じ教師なのに私何も考えてないから」
「今度、ワインを飲みにいきませんか?」と勅使河原は誘った。
「そうですね、ぜひ」と冬月。
勅使河原は部屋で達成感に包まれていた。
 
 
翌朝、勅使河原は冬月と微笑み合う。
 
そこへ鬼塚がやってきた。
「しかし夏休みなのに学校に毎日きて偉いですね」と鬼塚。
「当然でしょ?あなたみたいになまけものじゃないんだから」と冬月。
「嫌な感じ」
「まぁいいじゃないですか、鬼塚先生がいるから世の中がバラエティに富んで面白くなるのだから」と勅使河原が言う。
「さすが!!いいこという!テッシー」と鬼塚。テッシー呼ばわりされて呆然とする勅使河原。
「数学の授業があるので失礼します」と勅使河原。
鬼塚は冬月を食事や海に誘った。
「あなたみたいな人がいると生徒に悪い影響があるから帰ってください」
と冬月は言った。
 
「自分だって学校嫌だって言ってたじゃないですか」
「そりゃ最初はそう思いましたけど、でも今はやる気ありますから。勅使河原先生のおかげで。鬼塚先生も少しは見習ったら?あなたにとって教育ってなんですか?」
「夏休みは、勉強してないで遊べってこと」
「あなたみたいな人が勅使河原先生と同じ空間にいること自体間違ってるかも」
「そんなにテッシーがいいなら、付き合っちゃえばいいだろ」
「そうですね、趣味が合うし、文科省だし」
「いいじゃないか!さっさと家に行ってエッチでもしちゃえば」
「いやああああ」と冬月は鬼塚をにらみつけた。
「勅使河原先生は!あなたみたいに下品じゃないんだから!!」
「俺がね、女とふたりになったらやるけどね。俺はこうと決めた女としか
しないって決めてるんだよ」
と鬼塚。冬月はキープが多いことを自慢した。鬼塚は冬月と口論する。
 
冬月はむしゃくしゃして、帰り道に自販機で缶ビールを買った。すると雨が降ってきてしまう。
ヒールが折れて、思い切り転ぶ冬月のところに勅使河原がやってきて、ワインを飲まないかと誘ってくる。
 
 
勅使河原の正体
その頃内山田は、また家族から邪険にされていた。とにかく今回の特進クラスがうまくいけば評価につながるということを説明する内山田。しかしあまり食い付きがよくなかった。2学期は校長だと言った瞬間に妻の態度が変わる。そこへ電話がかかってくる。それは娘のヨシコの電話で、鬼塚だった。鬼塚とは知らず、内山田は怒鳴りつけて電話を切る。
 
ヨシコは人の電話に勝手に出ないでと言った。
「どこかで聞いた声だな」と内山田と鬼塚はお互いに思う。
鬼塚は巡回のついでに、怪しげな微笑みをたたえて電話をかけようとしていた。
ナナコたちが職員室に来ていた。
ナナコたちは教師たちの引き出しを開けて楽しんでいた。そこには冬月の隠し撮りの写真がたくさんあった。鬼塚は危険だと感じる。
「やっぱり私帰ります」と冬月。
勅使河原は冬月にワインを飲むようにすすめた。勅使河原はワインに薬物をいれると、それを冬月に飲ませた。冬月はどんどん飲みすすめた。すると玄関で眠くなり、しゃがみこんでしまう。
「なんか私…」と冬月。
冬月は嫌な予感を感じるが、眠り込んでしまう。
 
勅使河原は部屋のベッドに冬月を寝かせる。
「僕はずっと夢を見てきました、究極の愛を確かめ合うことを」
勅使河原はこれは運命なんですよと言った。
鬼塚が家にやってきた。
「話があるんです」と鬼塚。
鬼塚は見たい映像があるのだと言って、勅使河原からパソコンを教えてもらう。そして、ワインを飲んでしまう。
「あ、わかった!!女がいるとか」
鬼塚は鍵がかかった寝室を蹴破って入った。
ワインをのんでしまった鬼塚は薄れゆく意識の中で、思い切りワインを割り、ワインの瓶の破片を突きつける。そして意識を保つために手を血だらけにした。
「ここで問題です。次のうちいちばんかわいそうなのは誰でしょう?1、薬物入のワインを飲まされ犯されそうな冬月先生、2、東大出てるのに卑怯な手段でしか女を口説けない勅使河原先生、3、勅使河原先生を信じて一生懸命勉強してる特進クラスの生徒たち。
オンナ口説きたがったらな!!命懸けでやるんだよ!!」
 
鬼塚は、冬月を肩に担ぐと外に出た。
冬月はその状態のまま意識を取り戻した。
そして、ふたりは公園で休んだ。
「手大丈夫?」と冬月。鬼塚は黙っている。
「しょうがないじゃない!勅使河原先生だってまさかあんなことするなて思わないし、男っていざとなるとなでみんなああなの?男がみんなそうだから、女はキープに走ったりするのよ」
鬼塚は突然、冬月をお姫様だっこする。そして、そのまま池に突き落とした。
「お前の目は腐ってる!!プレゼントもらえばへらへらしてよ、そんなことしてるから男見る目が腐ってくんだよ。優越感味わいたきゃ一生やってろ!!愛はな、品定めじゃねえんだよ。俺はあんたにはそうなってほしくないんだよ!!何がキープだよ」と鬼塚は叫んだ。

冬月は部屋にたどりつくと、みゆきに電話する。
「チケットのことなんだけどやっぱりやめるわ。学校のこととかいろいろあって。本当にごめんね、じゃあ」
そう言って、冬月はキープくんたちの名刺を全部もやした。
 
学校で鬼塚に会う冬月。
「似合ってますよ、そのカッコ」
 
そしてまたスケベな事を言って冬月に追いかけられる。
勅使河原は授業をしていて、内山田は理事たちに見学させていた。
 
すると、菊池が数式の間違いを指摘する。
勅使河原は鬼塚と冬月の外で繰り広げられている大声での口論を聞いてしまって動揺してしまう。怒りに震えた勅使河原は「バカバカしい!!」と突然叫びだした。
「お前たちが!!どこの大学に入ろうと関係ないんだよ!!そんなこと。何が特進クラスだよ、そんなに勉強したいなら自分で勝手に
べんきょうしろーー!!」と勅使河原は狂って笑いながらいなくなる。
「たぶん、鬼塚にやられたんだろ」とニヤニヤする菊池だった。

第5話の感想はここをクリック
勅使河原先生がひたすら怖かったです。鬼塚が肩に冬月を担ぐシーンがカッコ良かったです。まさか池に落としてしまうとは思いませんでしたが、今回も鬼塚のセリフにしびれました。

<見逃し動画>第4話 「アイドルで金もうけ」
 
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第4話の公式あらすじ

みやびたちは鬼塚の授業をボイコットした。さらにみやびは彼女を慕っている朋子に命じて、鬼塚を陥れようと画策する。一方、鬼塚は桜井理事長から夏休み中にクラス全員を説得できなければ、即刻教師を辞めるよう迫られた。しかも夏休みの給料は半額カット。謝礼欲しさに冬月の写真を雑誌に投稿した鬼塚はさらにかわいい女子生徒をアイドルのコンテストに出場させて、その紹介料をもらう計画をたてた。そして鬼塚が選んだのは朋子だった。
 
<出典>FOD公式

第4話のネタバレはここをクリック
生徒たちを連れ戻せ!
みやびたちに授業をボイコットされる鬼塚。
 
内山田や中丸は鬼塚を伴って、理事長に、前代未聞の不祥事だと報告する。
「鬼塚先生のことだから、何かいい手は考えてますよね?」と理事長。
「いや、別に。俺の授業出たくないならでなきゃいいんです」と鬼塚。
内山田たちは責任をとれの一点張り。
「幸い、もうすぐ夏休みですよね?だから鬼塚先生は2学期が始まるまでに生徒たちを説得する。それがだめならクビ!減俸処分。
あなたの給料は半分!」
ボーナスは?!と騒ぐ鬼塚。理事長から「まだ1ヶ月もいないのにボーナスなんてあるわけないでしょう?」と言われた。
 
その頃、みやびたちはカラオケにいた。
トロ子は本当は学校に行きたかったが、みやびに嫌われることを恐れて従っていた。
鬼塚への架空のラブレターを渡すように指示され、襲いかかろうとしたところを隠撮りするという作戦だった。
 
その頃、鬼塚はバイトを探していた。
菊池にもバイトを探してもらうが、なかなか見つからない。ボーナスも出ないと嘆く鬼塚。
そこへトロ子が様子を伺っていた。
のぼるが鬼塚の元へ持ってきたのは、新人アイドルのオーディションのパンフレットだった。紹介者にも賞金が出ると聞いて、俄然やる気に。
どの生徒を出場させるか鬼塚は悩み、ナナコがいいのではと思うが、音痴でだめだということになる。
その頃トロ子は鬼塚にラブレターを渡すタイミングを伺っていた。
「何やってんだ、お前」
「あたし、先生と喋ると怒られるから」といっていなくなるトロ子だった。
 
 
アイドルオーディション
鬼塚はアイドルのオーディションに出場させる生徒を選んでいた。
 
「この子なんていいんじゃないですか?」と冬月。
「優しいし、話せばわかってくれると思いますけど」
「この子ですか?確かに優しいかもしれないけど、顔…」
「え?どの子から説得しようか選んでるんじゃないんですか?」
「違いますよ。うちのクラスにアイドルになれるやつがいねえかなと思って」
「アイドル??」と冬月は怪訝な顔をした。
「ほら、紹介料50万くれるんすよ」
「いったい!何を考えてるんですか!?クビになるかもしれないのに」
「ボーナス出たやつに俺の気持ちなんてわかんないよ」
と、鬼塚はむくれた。
 
そこへ体育教師の袴田が、冬月が取り上げられた雑誌記事を持ってやってくる。
「こんなの知りません!」と冬月。
身に覚えがないと言い張る冬月。小谷は最近ちゃらちゃらしていると冬月に指摘する。
「私編集部に電話します!」と冬月は編集部に電話した。
鬼塚は自分の郵便受けに何かが入っているのを発見する。
 
それを影から見ているみやびたち。
「鬼塚のことだからすぐに襲いかかってくるわよ。もし遅いかかってこなくても、モーションかけるのよ、トロ子」と、みやびがけしかけた。
「どうやって?」とトロ子はつれない返事をする。
そんなのおっぱい触らせるか、パンティを見せればいいのよ!と言い放つみやびたち。
「えー、でもちょっと怖いー」とトロ子。
ドジったら許さないと言われてしまうトロ子。
なぜか中丸にラブレターがわたってしまった。
 
「いったいどういうつもりですか?人の写真勝手に週刊誌に売り飛ばしておいて」
と冬月は、外で寝転んでいる鬼塚に言う。
「やっぱりバレました?」
週刊誌に写真を売ったのは鬼塚だったのだ。
 
なんと、5万円もの謝礼を鬼塚は受け取っていた。
トロ子は手紙を中丸に渡してしまったことによって、みやびに絶交すると言われてしまった。
トロ子は寿司屋の娘で、手伝いをしていた。
 
そこにいたのはなんと鬼塚と冬月だった。お茶を出すが、ひっくり返してしまうトロ子。
「先生、この子トロくないですか?」とトロ子の母親。
「相澤みやびちゃんだけだよね、相手してくれるのは」と父親。
鬼塚と冬月はトロ子に、トロ子の部屋へと案内された。
トロ子は鬼塚と口をきいてはいけなくて、もじもじしていた。
部屋にはみやびとの写真がたくさん飾られていた。
「みやびちゃんとは小学校のころから親友だから」とトロ子は嬉しそうにする。
鬼塚と冬月はトロ子のクローゼットの中を見せてもらった。その中にはたくさんの洋服が。
「全部みやびちゃんとお揃いなんだ」とトロ子は言った。
「でももういいんです、嫌われちゃったみたいだし」とトロ子は寂しそうに言う。
「ねえ!もっと自分に自信持ったら?」と冬月。
「だめですよ。私、弟にまでトロ子って言われて」
「夢とかないの?将来何になりたいとかないの?」
「お父さんにも、お前は結婚するしかないって。二十歳までに結婚したいなって」
「本当にそれでいいの?」
「ほかに取り柄もないし」
「そんなことないわよ」
と、冬月はなぐさめた。
 
鬼塚はそんな2人の話は聞かずに、いろいろな金儲けのことばかり考えていて、冬月に怒られてしまった。
鬼塚と冬月はトロ子のコーディネイトを考えることになり、洋服屋さんに来ていた。
鬼塚は面倒くさくなって帰りたがるが、
「だめです、スポンサーなんだから」
と言って、冬月は鬼塚を帰さなかった。
 
トロ子は試着室へ。
冬月が、やけにむきになってトロ子のコーディネイトを考えるので、鬼塚は不思議に思っていた。
「私も昔コンプレックスのかたまりだったから、わかるんです」
と、冬月。うそだー、と鬼塚は笑っている。
「周りの子が眩しく見えて真似してばっかりいて、それで自分に自信がなくなって。そんな時に中学の担任の先生が言ってくれたの。お前はお前でいいじゃないかって。自分に自信を持つことが大事なんじゃないかなって」
「なんかほら、それ自分に言ってるみたいだから」と鬼塚。
「違いますよ!」
「いいじゃないか!!お前はお前で!」
「人のセリフ勝手に使わないでください」
そこへ着替えたトロ子が出てきた。
「すっごく似合ってる!アイドルみたい!!」
という冬月の言葉で、鬼塚は思いついた顔をする。
なんかよからぬことを思ってませんか??と冬月は怪訝な顔をした。
 
小谷の家庭科の授業。
トロ子はなぜか1人でアヒルの人形を作っていた。それを叱られてしまった。
何をやってもダメなトロ子は、体育館であひるの人形と一緒にいた。
 
そこへ鬼塚がやってくる。
「何やってんだよお前、そんなとこで」と鬼塚は、トロ子が1人でアヒルの人形と話しているのを見て言う。
「かわいいな、これ。名前はなんで言うんだ?」と鬼塚。
「ガーコです!」
「ガーコ!?こんにちは」と鬼塚はガーコに話しかける。
鬼塚は、トロ子とガーコが話しているところを見て、「ここはひとつ騙されたと思って俺に人生あずけてみない?」と言った。
鬼塚はトロ子をアパートに招く。
トロ子はみやびの言いつけを守るように、私初めてなんです!と言うが、
そこに現れたのは鬼塚の怖い友人たちだった。メイクアップアーティストやスタイリストで、鬼塚がトロ子をオーディションに向けて演出するために呼んだのだ。
「トロ子、お前アイドルになるんだよ!」と鬼塚。鬼塚はトロ子をいろんなコスプレにして、写真を撮る。
 
 
小谷はトロ子から「オーディションに出たい」と聞いて怒る。
冬月は鬼塚に、企んだのは鬼塚だという目線を送る。しかし、冬月の選んだ服でやる気になったと鬼塚から知らされた冬月は、小谷に意見をする。
「なんとかやらせてあげられないでしょうか?」と。
「冬月先生、あなた何言ってるんですか?」
「彼女が自分から何かやりたいって言ったのは初めてだと思うんです」
と冬月。
内山田からも、学園の方針でオーディションに出すことは許可できないと言われる。
「皆さん勝手なこと言わないでください!彼女の人生は彼女に選んでほしい!!」と冬月は声を荒らげた。そんな、らしくない冬月に職員室はざわつく。
「先生、もういいです。私諦めます…」
そう言って、トロ子は去っていった。
 
鬼塚は一方でいろんな女をナンパしていたが、その中に内山田の娘ヨシコが含まれていて、すっかり魅了されていた。
トロ子は小谷の補修を受けていたが、うまくできない。鬼塚、教頭も巻き込み大騒動になってしまう。
 
新人アイドルオーディション会場にいる冬月。そこにみやびたちもやってくる。みやびも出場するのだ。
冬月はオーディション会場でスカウトされてしまったが、そこに鬼塚たちも到着する。トロ子もいた。みやびたちはトロ子が出場することに愕然とした。
みやびコールが沸き起こるなか、みやびがステージで自己紹介する。
 
すると、トロ子の番がやってくるが、ガチガチに緊張してしまっている。
歌の審査の時には、みやびは高らかに歌い上げるが、トロ子は音痴になってしまう。
冬月は一緒に応援していた鬼塚がどこにもいないことに気づく。
鬼塚はみやびの紹介者に寝返ろうとしていたが、うまくいかなかった。
みやびはトロ子に、帰るようにプレッシャーをかけた。
鬼塚は粗品を審査員に配って回るなど努力を惜しまない。
 
その頃、客席の冬月のところへトロ子がやってきて、もう帰りたいと弱音を吐いた。
最後までやろうよ、と言う冬月。
トロ子は最後の審査をむかえる。依然として鬼塚は客席にいなかった。
 
しかし、ガーコがステージに投げ込まれた。
そこへガー吉という謎の軍手で作られた人形が出てきて、ガーコと会話を始めた。
鬼塚は軍手を脱ぎ捨てて、突然壇上から出てくると、
「トロ子!!びしっと言ってやれよ!」と叫んだ。
「人に自慢をするようなことないもん!先生私どうしたらいいの!」と混乱するトロ子。
「いいじゃねえか!お前はお前で!みにくいあひるのこは白鳥になるんだよ!!」
駆けつけた警備員に羽交い締めにされて会場から出ていく鬼塚。
トロ子はしどろもどろになりながら話し始める。
「ガーコ。私ね、今感謝している人がいるの。だれ?うんとね、私ね、すっごく嬉しかったんだ。初めてみやびちゃんが声かけてくれたとき。友達一人もいなかった私に一緒に帰ろうって言ってくれたの。みやびちゃん!!私、一生忘れないよ!私のこと守ってくれたの。クラスでいちばんドジな私と遊んでくれたの。私にとってみやびちゃんは憧れだった。みやびちゃんみたいになりたいって思った。私もっと自分を好きにならなきゃ。じゃないと、誰も私のこと好きになってくれないもん!!友達になってくれないもん。私がんばる。私がんばって、はちゃめちゃな自分をもっともっと好きになる!決めたの」
そう言って、トロ子はスピーチを終えて、拍手をもらった。トロ子は特別賞をとった。
冬月はトロ子からガーコをもらって、喜んだ。
 
次の日、鬼塚はトロ子のグッズを校門前で売っていた。冬月はグッズを買った。
「鬼塚先生、ご自分のクラスのことは忘れてないですよね??」
「ちゃんと連れ戻します!!」と鬼塚。
 
鬼塚はグッズの売上に喜んでいた。
「ずいぶん儲かったみたいですね」
と冬月。「私の分もください」と鬼塚を追い掛け回す。今度なんか奢りますと言ってはぐらかす鬼塚。
 
そんな冬月を写真に撮る勅使河原。
「もうすぐ夏休みですね、冬月先生」
勅使河原は怪しい微笑みを浮かべた。
第4話の感想はここをクリック
トロ子の言動や行動に共感しました。冬月先生が背中を押されてる姿に感動しました。また、鬼塚先生のお前はお前でいい!と言うセリフにも胸が熱くなる回でした。
 
自分を好きにならないと誰にも好きになってもらえないというトロ子の言葉にもぐっときました。
 
みやびが心を動かされれば良いのにと思いながら見ました。
<見逃し動画>第3話 「問題教師です」
 
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第3話の公式あらすじ

鬼塚は校舎の屋上から飛び降りたのぼるを間一髪のところで助けた。のぼるはみやびをはじめとしる女子生徒3人組から集中的にイジメられていたのだ。怒った鬼塚はあずさの制止を振り切って、みやびをビルの屋上から逆さづりにした。母親がワイドショーのコメンテーターをしているみやびは、鬼塚が全校朝礼で土下座して謝らないとテレビで“事件”をバラすと、教頭の内山田に迫った・・・。
 
<出典>FOD公式

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いじめ
のぼるが学校の屋上から飛び降りようとしているところを目撃する花火をしていた鬼塚たち。
 
飛び降りたのぼるを鬼塚は受け止めるが、その下に車があったため、大破させてしまう。
「何考えてんだよ、のぼる」
「のぼる、前からクラスでいじめに遭ってたんだ…」とナナコ。
「いじいじしてるからいじめたくなるんだろ」とマサシ。
 
次の日。
内山田の買ったばかりの愛車がひどくへこんでいて、内山田はショックを受ける。
鬼塚はのぼると一緒に登校。
ショックを受けている内山田に、鬼塚は「まいりましたよ、ゆうべ、こいつが屋上から飛び降りやがって。今日も学校行かないっていうから引きずってきたんすよ」
「ということは、君が、この車を?」と内山田。
「どこの誰だか知らないですけど、助かりました。礼言っといてください」と鬼塚は清々しい顔をしている。
内山田はすっかり壊れた車にがっかり。
 
「昨日ののぼるへのお仕置き最高だったね」と、みやびたちは口々に話している。
「流石に今日はこないでしょ、あのゴミ」
そこへ鬼塚がのぼるを連れて教室に入ってくる。
「みんな席つけ!」と号令を出す。
「昨日、のぼるのバカが屋上から飛び降りやがった。クラスの誰かにいじめられたのが原因らしい。覚えのあるやつは今すぐここで謝れ」と鬼塚。誰も言い出さないので、
「クラスの仲間が死のうとしたんだぞ」とクラスの中を回りながら、鬼塚は言う。
「私たちいじめなんてしてませーん」と
みやびたちは言う。
「疑うならのぼるくんに聞いてください」
「ねえ、私たちなんか謝らなきゃならないことした??」と
みやび。
 
「おい、どうだのぼる。言いたいことあるならびしっと言ってやれ!」
「僕、誰にもいじめられてません」
「冗談じゃないわよ、朝っぱらから」
みやびたちは口々にブーイング。
のぼるは神妙な面持ちのままだった。
 
職員室。
鬼塚は前に座っている古文の藤富が侵入者だと勘違いして、
「不法侵入ですよ」と注意。
「何言ってるんですか!古文の藤富先生です」
と冬月は大声を出した。
 
「え?」と鬼塚。
「だって俺、こんな人、一度も見たことないですよ」
「当然です。今月は初めてですもんね?」と小谷。
「すいません…」と藤富は謝った。
「ご病気か、何かだったんですか?」と鬼塚は聞く。
「ええ、まぁ」
「ストレスによるうつ病とかですよね」
勅使河原はため息混じりに言う。藤富は生徒や保護者からの圧力で精神を病んでいた。
「おはようございます、藤富先生」
内山田は入ってくるなり、給料日だけ出勤なさるんですなぁ、とイヤミを言って、中丸もそれに乗っかっている。
「教師のほうが不登校になるんじゃ困りますな」と。
「へぇ?、教師でもいじめってあるんですね!」と鬼塚は言った。
「びしっと言ってやったら!?」と鬼塚は藤富に言う。
鬼塚は藤富に言いたいことがあるならはっきり言うようにとゲキを飛ばすが、まったく、藤富は聞く耳を持たない。
 
2-4では藤富が古文の授業をしていたが、みやびたちはのぼるの背中にゴミ箱を設置して、そこにどんどんゴミを投げていた。
村井は、石が入った紙をナナコに渡すと、「投げろよ」と言った。
藤富は、そんな村井のことを注意するが、結局牽制されてしまう。

授業が終わって、藤富のもとへおとずれたのはのぼるだった。
のぼるは藤富を理科室に連れて行く。
そこには鬼塚やナナコたちがいて、怪談話をしていた。
しかし、まったく怖い話ではなく、のぼるが先にオチを言ってしまった。
のぼるが今度は怖い話を披露する。リアリティがあると褒められる。
そこへ中丸がやってきて、「何をしてる!!授業始まってるぞ!」と叫んだ。
理科室には藤富だけが残された。
「悪い悪い」と2-4に戻る鬼塚。
 
 
俺も入れろ
職員室。
 
藤富は理事長に辞表を提出していた。
冬月は藤富の送別会の幹事を頼まれた。渋々引き受けた冬月は、会費を集めていた。どうしてもパチンコがしたくなってしまうが、
やめようと思った。その頃、みやびたちにのぼるは、再び暴力を振るわれていた。
 
そこに冬月が通りかかり、「見ちゃった…」という。本当は面倒に思っていたが、見て見ぬ振りができなかった。
「あなたたち!何やってるの!?こんなことして、いったいどういうつもり?」
「ゲームです。一緒に遊んでただけです」
「何言ってんの!これははっきりとしたいじめじゃないの!」と注意する。
 
そこへ鬼塚もやってくる。
「てめえら、まだこんなことしてんのか!?おい!のぼる!お前も情けねえぞ」
「助けてせんせい!!」とのぼるは大きな声をあげた。
「おれもいれろ!」
「え?」
「お前らな、こんなやり方じゃ生ぬるいって言ってんだよ!!もっと緊迫感ないとな。いいこと考えたぜ」
鬼塚はのぼるを高いところに連れて行くと、橋の欄干に逆さ吊りにする。
「鬼塚先生!!何やってるんですか!?」と冬月は泣きそうな声で言う。
「馬鹿な真似はやめてください」
あまりの高さに冬月は失神してしまった。
「やるんだったら、徹底的にやれ!!
それが俺のポリシーだ!」と鬼塚。
「助けて!!先生!!!」と絶叫しつづけるのぼる。
「冗談でしょう!?」と、みやび。
「だってお前殺したいって言ってたじゃねえか、いつでも殺せるぜ」
「ほんとに死んじゃうって!!やめてーー!」と、みやびの取り巻きが叫ぶ。
「やっぱいじめなんて、面白くないじゃねーかよ。こんな弱いやつやって何が楽しいんだよ。巨人が小学生と野球してんの見て楽しいか?ほかにやることいっぱいあるだろ」
と鬼塚は叫んだ。
そして、鬼塚はみやびのことも逆さ吊りにして、「こんなことして
ただで済むと思ってんの!!」と言うみやびに、「思ってまーす」と笑う鬼塚だった。
 
その頃、内山田は家族で食事をしていた。
車が壊れたことで温泉がなしになったのだった。
すると、上からカバンが落ちてきた。
それは、みやびのカバンだった。見上げればそこには逆さ吊りのみやび。
 
 
鬼塚に引き上げられるみやび。
「どうだ!?みやび、いじめられた気分は」
「最低よ!男が女に暴力ふるうなんて」
「はぁ?お前、悪いことしたのに男も女もねえだろ!?」
「親にもぶたれたことないんだからね。教頭に訴えてやるから!!」
「そのかわりな、のぼるに指1本でも触れてみろ、俺ががぼこぼこにしてやるからな」
失神していた冬月は、鬼塚がアパートに連れていった。
「人殺し!」と目覚めた冬月は絶叫した。
 
そこにはのぼるがいた。
「大丈夫ですよ。あいつらの顔笑っちゃった。あいつらの泣く顔見たら」
「調子こくな。いじめられるほうにも原因あるんだぞ。なめられるのが一番悪いんだ」
と、鬼塚。
 
「わかってるよ」
「わかってない!!お前あんなところから自分で飛び降りたんだぞ。そんなの勇気でも何でもない。お前、生きてくほうがよっぽど
勇気いるんだよ、わかったな?とっとと帰れ!親心配するだろ」
鬼塚はのぼるを帰した。
「二人きりになってしまいましたね」と鬼塚は急に緊張した面持ちに。寝ますか?と提案する鬼塚に、冬月は、馬鹿なこと言わないでください!!と言い返した。
「帰ります。前から言おうと思ってたんですけど、あなたのやってることはめちゃくちゃすぎます。あなたのやってることにどれだけの人が迷惑してるかわかってますか?」
「え、え、そんな人いた?」と周りを見渡す鬼塚。
「あなたみたいに本能のおもむくままに動くような人が教師になったらいけないんです!」と冬月。
「あんたみたいに学校で猫かぶってるやつに言われたくないね!!影でぶちぶちぶちぶち。いい子ぶりやがって!!」
「いい子ぶってなんかない!失礼ね!」
「あいつらに命令されてはいはい言うこと聞くの誰だっけ?」
「しょうがないでしょ!?仕事なんだから!」
「仕事なら嫌ならはっきり言えばいいじゃないか」
「あんたなんかに働く女の気持ちわかんないのよ!」
と、またいつものように鬼塚と冬月は言い争いになる。そこへ冴島がやってくる。
「二人仲良くていいですね!鬼塚くん、こちらどなた??まさか付き合って…」
「ただの同僚です」と冬月。
「こんな素敵な方とお仕事してるわけ?」と冴島。
「鬼塚くんとはただの友達です」と、冴島はかしこまる。
「冬月です…」と冬月。
そのまま冬月はアパートを出てしまうのだった。送りますよ!と追いかけてきたのは冴島だった。冴島が送り届ける。
「彼にはいじめがあること自体理解できないんじゃないかな?」
と冴島。
「弱いものをいたぶるなんて最低のことだと思ってるからね、おれたち。いや、彼は」と冴島は言った。
 
次の日。内山田にみやびたちが抗議していた。
「私たち寛大だから、鬼塚先生にクビになんかなってほしくない。明日の朝礼で鬼塚先生に土下座して謝ってほしいんです」
と、みやびは提案する。
そこへのぼるが入ってくる。
「あのう、鬼塚先生は悪くないんです。昨日も相澤さんたちにいじめられている僕を助けてくれただけで」
内山田は、そう言ったのぼるを連れ出した。
「きみがいじめられてる証拠はあるのか?」と内山田。まったく取り合ってくれない内山田に落胆するのぼる。
 
村井と菊池とみやびが話している。
「土下座ねえ?、お前らしいな」と村井。
「簡単にやめさせるよりそっちのがおもしろいでしょう?」みやびは笑っている。
「おい、菊池。鬼塚どうすると思う?」と菊池。
菊池は特に何も言わなかった。
 
職員会議。
中丸は鬼塚について話を始める。
鬼塚はうとうとと眠っていた。
冬月は何度も起こした。
「体罰は確かによくないとおもいます。
 
しかし、生徒の方にも問題があるんじゃないでしょうか」と冬月。
内山田は「あれは殺人未遂だった」と言った。いじめの問題を教師が解決することが無理なんじゃないか、と職員会議はエスカレーションした。
「鬼塚先生、明日の朝礼で相澤みやびたちに謝罪してください」と内山田。
「なんで俺が!?」
「これは、寛大な処置なんですよ。どうしてもできないなら辞めていただくしかないですな」と内山田はしたり顔だ。
のぼるはみやびたちにさらにいじめられていて、体育館倉庫でボコボコにされてしまっていた。
 
翌朝。藤富はお別れの挨拶のために登校。
「今日土下座なさるんですか?」と鬼塚に聞く藤富。
「そんなことするわけないでしょ!!」と鬼塚。
「あの、どうしてそんないつもお元気なんですか?」
「当然じゃないですか!!どんなときでも明るく元気に」
「そういう意味じゃなくて」
そこにのぼるがやってくる。
「先生!お願いします、みんなの前で謝ってほしいんだ。もし先生がクビになったら、今よりもっといじめられるよ僕」
のぼるは土下座した。
鬼塚は大きくため息を吐いた。
 
 
根性見せます
朝礼が始まった。
内山田がまず挨拶をした。
「非はすべて鬼塚先生にあると判断しました。信頼関係を損なう恐れもあります。よって、今日全校生徒のみなさんのまえで鬼塚先生に謝罪してもらおうと思います」
 
そこへ藤富が壇上へ向かう。
「すみません」といって、壇上にあがる藤富。
「あの、皆さん、私思うんですけど、武器を持たない国はない。本当は相手のことを信用していないわけです。それに比べて喧嘩するほど仲がいいという言葉もあるわけで…」と藤富は言いかけたが、中丸から壇上から下ろされてしまう。鬼塚は、謝るように促される。
鬼塚はマイクの前に立った。
「土下座してくださーい」とみやびをはじめ、生徒たちが土下座コールを始める。
鬼塚は、土下座をするためにまず正座するが、
「ごめん、のぼる、俺やっぱできねーよ!
間違ってないのにさ、謝ることなんてできないだろ」と叫んだ。
「うるせーぞ!!みやび!俺はな、世界中のやつらがお前を信じるっつっても、のぼるを信じるからな!!」
「なんでですか?」
「のぼるは俺の友達だからよ、な?」
藤富は拍手した。理事長も拍手した。
 
すると、のぼるは壇上にあがる。そして、鬼塚に「根性見せます」と言った。
突然制服を脱ぎ始めるのぼるは体中の痣を見せた。
「これは、相澤みやびさんたちにいじめられてできた傷です」
「自分でやったんじゃないの!?」
「あたしたちがやったって証拠あるの!?」と、みやびは口々に言った。
「お前ら、のぼるがここまでやってんのに、まだそんなこと言ってんのか!?」
すると、のぼるをいじめていたみやびたちの音声が体育館中に流れた。
動揺する先生たちと生徒たち。
 
その音声を録音したのは菊池だった。
菊池は音響の部屋にいた。
「あなたの仕業なのね?」と冬月。
「いや?、のぼるから頼まれたんすよ」と菊池。
「なんでそんな協力する気になったの??」
「だってしょうがないじゃないですか、鬼塚いなくなったら死ぬって言うんだもん、のぼる。のぼるにとって鬼塚は友達だから」
 
その後、鬼塚はみやびたちに反省文を書かせた。みやびは恨みを持った目で鬼塚を見ていた。
「どうなりましたか?」
売店の前で冬月は鬼塚に聞いた。
「反省文、書いてますよ」
「ほっとした」
「俺がやめちゃうんじゃないかって心配しましたか?」
「そっ、そんなことないですよ!」
口論する冬月と鬼塚。
「私だって教頭だろうと中丸だろうとバシッと言ってやります」
と冬月。しかし、中丸のコピーの依頼は受けて、内山田にはお茶を要求されてしまった。
そこへ、辞めたはずの藤富が戻ってくる。
「私、辞表は撤回しました」そう言って藤富は微笑んだ。
「鬼塚先生!これが私のポリシーです」と言った。
「今日も一発ぶちかましますか」と鬼塚は気合を入れた。
しかし、2年4組にはほとんど誰もいなかった。

第3話の感想はここをクリック
小栗旬さん若い!!とまず思ってしまいましたが、のぼるがあまりにもかわいそうないじめに遭っていて辛くなりました。石をくるんだ紙を投げつけられるなんてあまりにひどいです。
 
そして、橋の欄干に逆さ吊りにするシーンは衝撃でした!鬼塚先生やりすぎですよと思いました。
<見逃し動画>第2話 「変態教師とマドンナ教師」
 
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第2話の公式あらすじ

恥ずかしい写真を掲示板に張り出された鬼塚(反町隆史)は、内山田教頭(中尾彬)に進退を迫られていた。写真は2年4組きっての秀才・菊地(窪塚洋介)がパソコンで合成したものだった。鬼塚が問いただすと菊池はすんなり認めたが、授業をボイコットして登校拒否を決め込んだ。鬼塚の説得など聞こうとしないので、冬月あずさ(松嶋菜々子)が菊池の家へいくことになった・・・。
 
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第2話のネタバレはここをクリック
変態教師
破廉恥な鬼塚のコラージュ写真が校内に貼られ、冬月に「最低です!」とビンタされてしまった。
職員室でもその写真が話題になっていた。
勅使河原はその写真を見て、「これは中野のクイーンだな」
と言った。「SMクラブで有名な」と得意げだ。
 
小谷は、「なんでそんなこと知ってるの?」と怪しむ。
「いや、別に」と勅使河原。
「信じてください、おれは撮られた覚えないんです!!」と、鬼塚。
「我が学園始まって以来の不祥事だ」と内山田は怒り心頭だ。
「そんなに無実を証明したいなら証拠を見せろ」と言いだす。
理事長は内山田からの直談判から逃れ、ため息。
 
写真のせいで、鬼塚は生徒たちからも後ろ指をさされるようになってしまう。
2-4の教室に向かうと、生徒たちからも次々に抗議の声があげられてしまう。
「先生ってSMの趣味があったんですか」
「親になんて説明すればいいんですか?」など。
「誰だ、いったい?お前らの仕業だってわかってんだぞ。素直に言えば許してやるよ」と鬼塚は言う。
 
すると、生徒の菊池が「なにか証拠はあるんですか?」と尋ねた。
「いや、そういうわけじゃ」と言葉を濁す鬼塚。
「だったらそういうこと軽々しく言わないでください。そうやって疑われることがどれだけ傷つけてるかわかってます?」と菊池。
「謝ってください」と、みやびも言う。
謝れ謝れと大騒ぎになる教室。
 
鬼塚は、すまん、と謝った。
「もし先生の潔白が証明されなかったら、親に問題にしてもらいます」
みやびは強気だった。
「みやびのママ、PTAの会長してるんだよね」と生徒のひとりが茶々をいれる。
「変態教師に担任してもらうわけにいかねえしな」と村井。
その言葉を聞いたマサシは生徒に殴りかかろうとしてケンジに止められた。ナナコも嫌そうな顔をした。
 
「あ、冬月先生。あの俺」
下校時に冬月に遭遇した鬼塚は冬月を呼び止めたが、冬月は黙って去ってしまう。
冬月はバスを降り、帰り道のご褒美とばかりに自販機でビールを買って飲む。
するとそこへ、みゆきという大学時代の友人が車で近づいてくる。
「すっかり教師やってるって感じね。さっきパリから帰ってきたばっかりなの」
みゆきはすっかりゴージャスな感じになっていた。みゆきはスチュワーデスだった。
冬月は自宅に帰ってきた。電話がかかってきて電話をとる。父親からだった。
夏休みに家に帰ってこないかという話だった。冬月はしわしわになった辞表を眺めた。
 
一方、冴島は鬼塚のアパートで、鬼塚のハレンチな写真を見てひたすら爆笑していた。
鬼塚は「早く帰れ」と言った。
「ああ、そうかよ、それがこの写真の謎を解いた名刑事に向かって言う言葉かね」といって帰ろうとする冴島。
「ちょっと待て!」
「あ?邪魔なんだろ」
「そう言わず教えてくれよ」
「これは合成だよ。こんなのパソコンですぐできるだろ」
「ほんとだ」
「今流行ってんだよ」と冴島は笑った。
 
翌日。ナナコたちと話す鬼塚。
「こんなことできるの菊池しかいないよ」とナナコ。
「あたしね、中学のころから同級生だから菊池のことよく知ってんの。あいつ、IQ高いの鼻にかけて教師のこと馬鹿にしてさ。実はあいつなんだ、いろんな手を使って前の担任とかその前の担任やめさせたの」と鬼塚にナナコは教えた。
鬼塚は教室にて菊池に近づくと、ハレンチ写真を見せる。
「おまえがつくったのか?この合成写真。どうなんだよ?」
「そうですよ」と菊池はあっさり認めた。
「なんで、お前こんなことしたんだよ」
みやびたちが固唾をのんで見守っている。
「ちょっとしたいたずらですよ」
「いたずら?」
「どうもすいませんでした。はい、ちゃんと謝りましたからね」
白々しく、菊池は対応した。鬼塚は菊池の胸ぐらをつかんだ。
「なんだ!お前その態度は」
「殴るんですか?はいどうぞ。そのかわり教育委員会に言いますよ。あとは弁護士と話をしてください。どっちにしろ、もうあんたはこの学校にはいられなくなると思うけど」と菊池。
「はん、舐めたこと言いやがって。放課後残ってろよ!みんな席付け!」
と、鬼塚は授業を始めた。
 
すると、菊池は荷物をまとめて「帰ります」と言った。
「は?お前言ったろ?放課後残ってろって。お前らも聞いたよな??」と鬼塚。
「僕の自由を束縛する権利はあなたにないと思いますけど。あなたの授業聴いてるくらいなら、家で勉強したほうがマシですから。あなたのようにIQが低い人間を教師なんて思ってませんから」と菊池は帰ってしまった。
 
 
職員室に、鬼塚は呼び出されていた。
「なにかあったんですか?」と冬月は勅使河原にこそこそと聞いた。
「菊池が授業をボイコットしたそうですよ」
「えーっ」と冬月。
教師たちは口々にそんなこと今までなかったと言った。
「菊池もなにか企んでると思いますよ。なんていったって、2年4組の担任いじめの
張本人ですからね。これだって菊池の仕業でしょ」
勅使河原はハレンチ写真を掲げる。
 
「えー!?そうなんですか?」と冬月。
だったら勅使河原が受け持てばいいだろうと口々に言われるが、菊池が勅使河原よりIQが高いことを勅使河原はコンプレックスに思っていた。
鬼塚は菊池を連れ戻すように内山田から言われてしまっていた。
 
 
学校に行く意味
菊池は家でもひきこもっていて、家族にも冷たい態度をとっていた。
 
そこへパソコンのメールが入る。
「今日は突然帰ったんで、ビックリしたけど、あれって予定の行動だったわけ?」と、みやびからのメールだった。
「とうぜんだろ。僕の計算だともうすぐ鬼塚が乗り込んでくるはずなんだけど」
と返信する。
予想通りやってきた鬼塚。面白がる菊池。
「すげえな」と鬼塚は菊池の家や部屋に驚き、菊池の持ち物に興味をもつ。
 
菊池はベッドに寝転がると、「なるほど、ふれあいか」と言った。
「なんと言われようとおれは学校にはいかないですよ」
「ああ、好きにすれば?」と鬼塚は菊池の部屋のテレビゲームを始めてしまった。
「え?」
「学校なんてきたくないやつはこなきゃいいんだよ」
「じゃあなんできたんですか?」
「おれはただ、内山田が行け行けってうるさいから一応な。じゃ帰るよ。俺が来たこと言っといてな」
鬼塚の対応に不審な顔をする菊池。
「あ、そうだ、大事なこというの忘れてたよ。お前さ、これで合成写真作って欲しいんだよ。いいか?この顔にこの体、やっぱこっちかな。すごいやつ。1万くらいで」と鬼塚は、破廉恥な切り抜きでアイコラを依頼して
帰っていった。口をあんぐり開けている菊池。
 
 
鬼塚は菊池の家に行ったが学校に来る気はないようだという説明をすると、中丸は呆れる。
「学校に来たくないって言ってんだからしょうがないでしょ」と鬼塚。
「ああ!!もういい!君には無理なんだよ!!中丸先生、かわりにいってください」
内山田は面倒臭そうに中丸に指示する。
「僕はどうにもああいうタイプは苦手で」
「あんた、学年主任でしょうが!!」と内山田に言われてしまい、中丸は口ごもるが、「こういうのは冬月先生が適任かと」と口走る。
「ちょっと待ってください!!なんであたしが?」と冬月は抗議。
「こういう問題は私たちよりソフトな女性のほうが」
「冬月先生、お願いしますよ」と内山田に頼まれてしまう冬月。
冬月は、まったく気乗りしなかったが、菊池の家を訪れた。
「なんか用ですか?」
 
冬月は菊池の部屋で菊池と対面。
「菊池君。なんとか学校に来てもらえないかな?」
「どうしてです?」
「いや、学校ってさ、なんだかんだいっても楽しいわよ。思い出も作れるし」
「とかなんとかいって、どうせ教頭に命令されたくせに」
「そんなことないわよ」
「大変ですよね?僕のこと説得しないと先生の立場も悪くなるだろうし」
「違うわよ。私は菊池君のタメを思って」
「じゃあ先生は本当に学校が楽しいと思ってますか?」
「思ってるわよ」
 
動揺しながらも冬月は毅然とする。
「じゃあずっと教師を続けるわけだ」
「まぁそう…」
「結婚は?今付き合ってる人とかいるんですか?」
「今んとこは…ねえそんな話してるんじゃない…」
冬月はたじたじになっていってしまう。
「じゃあ、職場結婚だな」
菊池はパソコンの前に座った。「知ってますか?今教師の85%が職場結婚なんですよ。異性と知り合う機会少ないでしょう?」
「う、うん…」
と、口ごもる冬月。
 
「うちの学校で独身って誰だ?ああ、体育の袴田。汗臭そう。数学の勅使河原、マザコンそう。あとは…鬼塚くらいか」
「冗談じゃないわよ!!あんなのと結婚するくらいなら一生一人の方がマシよ」
冬月はむきになって声を荒げた。
「本当にそう思ってますか?先生が老後を迎える頃には消費税10%ですよ、年金ももらえないだろうし」
「そうね」
「住むところはどうするんですか?貯金は?
先生もう25でしょ?もっと真剣に考えないと」
冬月は菊池に言いくるめられてしまい、落ち込んだ。
 
 
冬月とデート?
その夜、冬月は鬼塚を呼び出していた。
鬼塚はウキウキしている。
「もしかして、俺の歓迎会?」
「そんなわけないっしょ」
「何怒ってるんですか」
「菊池くんのことです」
鬼塚は冬月の写真をそこかしこで撮った。怒った顔も素敵だなと思って、と。
 
冬月が鬼塚を連れてきたのは、菊池が通う塾だった。
「菊池君を説得してください」と言った。
「あなたがちゃんとしてくれないととばっちりうけるの私なんです」
「教師がどっしり構えてないからだめなんですよ」と鬼塚。
「あの、前から気になってたんですけど、どうしてあなたみたいな人が教師になろうと思ったんですか?」と冬月。
「先生と一緒ですよ。教師しかないと思っただけです」
「私にはやりたいことがあるんです!!就職のとき、教員試験受けたら受かっちゃって仕方なく」
「仕方なく!?」
と鬼塚は立ち上がった。
「なんで俺みたいな教師になりたくて仕方ねえやつが苦労して、あんたみたいなやつが簡単になれるんだよ!!」
鬼塚は冬月の態度に激昂し、そこから鬼塚と冬月と口論になる。
「何してるんですか?」
授業が終わった菊池に見られてしまった。
 
塾の教室で、鬼塚と冬月と菊池が話をすることになる。
「菊池君、なんか、ここすごいね」
と冬月。
「学校でくだらない授業受けるよりよっぽど有意義ですから」
と菊池。
「学校にだっていいことはあるわよ」と冬月。
「なんですか??言っときますけど、もともとあんなところに行く予定じゃなかったんです。第一志望受けるとき風邪ひいちゃって。
落ちるわけないですよ。僕にとって高校はリハーサルで。仕方なく通ってるっていうか」
「あんまりな、なめんのもいい加減にしろ!菊池」
と鬼塚が我慢ならなくなり、菊池に言った。
「お前にもな、できないこといっぱいあるのおしえてやる」
と鬼塚が言い放つ。「社会勉強だ!」
 
社会勉強と称して、鬼塚は菊池をゲームセンターに連れてきた。
鬼塚は菊池といろいろなゲームで対戦するが、ことごとく負けてしまう。
「かっこわるーい」と冬月。
 
そこへ海外の人が話しかけてきて、菊池が英語で案内する。冬月は対応できなかった。
「かっこわるーい」と鬼塚。
「あなたたちから何を学べと?」
菊池は呆れ顔でそのまま帰る。
 
そして、菊池は帰り道にチンピラと肩がぶつかってしまった。
チンピラたちは大学生で、菊池の態度が許せないため、袋にしようと言い出す。
 
そこに出くわしたのは鬼塚だった。
「彼、うちの担任。空手五段なんだ。怪我しないうちに帰ったほうがいいよ」
と菊池が笑う。
「あ?誰が担任だって?お前おれは担任じゃないってさっき言ったよな?」
と鬼塚。
「こういうときどうするかくらいわかるだろ」
そう言って鬼塚は去る。
「おい!!こんなことしてどうなるかわかってんのか!?」と菊池は声を荒げる。
一緒にいた冬月も「そうですよ!鬼塚先生」と困り顔だ。
「助けてくれよ!先生!」と菊池が言った。
「うるせ!都合のいいときだけ先生先生って呼ぶな。普段は自由だ人権だって?ふん、教師のこと小馬鹿にしてるくせに。てめえが困ったら未成年だからって守ってくれってのは虫がよすぎるんじゃねえのかな?男ならな、てめえのケツくらいてめえで拭いてみろ」
捨て台詞を吐いて、鬼塚は去っていく。菊池はボコボコにされてしまった。冬月の悲鳴が轟いた。
 
翌日。学校に菊池の親が乗り込んでくる。怒り心頭だった。
内山田は理事長に言ってきた。
「菊池君は退学届を出すと言ってるんですよ?もうどうにもできませんよ」
理事長もさすがに困惑していた。
 
内山田家では、母と娘が言い争いをしていた。
びしっと言いたいが、内山田は言えない。
そして冬月はスチュワーデスの夢が捨てきれずにいた。ファストフード店で、スチュワーデスの講習会の申込書に名前を書く冬月。
そんな冬月の後ろでみやび、菊池、村井が食事をしていた。
「案外、鬼塚も大したことなかったわね」という話をみやびがしている。
「冬月ってのも案外いい加減だよ。あれ鬼塚と同レベル」
と菊池に悪口を言われていた。冬月はむむむという顔をした。
 
 
今を生きてほしい
冬月は強引に菊池を訪ねてきた。
「あなたは間違ってるわ!大人を舐めるのもいい加減にしなさい。将来必ず後悔することになるわよ。人は一人では生きていけないし」
 
そこに鬼塚の声が聞こえてくる。外で鬼塚が菊池いるか!?と叫んでいた。
外は雨が降っている。鬼塚は土砂降りの雨に打たれながら、菊池と冬月を見上げている。
「菊池!!お前間違ってるぞ!」と鬼塚は叫んだ。
「さっきも同じこと言われました」と菊池。
「いい大学入っていい会社入るより、
いい友達見つけるほうが大事だと思うぜ」
「お涙頂戴の友情論、くだらない」
「一生友達できないぞ、お前!」
「学ぶべきものが何もない友情ならいりません!」と菊池。
「まぁ俺に言わせりゃよ、俺がお前に教わる事なんて何もねえ!!」と鬼塚は叫んでいる。
「なんだって」
「だって、お前の言ってることは全部教科書に書いてあるんだからよ。毎日先のことばっかり考えて楽しいか?人間ってのはよ、もっと今を大切に生きなきゃまずいんじゃねえのか?今日一日を大切に生きてくべきなんじゃねえのか?だから人生にリハーサルなんてねえんだよ。今日一日を精一杯生きてくべきなんだよ。じゃなきゃ自分がかわいそうだろ」
 
そこへ、何なんですか!?と母親が入ってきてしまう。冬月は、「今大事なところです」と母親を制止した。
「俺はよぉ、高校のころ、ワルばっかやってた。ほとんど学校行かなくて、退学になって、行けなくなって気づいたんだよ。おもしろいこといっぱいあるしな、この年になって学校行きたくなっちまった。教師になりゃ、死ぬまで学校いられるもんな。だから俺は今すごく幸せなんだよ。お前にもそうなってほしいんだよ。学校を好きになってほしいんだよ。今を好きになってほしいんだよ!!
俺みたいにあとで気づいても遅いんだよ菊池!」と鬼塚。
「雨いいぞ!!」といって、鬼塚は雨をやめさせた。雨はマサルとケンジ、ナナコに頼んでやらせていたものだった。
「悪いな!菊池!俺は賭けてたんだよ。ナナコに言われて賭けてたんだよ」
「おにっち、このままだとクビになっちゃうよ。打ち合わせになかったセリフも言ってたし、本心なんだよね」とナナコ。
「わかんねえけどよ!自分のために言ったのかもしんないんだよ!」
そう言って鬼塚たちは去っていった。
菊池は笑っていた。
 
翌日。内山田は鬼塚を2-4の教室に連れてきて、「鬼塚先生は大変残念なことに、一身上の都合で退学されることになりました」と発表。そこへ菊池が入ってきた。
「どうして」と内山田は驚く。
「僕が一身上の都合なら、辞める必要ないですよ、鬼塚先生。教頭先生、まだ何か?」
鬼塚は微笑んだ。
「今日も一日グレートな学校生活を送るぞ!!」と鬼塚は決め台詞。
 
冬月はスチュワーデスの資料を捨てた。
みやびたちは菊池を詰めていた。
「どうしたんだよ」と村井。
「もっとおもしろい教師いじめ考えたとか?」と、みやび。
「悪いけど、俺降りるわ」
と菊池。
「あいつはさ、教師じゃないんだよ。それにお前らといても面白くもなんともないし」
そう言って、出ていってしまった。
「菊池!!」と鬼塚は呼び止め、例のやつできたかよ?と聞いた。なぁ、もう一枚頼まれてくれよ、と鬼塚。
冬月はすっきりしていた。そして、笑顔で鬼塚に近づいた。
「私、教師になって初めてです、あんなに感激したのは」
しかし、破廉恥な冬月の写真を見つけてしまい、冬月は激昂する。
 
そんな中、鬼塚とナナコたちは、花火をしているときに、屋上から、のぼるが自殺しようとしているところを見てしまう。
第2話の感想はここをクリック
菊池くん優秀すぎて驚きました。本当に消費税10%になっているので予測力も高校生とは思えません。。鬼塚の今を生きろというメッセージ刺さりました。
 
先のことばかり考えていないで、という部分は菊池くんにも響いただろうなと思います。
<見逃し動画>第1話 「いち教師です」
 
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第1話の公式あらすじ

暴走族あがりの鬼塚英吉(反町隆史)は高校教師になるのが夢。友人の巡査・冴島龍二(藤木直人)から教員の補欠募集があると教えられて、喜び勇んで私立高校の面接に出かけていったが、面接官の内山田教頭(中尾彬)と学年主任の中丸(近藤芳正)からは門前払い。でも、ひょんなことから面接を受けた高校の理事長(白川由美)に認められ、教師になれるのだった。しかし、同僚たちは鬼塚をまったく無視、そして学園始まって以来の問題児ばかりのクラスが彼を待ちかまえていたのだった・・・。 
<出典>FOD公式

第1話のネタバレはここをクリック
グレートティーチャー鬼塚
プールで、鬼塚はビル清掃をしていた。
 
「大学出てるんだ?」と窓ふき。
「自分は何になりたかったんだ?」
「自分は教師になりたかった」と言った。
鬼塚は親友で警察官の冴島と話をしていた。
 
このへんで教師の自殺騒ぎがあったという。
「お前そんなこと言ってる暇あったらとっとと現場に急行しろよ」と鬼塚。
「そんなこと言っていいのか?」と警官。
警官が取り出したのは、学校のパンフレットだった。
「この学校が教員募集してるらしい」
それは私立武蔵野聖林高校のパンフレットだった。
鬼塚はバイクで面接へむかった。
「なれる、この俺が先公になれる」意気揚々とする鬼塚。
 
面接にのぞむ鬼塚。
「女子校生と交際出来ると思ってるんですかね?こういう知性も教養もない人が面接に来るんですから。うちの学校も落ちたもんだ。時間の無駄だ」と教頭の内山田は言った。
「日本語が通じないのか?帰れといったんだ。君みたいなクズがくるところじゃないんだ」
鬼塚はクズと連呼されたことに腹を立てつつ、立ち上がり、失礼しました、といって去る。
売店で、牛乳を買う鬼塚。
「面接どうだったの?」と売店のおばちゃんに聞かれる。
「俺みたいなクズが来るとこじゃないんだって」と鬼塚は失笑する。
「そんなことないよ君」
「いいよいいよ、ここは諦めたから。しかしなんで先公ってすぐにクズっていうのかね」
そこへバットを持った生徒たちが内山田教頭を襲いに行くのを見かける。
「助けに行ったら、考え直してくれるかもしれないよ」
と、おばちゃんにけしかけられたことで、生徒たちを追いかける鬼塚。
 
鬼塚が内山田教頭の前に立ちはだかった。
「おお!!鬼塚くん!こいつらをなんとかしてくれたら、採用のこと考え直してもいいよ」と調子が良い内山田。
生徒たちが何をいっても、内山田はクズ、クズと生徒たちのことをクズ呼ばわりして、鬼塚はその度にカチンと来てしまうのだった。
そして、内山田の首に回し蹴りしてしまった。
「クズクズって、言葉の暴力は許されんのか!てめえらみたいな先公がいるからな、こいつらみたいな奴らは居場所がなくなっちまうんだよ!こんなのが教育だっていうならな、教師なんてこっちから願い下げだ!バカヤロー!」
威勢よくそう言って、鬼塚は部屋から出ていった。
 
ゲームセンターにきた鬼塚。
そこで不良2人組にに絡まれてしまう。
 
しかし、鬼塚はものすごく強く、不良たちに買い物させてしまう。
鬼塚の家には警察官の冴島がいた。
「お前、勝手にあがりこんでるんじゃねーよ」と鬼塚。
「面接だめだったのか、そうかそうか」
「俺はおまえが警察なのが納得いかないんだよ」
「そういえば、さっき客がきてたぜ。
武蔵野聖林学園の理事長、桜井あきら。
 
まだ教師になる気があるんだったら、今日中に来てくれだってさ」
鬼塚が部屋の時計を見れば、もうすぐで0時をまわりそうになっていた。
「バカ!!お前それ早く言えよ」
鬼塚は冴島の運転するパトカーで学校に向かった。
鬼塚は門を飛び越えて、真っ暗な学園内に入り、理事長室を目指した。
廊下で「鬼塚です!」と叫ぶ鬼塚だったが、誰からも返事がなく廊下に座り込む。
 
すると、目の前の理事長室の部屋が開いて、そこには桜井理事長がいた。
「待ってましたよ、鬼塚くん」
それは売店のおばちゃんだった。
「あれね、趣味でやってるの。まぁあなたのことは調べさせてもらいましたよ。こういう経歴の人も珍しいね」
と、理事長。「オッケー、採用します。明日から来てください。これ、概要。マニュアル。明日までに読んでおくこと。どうしたの?」
「なんだか、信じられなくて」
「わたしが望んでたのはあなたのような教師なんです。この学校、内情は複雑な問題が山積み。先生方もいろいろあるんです。そういう人たちをぶっとばすような人が良かったんです。助けてくださいよ、鬼塚くん」
 
そう理事長は言った。
「いえ、鬼塚先生」と桜井。
「もう一度言ってください」
「鬼塚先生」
「任せてください、理事長」
「ただし、ひとつだけ条件があるんです」
 
 
鬼塚の初出勤
「学校なんか行きたくないよ」
と、教師の冬月あずさは悩んでいた。
その頃、鬼塚は家で自己紹介の練習をしていた。
冬月のもとには電話がかかってきたが、
それはしつこいキープくんだった。
乗り気ではない冬月。とりあえず、先生モードにばっちりきめる。
 
「おはようございます」
鬼塚は冬月と学校の前で会い、話しかける。
「おはよう」
と振り返って言う冬月。生徒だと思ったら鬼塚で、困惑する。
「今日からここの教師になる鬼塚英吉です」
と、冬月に挨拶する鬼塚。
冬月は迷惑そうにあしらう。
「俺、ここ超えたら教師だと思ったら緊張しちゃって」
校門の前で照れ臭そうにする鬼塚に首をかしげる冬月だった。
 
一方、内山田は理事長に鬼塚を雇ったことを抗議していた。
「どういうつもりなんです、あんなクズ」
「ああいう人にいてもらったほうが、活気が出るんじゃないかと思いまして」
「問題が起きたらどうするんですか」
「なんで校長のポストがあいてるのにわたしが兼任しているのかご理解してますよね?外部の人を呼ぶよりもはえぬきの方がいいじゃないかなと」
そう言われると、内山田もまんざらでもなさそうにする。
「彼には2年4組を受け持ってもらいます」
「理事長、あなたも相当なワルですな」
さらにまんざらでもなさそうな内山田だった。
 
冬月は教師の小谷と夏休みの登板について話し合っていた。
「袴田先生は冬月先生のファンだからかばうんですね」
職員室は、夏休みくらいは先生や生徒から解放されたい、とか勅使河原先生も塾の講師も兼業しているとか、職場の雰囲気はなかなか悪い状態。
「あの、あの、新任の先生が採用になったんですか?」
と冬月は教師の中丸に聞く。
理事長直々の採用と聞いて、さぞや立派な経歴なのだと教師たちは期待をするが、
「元暴走族で三流大学出身ですよ」と中丸は言った。
 
そこへ鬼塚が入ってきた。
「鬼塚英吉です。ふつつかものですがよろしくお願いします」
内山田教頭もやってくる。
「言っとくが、君のことを教師とは認めてない」
内山田教頭は、鬼塚に2年4組の出席簿を渡した。
2年4組と聞いて、教師陣は次々といなくなる。
冬月は内山田に指示され、鬼塚を教室まで案内した。
「あんまり浮かれない方がいいですよ。2年4組は問題児ばかりのクラスなんです。前の担任はノイローゼでいなくなったり、蒸発して行方不明になってます」
鬼塚は特に気にせずに、教室に入るなり、黒板に鬼塚英吉☆と書いた。
「てめえらの担任になる鬼塚英吉だ。なんか文句あるか?」と鬼塚。
生徒たちはみんな大人しくて、なぜだかニコニコしていた。
 
その中に、鬼塚にゲームセンターで絡んできた不良学生、マサルとケンジを見つけた。
「どうもすいませんでした」とマサルとケンジ。しかし、鬼塚をにらみつけている。
「グレートな学校生活贈ろうぜ」と鬼塚は言った。
返事はいいが、どうやら一人ひとりが問題を抱えていそうだった。
 
 
ハメられる鬼塚
鬼塚のアパートに2年4組の水樹ナナコが来ていた。
「助けて、先生」
そう言われた鬼塚はナナコを部屋にあげた。
「で、何があったんだ」
「あたし、家に帰りたくない」
「喧嘩でもしたのか?」
「なんでも言ってみろ、相談にのるから」
 
すると、ナナコは突然制服を脱ぎ始めた。鬼塚はたじろいでしまう。
ナナコは、先生ごめんね!と笑いながら鬼塚に抱きつき、そこに現れたマサルとケンジが写真を撮った。
「1週間で100万持ってこいよ?」と言われた。
「ナナコ!最初からそのつもりだったのか?
相談したいってこともウソだったのか」
「先公に何かに相談するわけないでしょ」とナナコはそう言って去っていく。
ナナコはマサルとケンジとともにハンバーガーを食べにきていた。
「先公なんてしょせんちょろいだろ」
生徒たちとナナコはそう言って笑っていた。
「おい、ナナコ次も考えてくれよ、こんな簡単に100万手に入るんだったらな、最高だよ」
 
しかし、ナナコは「私帰る」といって
店を出てしまった。マサルとケンジはナナコを追いかけたが、そこに現れたのは鬼塚で、生徒たちは鬼塚が連れてきた、鬼塚の仲間の暴走族たちに囲まれてしまった。
「お前ら、この方をどなただと思ってんだ!?」
威勢よく鬼塚の舎弟が言う。
「きたねえぞ!!鬼塚!」
「だから?弱みを握りゃな、大人はみんないいなりになると思いやがって、なめんじゃねえ!」と鬼塚は言い放った。
縮み上がるマサルとケンジだった。
 
内山田はヨシコという娘に邪険にされていた。妻からも馬鹿にされていた。
鳴っている電話に出たところ、それは鬼塚の騒動を知らせる電話だった。
 
「仲間の暴走族を連れてきて生徒を引きずり回す教師がどこにいるんだ?」
と内山田にこっぴどく叱られてしまう鬼塚。
理事長にかけあう内山田だが、理事長は、「仕方ないね、鬼塚くん。」
 
理事長の手に辞表を渡す。
「採用するときにすぐに辞表を出せるように条件出してたんですよ」
そこへやってきたのは、マサルとケンジ。職員室にやってくる。
「やめないでください、鬼塚先生。おれたち一生鬼塚先生についていきます」
鬼塚は生徒たちの肩を叩いて歩いた。
「来るのが遅えよ!あともう少し遅かったら俺本当にクビになってたぞ!もう少しうまく演技しろよ」
「はい」
「もう少しべんきょうしろ」
「はい」
 
そこへ冬月先生がやってきて、「あなたは最低です」と言われてしまった。
「おにっち」
鬼塚が自転車置き場に向かうと、やってきたのはナナコだった。
「なんだお前か、なんか用か?」
「褒めてあげようと思ったのに」
「褒める?」
「今までの先公はみんなカネ払うか、こっちの言いなりになったのに、おにっちは違ったから」
「何でお前みたいなションベンくさいガキ、相手にしなきゃいけないんだよ」
「今晩、帰ってこないんだ、うちの親」
鬼塚はナナコを自転車の後ろに乗せて、ナナコの家にやってきた。
豪邸だったので、鬼塚は感動する。
「パパは和食系のフランチャイズの元締め、ママは輸入雑貨のお店持ってるの。娘の顔も見れないくらい忙しいみたい」とナナコ。
夕食用に置いてあった寿司をナナコは捨ててしまい、鬼塚は驚く。
「俺の大トロが」
 
一方、冬月は合コンしていた。
冬月は本当はスチュワーデスになりたかったのだった。
その店で、鬼塚はナナコと食事しているところを見てしまう。
「お金なら大丈夫だよ」とナナコ。
それを見ても、関係ないと言い聞かせる冬月。
冬月はただならぬ様子に見て見ぬ振りができずにいた。
 
 
ナナコの闇
鬼塚が問題を起こさないかどうかを気にする内山田。
冬月は内山田に昨日の鬼塚のことを報告しようとしたが、職員室の電話が鳴る
 
それはナナコの母親からだった。
「昨日はどこに泊まったんだ」と内山田に別の部屋に呼ばれて聞かれるナナコ。
「俺の家です」と鬼塚が現れて言う。
それを聞いて仰天する中丸。
「私、あんな家帰らない。ずっと鬼塚先生のところにいる」
と、ナナコは言った。
 
鬼塚がアパートへ帰ると、ナナコがすき焼きを作って待っていた。
「パパの給料日がいつもすき焼きで」とナナコは説明した。
ナナコは家族について語り始めた。
「パパとママの部屋の間に壁があって、触るとヒンヤリ冷たいの」
 
そう言って泣くナナコ。戻りたいなあの頃にと言う。
ナナコは昔アパートに住んでいた頃の家族の方が好きだったのだ。
「帰れ!」と鬼塚。
「ここはおまえのいたアパートじゃないんだ!!」
「どうせ最初から期待してないから!」とナナコは叫んで帰っていく。
 
 
どこだ、ナナコ!?
「言っただろ、鬼塚なんてただの暴力教師だって」
ナナコはマサルとケンジにそう言われたが、ふらふらといなくなってしまう。
冬月はパチンコをうっていたが、ナナコがいなくなったので、探して欲しいと中丸に言われ、探すことになってしまった。
「学園ドラマじゃあるまいし、なんで探さなきゃなんないのよ!」
と冬月は怒るが、そこになんとナナコが現れた。
 
「先生も案外猫かぶってたんだね」
「違うのよ」と慌てる冬月。
「おにっちのことどう思う?やっぱそのへんの男と一緒かな?」
と冬月にこぼした。
 
ナナコは自分の家に帰ってきた。
「親に心配かけて」
父親と母親はくちぐちに文句を言う。
 
そこには探していた内山田と冬月もいた。
「娘がいなくても朝まで気づかな方くせに!!」
そこで父と母は喧嘩を始めてしまう。
内山田と冬月はたじろぐが、内山田は元はと言えば今回のことは鬼塚が悪いのだと説明した。内山田は謝り、「冬月先生も!」と促される。冬月は謝りたくなかったが、しかしふたりは謝罪をした。そこへやってきたのは、鬼塚だった。
大きなハンマーを持っていた。
「ナナコ!」
「何なんだ!きみは」と父親は叫ぶ。
「いち教師です」
2階の部屋からナナコが見ていた。
「先生!」
「おいどこだ?!ナナコ」
 
すると、鬼塚は部屋の壁をハンマーで壊し始めた。
マサルとケンジも慌てて駆けつけるが、ひたすらハンマーで壁を壊す鬼塚だった。
ナナコは涙を流してそれを見ていた。
「どうだ、ナナコ。こっから先はお前次第だ」
冬月もなぜかすっきりした顔をする。
 
翌日、鬼塚は理事長に辞表を提出した。
「鬼塚くん、あんた、後悔してんの?」
「いえ」
鬼塚が廊下を歩いていると冬月がやってくる。
「やめちゃうんですか?」
「俺の分も頑張ってください」と鬼塚は微笑む。
 
理事長に今度こそ鬼塚にはやめてもらうと直談判する内山田。そこに電話がかかってきた。
「水樹さん、昨日は失礼しました。ご安心ください。もうすぐ首にするつもりですから」
 
鬼塚は出席簿を見つめていた。
「おにっち」とナナコ。
「あれから大変だったんだよ。でもね、しばらくして、あの壁の穴通して目と目が会った時、二人がわらったの。照れくさそうに。久しぶりにあんな顔を見た。もう大丈夫だよ、私。私のこん中、スッて、なんかとれたみたい」
 
鬼塚を辞めさせたら問題にするとナナコの母が電話口で言っていた。
鬼塚の首はこうして免れた。
「冬月先生、今夜どうですか?」と鬼塚は冬月と廊下を歩きながら夕食に誘う。
冬月は少し考えてから「いいよ!私今日暇だし」と言う。鬼塚は喜んだが、廊下の壁にいかがわしい鬼塚の写真が貼られているのを発見して、冬月は「最低!」と言っていなくなってしまうのだった。
第1話の感想はここをクリック
鬼塚がナナコの家の壁を壊す名シーン。
 
心にジーンとしみました。本当にやったら問題になるかもしれませんが、すごかったです。何よりとにかく鬼塚先生かっこいい!

GTO(反町)の内容

公式サイト

元暴走族のリーダーで昔湘南に君臨した鬼塚英吉(25)は湘南の高校を中退後、大検を受け三流大学の優羅志亜(ユーラシア)大学に入学し、7年かけて卒業した。彼は高校教師になるのが夢。しかし実際は教育に情熱を持っているわけではなく、ただ単に教師になりたいというだけで、その理由も、女子高生とつき合うことができ、楽しく生きられるといったものであった。そんなある日、鬼塚が普段通りにアルバイトをしていると鬼塚の親友で警察官をしている冴島龍二が私立高校・武蔵野聖林学苑の教員募集のパンフレットを持ってきた。千載一遇のチャンスとなった鬼塚は応募し聖林学苑の面接に向かうが、面接官の内山田ひろし教頭と学年主任の中丸浩司からは邪険な扱いをされた挙句、退学させられた生徒に対する内山田の態度に腹を立て、回し蹴りを食らわす。
 
しかし、そんな無茶苦茶だが目先の理屈よりも「ものの道理」を通そうとする彼の行為に武蔵野聖林学苑の理事長・桜井あきらが目をつけ、ある事情を鬼塚に明かして採用する。その事情とは、武蔵野聖林学苑は伝統ある自由な学苑だと思われているが、内情は、イジメ・登校拒否・暴力などの問題だけでなく、生徒や先生たちにも問題があるなど様々な複雑な問題が山積みであることであった。それらの問題を桜井一人ではもう抱えきれなくなっていた。そこで、それらの問題を解決できる教師は鬼塚しかいないと思い、彼を非常勤として採用したのだ。
 
桜井は、この無茶苦茶な鬼塚が様々な問題に真っ向からぶつかり、豪快な力技で解決してくれることに一縷の望みを託したのであった。
 
<出典>フジテレビ公式

<出演者>

反町隆史、松嶋菜々子、希良梨、池内博之、中尾彬、白川由美 ほか

<各話の視聴率>

GREAT 1 いち教師です 26.6%
GREAT 2 変態教師とマドンナ教師 25.5%
GREAT 3 問題教師です 27.5%
GREAT 4 アイドルで金もうけ 24.5%
GREAT 5 ストーカー教師です 25.4%
GREAT 6 生徒の母親に手を出す危ない教師 26.3%
GREAT 7 援助交際する教師 26.3%
GREAT 8 二学期の始業式にクビになる教師 29.9%
GREAT 9 生徒を無理やり退学させる教師 29.6%
GREAT 10 冬月の部屋に泊まり興奮する教師 30.3%
GREAT 11 美人看護婦にしかられる暴力教師 32.4%
FINAL GREAT グレートなティーチャーです 35.7%

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GTO(反町)の感想

30代女性

原作に忠実に再現したグレイトティーチャー鬼塚、GTOは、反町隆史さんそのものでした。ティーチャーらしからぬ行動は、学園内にて浮いたようにも見えましたが、理屈はきちんと通っている所が大好きです。全ては生徒の為なのです。相手が校長先生だろうが、議員さんだろうが、社長さんだろうが、自分の守るべき生徒がピンチに曝されたとあれば、どんな戦いでも挑んで守り抜く姿に毎回感動しました。口ばかりの大人を、どうして生徒が信じられますでしょうか。この先生のように、行動で示す愛のムチは、今の時代には見られません。多少、危険で破天荒なやり方でも、自分の立場など忘れてまっしぐらに突き進む反町隆史さんが、格好良かったです。また生徒たちも、先生なんてみんな同じだと蹴散らして罠に嵌めてみたものの、今度の鬼塚先生はただ者ではないと感じ、その一つ一つの事件を解決することにより、生徒一人ずつ心と心を繋ぎ、絆が出来上がって行きました。信頼性を得るには、やはり行動で示さなければならないと実感したドラマでした。生徒と言えども一人の人間です。自己主張をして、個々の成長と、団結力を伸ばす高校生という青春期。こんな先生が居てくれたら、誰もが楽しいと思える学校生活を送れるだろうと思わせてくれました。

50代女性

興味が無くてリアルタイムでは視聴はしなかったんですが、評判が良かったので興味を持ち再放送で全話視聴しました。覚えているのは小栗旬さんのいじめられっ子の回です。それまで小栗旬さんはアイドル雑誌に「新人タレント募集」の広告に載っているのを見ただけでした。あのタレント募集の広告に載ってる子が大きな役をやっていると思いました。制服を脱いで白いブリーフ一枚になって痣だらけの体を全生徒に見せるシーンは圧巻でした。『3年B組金八先生』の浅井雪乃の出産シーンの如くでした。このドラマから小栗旬さんはドラマの役が付く様になって『Summer Snow』に繋がって今がある訳です。驚いたのはグレートティチャー鬼塚先生役の反町隆史さんの演技が恐ろしいほど下手なことです。反町さんの演技が普通に思えた後に、『GTO』の再放送を見たので、もう唖然でした。今は『相棒』で水谷豊さんの相手役をしているのてすから伸び代があっての抜擢だったのでしょうか。キャスティングを決めた方は凄いですね。生徒役には窪塚洋介さん、池内博之さん、山崎裕太さんなどでジャニーズ事務所のタレントはいなかったように記憶しています。故白川由美さんがお上品で強かに理事長を演じていました。垢抜けてない昭和の名残さえ感じるドラマでした。

20代男性

ドラマGTOは真っ直ぐ生きる事の大切さを学ぶ事ができるドラマです。このドラマに出てくる主人公鬼塚は態度が高く問題のある生徒達に堂々と立ち向かっていく姿がとてもカッコ良いと思います。どんな悪い相手にも正々堂々真剣に向き合っていくので尊敬出来ます。高校教師になる為の努力や教師になってからのポリシーなど普通ではありえないようなキャラクターが見られて楽しいです。戦いのシーンもあってドキドキしながらストーリーを見ることが出来ます。また小栗旬など今大活躍の俳優や女優が生徒役として出ているので若い時の姿で見る事が出来て今見返すと不思議な気持ちにもなれます。担任鬼塚の教師としての目線、やんちゃに生きてきたからこそ悪い事をしている生徒目線で心に刺さる言葉が沢山聞けます。不器用ながら、生徒思いな姿が素敵です。このドラマでは鬼塚の指導する姿に憧れる他の教師が増えてきたり、生徒達が鬼塚にだんだんと心を開いていくので感動的です。真剣に物事に向き合っていればいつか必ず上手くいくというメッセージを感じる事も出来ます。これから先生になりたい人は勿論、真っ直ぐ自分を曲げずに生きていきたい人は見るべき作品だと感じました。

30代男性

ドラマGTOを見るとかつての自由でおおらかだった日本の姿を思い出します。もし今の時代にあんなドラマを放送しようものなら、きっとBPOを初め世の中の保護者たちが黙っていないでしょう。まさにドラマと同様にPTAや教頭先生をはじめとした先生方が大騒ぎする事態になるのではないでしょうか?「学校教育はこんなものじゃない!」とか「校内暴力を助長している」など。そもそも「暴走族が先生をやっているなんてあり得ない!」とか「ノーヘルでバイク乗るのをテレビで放送するな!」なんてクレームも殺到することでしょう。あれから20年以上たち、日本人のモラルはかなり良くなったと思います。でもその代わりに、とても生きにくい世の中になってしまったことも感じています。確かに当時からあんな破天荒なティーチャーはいませんでしたが(たとえ私立高校だったとしても)「でも、こんな先生本当にいたら面白いよね!」「生徒たちも生き生きと学校生活できるよね!」という、そんな空気がありました。きっともうGTOが歓迎される世の中になることはないでしょう。このドラマを見るにつけ、「日本の進む方向はこれでいいのかな?」と感じます。コンプライアンス遵守とか、SNSをはじめとして国民一億人総監視社会が我々が望んだ幸せな世界なのか?そんな一石を投じてくれるドラマと感じています。

50代男性

この学校に必要なものは何かを考えた時、理事長は鬼塚英吉を指名しました。型破りの先生は、生徒に向き合うことで信頼を勝ち取っています。生徒達はそれぞれ悩みを抱えていますが、相談できる相手がいない、言ったところで解決しないと思っているので諦めています。鬼塚先生が担任になり生徒達は学校に行くことが楽しみになったと思います。家庭の悩み、イジメの対象者、アイドルになる夢などありましたが、冬月先生にストーカーをする同じ学校の教師にも問題がありました。先生が引きこもったりするので、悩みがあるのは生徒ばかりではありませんでした。できなかったらできないまま放置してしまう人間は社会に出ても同じことをしてしまいます。学校生活はわずかなのですが、ここで培ってきたものは将来役に立ちます。鬼塚先生は元暴走族という肩書きがあり湘南では無敵な男でした。その人が教師になるので周りは認めなかったはずです。しかしながら、人をまとめる力や魅力は、その時に仕上がった感じがします。仲が悪かった教頭先生も、いつの間にか鬼塚先生を認める姿勢を見せています。理事長の狙いは間違ってはいなかったと思います。体を張って生徒を守ることができる貴重な存在です。

30代男性

この作品は、暴走族あがりの主人公鬼塚英吉が主人公の学園ドラマでした。主演を務めたのは、反町隆史さんだったのですが、当時では考えられないやり方で生徒の問題解決を
解決していきます。家に居づらいという女の子の悩みを聞き、「家の壁が両親の関係を閉ざしているのかもしれない」と聞くと、その子の自宅までハンマーをもって押しかけ、家の壁を壊して大問題になりそうになったり、援助交際をしてしまって、学校の退学にさせられそうな生徒に関しては、その子の話をしっかり聞いてあげて、一時でも嫌なことを忘れさせようと、ゲームセンターに連れていったり、ひまわり畑に連れていったりと、本当に親身になって考えてあげる素晴らしい先生だなと思いました。多少過激な演出がありましたが、金八先生などの王道の学園ドラマとはまた違った良さがあるドラマでした。「こんな自分の味方になってくれる先生が一人でもいてくれたら、もっと学校が楽しかったかもしれないな」と思わせてくれるドラマでした。2000年代に、EXILEのAKIRAさんが主演でリメイクされましたが、1998年のGTOを見て頂けると、反町さんとAKIRAさんとの演じ方の違いが比較できて、さらに楽しめるのではないかなと思います。

20代男性

29歳男です。実際にドラマを見たのは、中学生の頃にテレビで再放送を見たのと、最近Youtubeで上がっているものを見たのと、2回です。なんと言っても、一番の見どころ/印象に残るのは、主演:反町隆史のかっこよさと、松嶋菜々子の麗しさ/チャームさです。実際にドラマが撮影された当時、彼らは今の私と同じくらいか、1、2歳年下かと思いますが、そうとは思えないほど、洗練された人柄というものが、彼らの演技から見えてきました。生徒役の窪塚陽介、小栗旬、池内博之の、初々しくも才能を感じさせる演技も魅力で印象に残ります。
私は現在、タイに住んでいるのですが、実は知り合いのタイ人にGTOのファンがいるのです。彼は、最初マンガ版を読み、GTOの存在を知ったとのことなのですが、鬼塚の、破天荒ながらも筋を通す、そして周囲の皆に好かれるというキャラクターに惚れたとのことです。こういった人柄が人に好かれ慕われるのは、日本以外でも万国共通なのだなあと感じ、またこういった作品が日本だけでなく世界においても評価されるということに、嬉しみを感じました。(彼には、日本の高校教師であんな人は滅多にいない、ということは、伝えておきましたが)

40代女性

湘南純愛組が大好きで続編となる同作も読んでいました。英吉といえば童貞なので、反町隆史には合ってないって思ったんだけどなぁ。主題歌の『ポイズン』が全部持っていっちゃった感(笑)原作とはかなりかけ離れた設定になってしまっていて、まさか龍二と冴島が『合体』させられてしまっていてすごいショックだった。GTOは英吉が主人公だからと言ってもコレはない!冴島は冴島だし、龍二は龍二だろ、と!でも、完全に原作と切り離した見方をすればいいだけで、原作をちょっと頭の隅に置いておけばそれはそれで楽しめました。いかんせん原作とキャラ設定が違う人ばかりだったので。マンガでは弱弱しい内山田が、存在感と迫力ある中尾彬さんという配役も「はっ?」って感じで意外でしたが、嫁と娘にけむたがられているのは原作と同じで、リバーサイドでランチをしているシーンはホントに笑える。窪塚洋介の菊池って美形過ぎて不気味さないしどうなんだろうって思っていたけど、ちゃんと頭の中のサイコ感が出ていたのは良かったですね。でもトロ子との恋愛は入れないでほしかった。最高に気持ち悪かったのが冬月ちゃんにストーカー化していた同僚の勅使河原。この話は原作と変わらないけど、映像化されたことにより余計にキモさが倍増されていました!てかこんなことやらかして何でクビにならなかったのか不思議。白川由美さんの校長先生もすっごい穏やかで、購買のおばちゃんに扮していてもまったく違和感がなくて、いちばんピッタリな配役だったと思います。

30代女性

あんな先生いたら、毎日学校に…行きた…くないです。と最初は思いました。実際には破天荒みたいな先生は、居ませんでした。ちょっぴり似てた?と感じる先生は居ました。ヤンキーみたいな先生は、居なかったので、ちょっと興味が有りました。鬼塚先生は、教師…言うより、生徒!って感じがしました。生徒想いの最高な鬼塚先生です。でも何で教師を目指したのか、自分の中では未だに、不思議と不明です。目指すきっかけがあったんですね。昔の鬼塚先生バージョンを今の時代に合わせて、ドラマが観たい!っと思える作品です。自分がハマるとは全く思ってもいませんでした。当時、めっちゃくちゃ、GTOが流行っていましたので、担任の先生の名前をよく文字って呼んでいました。毎日ハラハラドキドキ!しながら、観ていました。また、GTO(前)と現在のGTOを是非とも、観たいです。そんな自分の願いが叶え!って少し思います。現代版、GTO鬼塚先生バージョン…居るのかな?みたいに思います。不思議と毎週必ず、観ていた不思議なドラマでした。いつも嫌!な気持ちにならず、最後の最後まで、最高に楽しめてそして、感動する作品でした。こんなにも、幸せ沢山&キセキ&奇跡なドラマに出逢えて良かったです。

20代女性

鬼塚英吉に出会いたかった人生だった、ドラマを見た感想。私が小学生か中学生の時、私の地域では夕方16時から18時までドラマの再放送がテレビで必ず流れていた。学校から帰ってきて、おやつを食べながら晩ごはんを待つ間、必ず毎日ドラマを見るのが私の楽しみだった。そんな中でも印象に残っていたのがGTO。衝撃でした。初めて見たとき、こんな学校あるの?こんな先生いるの?こんな世界あるの?と驚いた。と同時になんだか憧れの気持ちを抱いたことを覚えている。あの学校に通っている生徒たちは悩み、葛藤を持つ、大人になりたい大人になりきれない子どもたち。いじめ問題、受験問題、女子のもめ事…誰しもが経験したり聞いたことのあること。先生たちもこんな先生、いるいる、といった人ばかり。職員室ではこんな会話してるのかな?と思いながら見てた。様々な問題を抱えた学校をちょっと乱暴で、だけど人の気持ちに熱く向き合うそんな鬼塚英吉が改革を起こしていく、人を動かしていく様は見ていてすごく気持ちが良かった。だってやっちゃいけないことをみんなの代わりにやってくれちゃうんだもん。壁壊しちゃうんだもん。屋上から飛び降りちゃうんだもん。こんな人いたら私も、同級生も、学校に対するイメージや気持ちが変わっていたのでは、と思った。絶対たのしい。毎日鬼塚先生から影響を受けたくて学校に行く。破天荒で思いつきの行動に振り回されるかもしれないけれど後々に得るものは大きい、はず。鬼塚英吉先生の言葉、行動は間違いなく子どもや大人、私の心を動かしていた。一家に一台ならぬ、学校に一人鬼塚英吉。そんな教師、今の時代こそ必要じゃないかな。